先月、通算3回目となるディズニー最大のファンイベント「D23 Expo Japan 2018」が開催され、新情報や限定グッズなど多くのサプライズとともに大盛況に終わった。日本のファンにも「特別なものを提供したい」と語るのは、D23:公式ディズニー・ファン・クラブおよびウォルト・ディズニー・アーカイブスを統括するバイス・プレジデントのマイケル・ヴァーゴ氏。「D23 Expo Japan 2018」を開催した意義、今後の展開についても聞いてみた。
――今回の「D23 Expo Japan 2018」を日本で開催した目的についてまず教えてください。
日本のファンは、本当にディズニーに対して情熱を持って愛してくれていますよね。だから、ディズニーもそれに対して愛を返したいというか、そういう気持ちを込めて「D23 Expo Japan」を日本で行っています。それが今回3回目となりました。
――昨年、アナハイムで開催した「D23 Expo 2017」におじゃましましたが、本国とのカルチャーの違いもあって、日本の独自性も出ていますよね。
日本のファンはディズニーに対して非常に情熱を持っていて、とてもフレンドリーで愛を感じる。だから、日本のファン向けの「D23 Expo」をするためにカスタマイズを実際にしていて、日本のファンの方々が観たいモノを我々は提供するようにしています。東京ディズニーリゾートの35周年を記念したり、アラン・メンケンのコンサートを行ったり、「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展~ミッキーマウスから続く、未来への物語~」を行って通常観られない展示物やグッズを持ってきて展示したりしました。
――アラン・メンケンの「コンパス・オブ・ユア・ハート」は、最高のサプライズでした! あれは誰のアイデアだったのですか?
(笑)。わたしたちが「D23 Expo」で伝えたいことは、ファンにスペシャルなサプライズを提供したい、ということです。我々にしかできないユニークなサプライズを提供したいと思って、考案しました。
――ところで、東京ディズニーシーには行かれましたか? 今日などは17時まで入園制限で、冬期ではめずらしいほどの活気に満ちています。
ポップコーンが美味しかったです! トマトとハーブ、カレーが好きでね(笑)。実は日本が初めてでね。初めての来日で東京ディズニーシーに行ったので、本当に圧倒されました。7つのエリアにちゃんとしたテーマがあって、アトラクションにも感銘を受けた。本当に素晴らしい。「ファンタズミック!」も素晴らしかった。
――2019年の「D23 Expo」は、「スター・ウォーズ」ランドのオープンがメインのイベントでしょうか?
「スター・ウォーズ」がテーマの「Star Wars Galaxy’s Edge」のモデル自体は、2017年のエキスポでファンの方にお見せしていて、アナハイムとフロリダに建設中ですが、その時のプレゼンテーションで、すでに詳細をお話しています。2019年は「Star Wars Galaxy’s Edge」のオープンになるので、そのことで何かあるかもしれないですよ(笑)。
――今日はありがとうございました。最後に今後の目標などを教えてください。
先ほどお伝えしたように日本でも行っている「D23 Expo」も含めて、感謝を表現するキャンペーンなどを通じてディズニーのファンに還元することが目標ですね。世界中のファンが情熱を持って接してくれるので、普通のファンが観られないようなものをお見せするとか、メンバーに対して、そういうスペシャルなことをしたい。特別なものを提供したいです。(取材・文:鴇田崇)
■「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展~ミッキーマウスから続く、未来への物語~」情報
ウォルト・ディズニー・アーカイブスの空間を体験できる日本初の展覧会
映画で使用された衣裳や日本初公開を含む貴重な資料を展示! 限定グッズも多数販売
【大阪会場 開催概要】
会期:2018年4月11日(水)~5月14日(月) 34日間会期中無休
入場時間:午前10時~午後7時30分(午後8時閉場) ※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)
会場:大丸梅田店15階 大丸ミュージアム<梅田>
主催:ウォルト・ディズニー・アーカイブス展 大阪会場実行委員会
協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン
入場料:一般1,500円(1,300円)、高大生1,200円(1,000円)、中学生から3歳まで800円(700円)、2歳以下無料 すべて税込
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