<全国23館11/25より限定上映決定>劇場公開10周年記念企画『桐島、部活やめるってよ』

Filmarksの上映プロジェクト

Filmarksリバイバル上映

Filmarks(フィルマークス)主催の上映プロジェクト・プレチケにて、『桐島、部活やめるってよ』の公開10周年を記念した全国上映が決定!

公開10周年『桐島、部活やめるってよ』特別企画
あの“金曜日”の放課後は<11月25日>

本作は、時間軸と視点を変えて「金曜日」の放課後を何度も繰り返して進むストーリーが特徴で、劇中で映し出される教室の黒板に書かれた日付から、その金曜日が11月25日であることが分かります。

さらに劇場公開から10周年を迎えた本年2022年の11月25日がちょうど「金曜日」であることから、今回の記念上映が企画されました。

上映情報詳細

公開日:2022年11月25日(金)より公開
チケット販売:各劇場サイトにて順次販売
料金:1600円均一(各種サービスデーや他の割引サービスはご利用いただけません)
公開劇場:全国23館

北海道

札幌シネマフロンティア

宮城

MOVIX仙台

東京

新宿ピカデリー
MOVIX亀有
池袋HUMAXシネマズ
109シネマズ二子玉川
109シネマズグランベリーパーク
ヒューマントラストシネマ渋谷

神奈川

109シネマズ川崎
109シネマズ港北
ムービル

千葉

ユナイテッド・シネマ幕張
MOVIX柏の葉

埼玉

MOVIXさいたま
MOVIX川口

愛知

ミッドランドスクエアシネマ

大阪

なんばパークスシネマ
MOVIX堺

兵庫

kino cinema神戸国際
MOVIXあまがさき

京都

MOVIX京都

熊本

熊本ピカデリー

福岡

ユナイテッド・シネマ福岡ももち

企画・主催・配給協力:プレチケ(Filmarks)
配給:ショウゲート
協力:2012「桐島」映画部

桐島、部活やめるってよ』作品情報

朝井リョウの同名小説を、『紙の月』『騙し絵の牙』などの吉田大八監督が映画化。ある日、バレー部のキャプテンを務める桐島が突然部活を辞めたことをきっかけに、各部やクラスの人間関係に徐々に歪みが広がりはじめ、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していく。地味でさえない高校生・前田涼也を熱演した神木隆之介、前田があこがれるバトミントン部のかすみを橋本愛が演じる。そのほか、当時まだ若手俳優だった松岡茉優、東出昌大、太賀(現・仲野太賀)、山本美月、鈴木伸之、前野朋哉らが出演。第36回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞の3部門を受賞したほか、数々の映画賞で旋風を巻き起こした、2010年代を代表する青春映画の傑作。

2012年/日本/103分
監督:吉田大八
原作:朝井リョウ
主題歌 高橋優「陽はまた昇る」
キャスト:神木隆之介、橋本愛、大後寿々花、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優、落合モトキ、浅香航大、前野朋哉、高橋周平、鈴木伸之、榎本功、藤井武美、岩井秀人、奥村知史、仲野太賀(太賀)

プレチケとは

「プレチケ」とは、国内最大級の映画レビューサービス・Filmarksが企画する、映画館での上映サービスです。「あの名作をまた映画館のスクリーンで観てみたい」、そんな映画ファンの想いを映画館・配給会社と協同して形にします。一定数以上の購入枚数を達成すると開催が決定します。

公式サイト:https://premium-ticket.filmarks.com/
公式Twitter:https://twitter.com/Filmarks_ticket(@Filmarks_ticket)

