【映画化決定!】大森南朋×AKIRAのW主演でおくる映画『この道』あらすじ・キャスト情報

2018.03.13
映画

FILMAGA編集部

フィルマーくま

主演・大森南朋×AKIRA、監督・佐々部清でおくる童謡誕生の秘話、映画『この道』が、日本の童謡誕生100周年を迎える2018年秋に公開となる。

この道

映画『この道』は、波乱万丈な稀代の詩人<北原白秋>と、新進気鋭の音楽家<山田耕作>が出会い、いまなお歌い継がれる“日本の”童謡を次々と世に生み出していった人生を描いた物語。

2月末にクランクアップを迎えた本作は、北原白秋・山田耕筰がこよなく愛した箱根の老舗「富士屋ホテル」にて撮影された。富士屋ホテルで日本映画が撮影されたのは本作『この道』が史上初とのこと。

映画『この道』あらすじ

九州柳川から文学を志し上京した北原白秋(大森南朋)。隣家の美人妻・俊子(松本若菜)に気もそぞろ。逢瀬を俊子の夫に見つかり姦通罪で入獄。白秋の才能を眠らすまいと与謝野夫妻が奔走し釈放されるが、恩も顧みずのうのうと俊子と結婚。その刹那、俊子は家出、入水自殺を図るが蟹に足を噛まれ断念。そんなおバカな白秋と洋行帰りの音楽家・山田耕作(AKIRA)に鈴木三重吉(柳沢慎吾)は童謡創作の白羽の矢を立てる。才能がぶつかり反目する二人だが、関東大震災の惨状を前に打ちひしがれた子供たちを元気づけるため、手を取り合い数々の童謡を世に出す。しかし、戦争の暗雲が垂れ込める中、子供たちを戦場に送り出す軍歌を創るよう命ぜられた二人は苦悩の淵にーー。

映画『この道』キャスト

北原白秋/大森南朋
詩人。郷愁を誘う作風とは裏腹に波乱万丈な人生。慕ってくる後輩詩人と酒浸りの日々。53歳にして糖尿病を患い失明する。

この道_大森南朋

大森南朋コメント
北原白秋という人物について、イメージではすごく真面目で難しい人なのかなと思っていたのですが、こんなに波乱万丈の人生で人間味あふれた素敵な人物だったということを今回初めて知りました。脚本の中でどれだけ自由に北原白秋という人間に近づけるかを考えながら演じました。その中で少しずつ積み重なって北原白秋になっていると思いますので、映画の完成を楽しみしています。故郷への想いという情景を見たくてクランクインする前に白秋の生まれ故郷・柳川まで行かせてもらったりもしたので、今回題材となっている「この道」の世界が好きです。富士屋ホテルでの撮影も邦画で初と聞いておりますので、非常にありがたい限りです。とにかく現場が楽しくて、素晴らしい作品になると思っております。是非楽しみにして下さい。

山田耕筰/AKIRA
音楽家。ドイツ留学を経て日本初のオーケストラを結成、交響楽も作曲。自らもオペラ歌手。白秋の早逝後は作曲をしていない。

この道_AKIRA

AKIRAコメント
山田耕筰という日本を代表する音楽家・作曲家に挑戦させていただいて、本当に恐縮することばかりでしたが、今回改めて日本の音楽の素晴らしさに触れることが出来ました。北原白秋との熱くも可笑しい素敵な青春を過ごしてきたのが台本を読んで知ることが出来ました。本作で私は36歳、52歳、66歳の山田耕筰を演じさせてもらったのですが、時代が違う中で同じ役を演じるというのはとても大変でしたし、音楽家・作曲家ということで今回指揮・バイオリン・ピアノを習得して劇中で披露していますのでそういった意味でも、ものすごくやりがいのある作品でした。映画『この道』は偉人伝というよりも、日本の音楽を支えてきたたくさんの方々の青春映画だと思います。とても素敵な作品となると思うので、公開まで応援してください。

菊子/貫地谷しほり
一男一女を儲け、白秋が初めて家庭を築いた3番目の妻。激動の時代に翻弄されながらも苦楽を共にし、白秋の最期を看取る。

この道_貫地谷しほり

貫地谷しほりコメント
菊子は白秋の3番目の妻で、その才能に惚れて白秋にはすごく自由に生きて欲しいと願う一方、白秋との子供のことが気がかりでたくましく生きた人だと思います。今まで大森さんとは何度か共演をさせていただいたのですが、ちゃんとお芝居をするのは今回が初めてで、大森さん演じる白秋がすごく可愛らしくて母性本能をくすぐられました。白秋に惚れた女達の気持ちがよくわかります。

