【女優・創作あーちすと のん】陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に家族の絆を描く感動の物語『リメンバー・ミー』

2018.03.23
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女優・創作あーちすと のんさん
のん/1993年兵庫県生まれ。アニメ映画『この世界の片隅に』で主人公すずの声を担当。同作は第40回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞など多数の賞を受賞。ムック「創作あーちすとNON」発売中。

観終えた後、家族に「元気だよ」って連絡しました

死者の国が美しくて楽しくて大好き!

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主人公ミゲルが迷い込む死者の国がカラフルですごくきれいでした。昔メキシコを旅したことがあるのですが、その時見た街並みがそのまま映像の中にあったのですごくうれしくなり、もう一度メキシコへ行きたくなりました。
この映画のモチーフはメキシコの祭礼「死者の日」。祭壇には先祖の写真と生前好きだったものを供え、お墓にも飾りつけをし、町では花火が打ち上げられたり、人々が歌を歌ったりと、とにかく明るく陽気なのが良いなと思いました。こんなお祭り騒ぎで楽しく先祖とつながろうとするメキシコってステキですよね。私、この世界観が大好きです。

家族は大切な存在だと強く思える映画

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ミゲルは音楽をやりたいという気持ちを止められず、家族から反対されても夢に向かって突き進んでいきます。私もやりたいことに対して一途なところがあるので、とても共感し、そんなミゲルを応援したくなりました。
家族って無条件で自分を肯定してくれる存在。だから、自分の生き方を否定されるようなことを言われるとミゲルのように反発してしまう。でも、どんなことがあっても「家族は大切」という気持ちは絶対になくならない。ミゲルを見ていてそう気づきました。この映画はそんな風に家族について考えさせてくれるし、会いたいという気持ちにさせてくれます。私は鑑賞後ふと両親の顔が浮かんで、家族に「元気だよ」とメッセージを送りました。

主題歌に込められた真意が心に刺さる

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主題歌「リメンバー・ミー」も素晴らしい楽曲で心に残ります。物語の最初の方で伝説のミュージシャンが歌っている時と、終盤に歌われているシーンとでは全く心への響き方が違います。映画を観ることで、初めてこの歌に込められた本当の意味が理解できるようになっているんです。曲自体も温かく聴いていて幸せになれるのですが、映画を観るとより深く味わうことができます。メキシカンな雰囲気の曲調にもグッときて、すごくギターが弾きたくなりました。
悲しく切ないシーンもあって泣けたりするけれど、最後は必ず明るい気持ちにしてくれる。だからどの世代にも楽しめると思うのですが、私は特に大人の方々にお勧めしたいです。自分の大事な人のことをずっと忘れずにいれば、その人は心に存在し続けるとこの映画が言ってくれるので、すごく元気づけられると思います。(談)

◆映画『リメンバー・ミー』information

映画タイトル

STORY:家族に音楽を禁じられながらも、ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。ある日、彼はガイコツたちが楽しく暮らす、カラフルで美しい死者の国に迷い込んでしまう。日の出までに帰らないとミゲルの体は消えて、永遠に家族と別れることに……。唯一の頼りは、陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。だが、彼にも「生きている家族に忘れられると、死者の国からも存在が消える」という運命が……。絶体絶命の二人と家族をつなぐ重要な鍵―それは、ミゲルが大好きな名曲「リメンバー・ミー」に隠されていた。

上映時間:105分
大ヒット上映中!
同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出
監督:リー・アンクリッチ(『トイ・ストーリー3』) 共同監督:エイドリアン・モリーナ
製作総指揮:ジョン・ラセター
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:disney.jp/remember-me
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※本記事は2018年3月23日の朝日新聞東京本社版夕刊の特集を転載しています。

『リメンバー・ミー』特集

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