(C)2012「桐島」映画部 (C) 朝井リョウ / 集英社

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  • みゅこ
    3.6
    原作を読むと5倍面白い
  • ブルー
    -
    旧作56本目
  • -
    最後どうなったか気になる!って思われられた映画&小説
  • 石川
    4.5
    桐島という生徒がいなくなった影響をひたすらに描写した映画。 桐島は出てこない。桐島とは何か。 桐島は、勉強が出来て、スポーツが出来て、モテて女子に人気があって、陽陰キャ問わずあらゆる生徒の憧れ、全てのカテゴリで上位互換、万能人。 そんな生徒が突然いなくなってしまって周りに与えた影響が描かれている。 学校の中心人物がいなくなってしまうことで、各々の生徒たちは自分自身を考え直すきっかけになる。 進路調査を出さないといけないのにあまり身が入らなかったり、部活動をやっている理由も人それぞれだし、皆が皆プロを目指してるわけじゃない。 そんな生徒たちが自分自身や将来について考え始め葛藤する。 その影響も様々。 桐島ほどとは言わないまでも優秀な子は何もかもに退屈している。顔が良くて勉強もスポーツも恋愛も上手にこなすがこんなことに何の意味があるのかと生きる意味を見つけられないでいる。この映画ではこの子の考えがとても重要。 それに対してモブというか、考えの浅い子たちもいる。お調子者はセックスに夢を見るし、女子はイケてる彼氏がいれば満足だし、陰キャはルサンチマンに支配されている。 セックスが、恋人が、ヒエラルキーが、一体何の意味があるの?何もかもくだらない、俺は何の為に生きてるんだよ、教えてくれよ、桐島。こんな感じ。 桐島は神なんだよね。作中では何度も名前が出てきて存在している前提で話されてるけど実際には姿を現すことはない。視聴者にとっては神のような存在。 頭の良い悪いに関係なく皆それぞれ悩みがある。けれど桐島という神様は答えなんて与えてくれない。 イケメンと映画部の会話が象徴的。イケメンが楽しそうに映画を撮ってる映画部に問いかけをする。何で映画撮ってるの?映画監督になりたいの?成功したいの?それに対して映画部は好きだからやってると答える。それだけ。イケメンの抱える虚無感に気づかずともこの答えこそ何より重要なものだった。答えを与えるのは桐島じゃない。 生きる意味は神が与えるものではなく自分で見つけるもの。 人は子供の頃からとりあえず勉強や運動はしときましょうと教わる。自分ではなく親に与えられたもの。成長して自我が確立してくると何の為にやっているのかと考えるようになる。思春期とかに。 だから高校生を題材にすると上手くハマるけど、別にこれは高校生に特有のものではない。生きる意味を失った大人だってたくさんいる。 何の為に生きているのか。どうすれば豊かに生きれるか。金や地位や名誉の為に生きていたらそれ以外に価値を感じなくなってしまうのか。そもそもそんなものに意味はあるのか。そのような状態に陥りがちな自分たちにとって救いになり得る映画だった。
  • 珈琲淹男
    3.6
    なんやかんやで初めて見た。高校のスクールカーストとか腫れた惚れたな感じとか、みずみずしく描かれていていいね。内容よりもその辺へのノスタルジーが勝ってしまったよ。朝井リョウは本当に青春期の空気感を描くのがうまい(何者、正欲)。 アカデミー賞受賞当時にも散々言われたんだと思うが、タイトルにもなっているメイン人物を全く登場させないというのは知ってて見て尚驚かされる。小説だからできたのかも。映画のために描き下ろしたらこの発想は出てこん気が。 高校生らしい恋がいくつか描かれているけど、個人的にはバド部の女子がバレー部の男子(仲野太賀)に好意を抱いてるやつが一番共感できるし切なくて最高。松岡茉優の役の子は確かにああゆう子いたけど、嫌いやったな。 なんとなく、映画とか小説とか、そういう創作物にたくさん触れてる子の方がカルティベイトされてる感じが実世界でもあって、自分も学生時代にもっと触れとけばよかったと少し後悔する。ただ、そんなものより目の前のスポーツとか恋愛とかの肉体的体験に全エネルギーを注ぐのも、一方で青春期の特権でもあると思うのでやっぱそっち頑張ってよかったのかも。 恋するバド部女子の役者さん、なんかすごい魅力的でファンになりました。
桐島、部活やめるってよ
のレビュー(119662件)