松下俊子/松本若菜
白秋の隣家に住む乳呑児を抱えた自由奔放な洋風美人妻。のちに白秋の最初の妻となる。白秋の生き様に大きな影響を与えた。

この道_松本若菜

松本若菜コメント
松本俊子は、北原白秋の最初の妻です。不倫で白秋と恋に落ちて結婚した色々な意味で強い女性です。今回は大森さんと2人のシーンが多かったのですが、大森さんが積極的に撮影前から話してくれましたので、スムーズに気持ちが入りました。佐々部監督が最初の衣装合わせの時に「白秋と俊子は先を生きて行って欲しい」ということを仰っていて、明治時代、大正時代を生きた白秋なので、先を生きるってどういう意味だろうと自分なりに考えまして、その時代感を出さないようにしようと思いながら演じました。

鈴木三重吉/柳沢慎吾
文学者。雑誌「赤い鳥」の創刊者。白秋と耕筰に「童謡」創作を依頼する。時代の寵児である白秋と耕筰を引き合わせた人物。

この道_柳沢慎吾

柳沢慎吾コメント
鈴木三重吉は、いち早く北原白秋と山田耕筰の才能に気づき、子供達のために「童謡」の作詞・作曲をしてくれないかと白羽の矢を立てる、いわばプロデューサー的な存在です。白秋と耕筰の2人を結びつけるという意味では重要な人物です。この撮影に入る前ですが監督と打ち合わせをした時に、「僕はカメラの横で『よーい、スタート!』と言って役者さんの芝居を見るんですよ。」と言ってくださって、カメラの横で芝居を見てくれる監督なんて今はもうほとんどいないと思うんです。だからこの言葉は本当に嬉しかったです。

与謝野晶子/羽田美智子
歌人。北原白秋の東京での姉的存在。自由奔放な白秋のことが気が気でなく溺愛してしまう。夫・鉄幹から嫉妬を買う。

この道_羽田美智子

羽田美智子コメント
与謝野晶子は「みだれ髪」を書いて一世を風靡した破天荒かつ前衛的な女性ですが、その女性が弟のように可愛がっていたのが北原白秋であって、こんなに無邪気で可愛い、放っておけない男性だったと初めて知りました。母校の校歌が北原白秋と山田耕筰の作詞作曲だという友達が何人かいるのですが、いまだに校歌を覚えていて歌えるということはやっぱりこの2人が偉大な作曲家であり、作詞家だったんだと感じました。大森さんとは10年ぶりの共演です。松重さんとは20年ぶりというすごく長い時間を経てまたご一緒させていただき、自然に夫婦のような空気を作ることができました。この富士屋ホテルでの撮影は本作にとってはこの上ない舞台だったと思います。とてもいい映画になると期待をいっぱい持っています。

与謝野鉄幹/松重豊
歌人。北原白秋が師匠と仰ぐ存在、東京での親代わりでもある。リズムを持ち韻を踏む白秋の詩に破天荒な才能を見いだす。

この道_松重豊

松重豊コメント
与謝野鉄幹と晶子は日本一有名な夫婦だと思います。晶子を演じた羽田さんとは夫婦漫才のような呼吸でやることに命を懸けておりました。撮影は2月に京都でも行ったのですが、時代物をやるというのは腰が引けるんですよ。案の定、日本家屋での撮影で寒さとの闘いでした。あとは鈴木三重吉演じる柳沢慎吾さんの口撃をどう避けるか(笑)。今日の撮影シーンで、多少長い台詞があったんですけど、羽田さんに防波堤になっていただいて何とかその口撃を避けることができました(笑)。

映画『この道』監督・スタッフ

監督は、2002年にデビュー作『陽はまた昇る』で日本アカデミー賞優秀作品賞を受賞し、2004年に公開された『半落ち』で、日本アカデミー賞最優秀作品賞・優秀作品賞を受賞した佐々部清。2017年には、度重なるガン手術を経験しながら若年性アルツハイマーを患った妻を支える夫婦の純愛と家族の愛情を描いた『八重子のハミング』が高く評価されるなど、日本を代表する映画監督。
脚本は、2013年公開の『かぐや姫の物語』や2014年に放送されたNHK連続テレビ小説「マッサン」、2017年公開の『メアリと魔女の花』の脚本を手掛けるなど、数々の名作を世に生み出してきた坂口理子

映画『この道』作品情報

2018年秋、全国ロードショー
配給:HIGH BROW CINEMA
公式サイト:TBA

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