【沖縄国際映画祭】TCP受賞作『ルームロンダリング』片桐監督「こんな素敵な二人に演じていただけるとは」

Filmarks公式

フィルマーくま

会期中の「第10回 島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」にて4月20日(金)、映画『ルームロンダリング』のワールドプレミアが開催され、舞台挨拶に主演の池田エライザ健太郎片桐健滋監督が登壇した。

ルームロンダリング

本作は2015年「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM」にて準ブランプリにあたるFilmarks賞を受賞した片桐健滋の初長編監督作品。制作に至った経緯について片桐監督は、「居酒屋で(共同で脚本を手がけた)梅本竜矢と話しているときにぽっと生まれたのですが、こんな素敵な二人に演じていただけるとは思ってもみなかった」と感無量の様子。「御子がこんなに綺麗になるとは……」と池田をまじまじと見ながらつぶやいた。

ルームロンダリング

主人公・八雲御子を演じた池田は、「キャラの濃い共演者に影響されながら、素直に御子を演じられたらといいなと思いながら撮影に望んでいました」と挨拶。

ルームロンダリング

続いて、御子の住む部屋の隣人・虹川亜樹人役の健太郎が一礼すると、観客から黄色い声援が。心に後悔を秘める亜樹人と自分の似ているところは?との質問に「陰と陽で言うと、亜樹人は陰で僕はどちらかというと陽なので、似ているところはないですね(笑)」と回答。「でも、彼の正義感には共感ができる……って僕が正義感のある男というわけじゃないですけど(笑)」。

ワケあり物件に住むことによって、物件を浄化させるという“ルームロンダリング”がテーマとなっている本作。実際にワケあり物件に住むことはできる?という質問が出ると、「僕は無理! 怖いというか……怖いですね」と即答する健太郎。

ルームロンダリング

一方の池田は「御子のように見えたら……イケるんじゃないかな」と驚きの回答。ところが「でも、私も御子のように人とのコミュニケーションが得意なわけではないので、おばけがうわっと寄ってきても『ほっといて』ってなっちゃうかも。ルームシェアってことじゃないですか。無理かな」と予想外の答えを出した。

ルームロンダリング

5歳で父親と死別し、その翌年には母親が失踪してしまった八雲御子(池田エライザ)。その後は祖母に引き取られたが、18歳になると祖母も亡くなり天涯孤独に。
度重なる不幸で自分の殻に閉じこもってしまった御子のところへ、母親の弟である雷土悟郎(オダギリジョー)が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれることに。しかし、そのアルバイトとは、ワケあり物件に自分が住むことによって、物件を浄化するという“ルームロンダリング”だった。
ルームロンダリングを始めて以来、幽霊が見えるようになった御子は、部屋に居座る“この世に未練たらたらな”幽霊たちのお悩み解決に奔走させられ…!?

映画『ルームロンダリング』は、2018年7月7日より新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー。

第10回 島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」は4月19日(木)〜22日(日)、沖縄各地で開催。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS
  • たなーな
    4.0
    いい映画!好み! マネーロンダリングとかけてルームロンダリングとは上手いこと言ってる! みこちゃんを取り巻くとおじさんや家族のの話、幽霊たち、いい! 深夜枠のゆるいドラマで観たいな。 ・泣くな、笑え! ・みこちゃん人使い荒いんだから〜 ・キミヒコの「ヘバ!GOODBYE」がいい曲だと思っていたら浜崎さんが作ってる〜
  • すす
    3.3
    オダギリジョーの顔面とエライザの乳目当てで見ましたが、オダギリジョーの顔面とエライザの乳がすごかったです。 あえて真面目な感想を言うのであれば、設定は魅力的だけどテンション的にも掘り下げ的にも中途半端なお陰でもったいないことになってるなという印象です。
  • FumiyaIwashina
    3.5
    事故物件に一定期間住み、借り主への告知義務をなくすルームロンダリング。幼い頃に祖母に預けられ、その祖母も亡くした御子はおじの悟郎に引き取られ、この仕事を始める。幽霊が見えるようになった御子は他の人間との関わりを相変わらず苦手としているが、次第に気持ちも変化していく。 ホラーとかのイメージが強い幽霊を題材にして、ここまで温かい物語になるというギャップがとても良い。自分は幽霊が元々恐ろしいものというより故人を偲ぶ気持ちから生まれたものだと考えていたので、この切り口は好みだった。 映画のなかではテープをレコード会社に送る決心がつく前に自殺したパンクおじさんや、ストーカーに刺殺されたコスプレ女子などが幽霊として登場するが、彼ら自身の口から死んだことへの後悔や生きることへの未練を語らせることで、命の大切さを伝えるのも見事。 途中安っぽいシーンもあるけれど、ほっこりしてしまう内容とエライザのかわいさで十分満足できる作品。
  • tamaki
    4.2
    ファンタジーかホラーか?エライザって本当はこんな人かもってくらい暗い役が合ってた。メイクも素っぴん?って思うくらいナチュラルだから美人が引き立つ。健太郎のヤバい人そうなヘタレ役もいい。地味に私好みの映画。ドラマでいいからシリーズ続けて欲しい。
  • SadaoMio
    3.8
    発想が面白い。現実に東京ならそこかしこにある「事故物件」。そりゃこんな商売もあるわなあ、と思わせる設定な訳です。 そんな設定と、演者の自然な演技で、気がつけば日常の中のファンタジーの世界に、観る側を連れてってくれます。 そう、これは都会のファンタジーとして楽しめる愛すべき小品でした。
「ルームロンダリング」
のレビュー(4070件)