【登壇付き】「Filmarks」とポッドキャスト番組〈the sign podcast〉のコラボ企画『日本任侠伝 関東篇』フィルム上映が決定
『日本侠客伝 関東篇』上映イベント詳細
「Filmarks」とポッドキャスト番組〈the sign podcast〉のコラボ企画がローンチ。その第一弾として、12月18日、貴重な35mmフィルムによるマキノ雅弘1965年作品『日本任侠伝 関東篇』の特別上映会を開催します。上映前後には登壇トークイベント(60分前後)も。目黒シネマにて1日限り、上映2回のみの開催です。
今回のコラボ企画は、かつては一世を風靡し、一度は語り尽くされ、だが今では忘れられつつある、60年代東映プログラム・ピクチャーを代表する「任侠映画」という膨大な体系を一作品づつ観ていくことによって、改めてそこから2020年代的な視点と主題を浮かび上がらせようという趣旨を持ったポッドキャスト番組〈the sign podcast〉のシリーズ企画「60年代任侠映画を再定義する」と連動したもの。このシリーズ企画の出演者――三原勇希、夏目知幸、八木皓平、田中宗一郎の4名が普段のスタジオから飛び出し、観客の皆さんと一緒に映画館での上映を楽しむと共に、その興奮のままトークを繰り広げます。
今現在、日本侠客伝シリーズ第三作目『日本任侠伝 関東篇』は、劇場上映用のデジタル素材が存在せず、今回の上映は貴重な35mmフィルムでの上映となります。ただ事前にご了承いただきたいのは、フィルムの状態は決して良くはありません。経年劣化が見られ、褪色が進行。カットされた箇所が幾つかあり、音飛び箇所もあります。ただ逆に言えば、もしかすると今回がこの名作を映画館で観ることの出来る最後の機会になるかもしれません。
『日本任侠伝 関東篇』はマキノ雅弘監督による1965年作品。「日本映画の父」=牧野省三の息子として18歳の初演出作品から生涯250本以上の映画を撮り続けた名匠である彼が、映画監督としてのキャリア晩年に残したおびただしい数の「任侠映画」のうちの一作です。大正13年、関東大震災による破壊によって日本橋から築地に場所を移すことになった魚河岸を舞台に、そこで新たに生まれた既得権益を占有しようとする、行政と癒着した近代やくざが作り上げたシステムから弾き飛ばされていく市民たちの葛藤や分断、友愛と団結を描いています。
この映画の見所については、11月9日にSpotifyで配信されたばかりの〈the sign podcast〉にて番組のホスト、田中宗一郎が60分に渡り、様々な角度から語っています。Spotifyのアプリを入れさえすれば無料でお聞きいただけます。是非そちらもお聞きいただいた上で、当日会場に足をお運びいただければと思います。
【上映情報】
<第一上映>
作品:『日本任侠伝 関東篇』
日時:2022/12/18(日)開演 15:25/上映後登壇イベント
劇場:目黒シネマ
上映時間:94分
登壇予定:三原勇希、夏目知幸、八木皓平、田中宗一郎
<第二上映>
作品:『日本任侠伝 関東篇』
日時:2022/12/18(日)開演 18:55/上映前登壇イベント
劇場:目黒シネマ
上映時間:94分
登壇予定:三原勇希、夏目知幸、八木皓平、田中宗一郎
※システム利用料160円がかかります
プレチケとは
「プレチケ」とは、国内最大級の映画レビューサービス・Filmarksが企画する、映画館での上映サービスです。「あの名作をまた映画館のスクリーンで観てみたい」、そんな映画ファンの想いを映画館・配給会社と協同して形にします。一定数以上の購入枚数を達成すると開催が決定します。
公式サイト:https://premium-ticket.filmarks.com/
公式Twitter:https://twitter.com/Filmarks_ticket(@Filmarks_ticket)
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