【6月9日はロックの日】あの映画のアイツが弾いてるのはあのギターだ!《厳選8本》

2018.06.08
映画

映画狂の唄を大いに謳おう

ロックス

おっす! おらロックス! 私「ロックス」なんてライター名を名乗っているだけあり、なんとな~く皆様お分かりかと思いますが、

俺、ロックが大好きなんです! 死ぬほど。

心からロックミュージックを愛しています。(MTV公認ロック検定保持)

そして、6月9日は「ロックの日」!(日本のみだがな!!)

「映画」と「ロック」

guitar

「映画」と「ロック」といえば、皆さまご存知の通り、この二つは水魚の交わり。相性抜群。

中でも歴代の音楽映画をはじめ、音楽映画以外でもギターは、ポピュラー且つロックミュージックの代表的楽器として扱われてきました。「ギター」はロックを代表する楽器と言っても過言ではございません。

そこで今回は「自称 洋楽ロック狂」の私ロックスが、ギターを使っている映画登場人物(計8名+1)がどのメーカーのギターを使っているか検証。さらに! 実際にどんな世界的ロックスターがそのギターを使っているか徹底解説します!

んじゃまー、俺と「ロック」しようぜ!!!(今回はかなり腕ぶん回して気合入れてます…!)

1.俺がロックを教えてやるぜ!『スクール・オブ・ロック』

スクール・オブ・ロック

ご存知ジャック・ブラックがニセ教師になり「ロック」な授業を繰り広げるコメディ映画。生徒たちに宿題と称してCDを渡すシーンは名シーン中の名シーン!

そして、このポスターで主人公デューイが、ドーーーンと腹の上に構えるギター! これこそまさに名器中の名器! ズバリ、ギブソン社の「GIBSON・SG」! SGとは「ソリッドギター」の略です。

スクール・オブ・ロック

出典元:YouTube(Movieclips)

「GIBSON・SG」はなによりもその形がセクシー。まるで女性のナイスバディを意識したようなその形は、ロック少年たちを熱狂させます。そして、SG使いのロックスターといえば!!!

アンガス・ヤング

Photo credit: joansorolla Creative Commons site on Visualhunt / CC BY

そうです、「ロックの殿堂入り」も果たした世界的ロックバンドAC/DCアンガス・ヤング(上画像の肩車されている人物)です。アンガスがSGで音ひとつ響かせるだけで、数十万人のキッズたちが熱狂するのは有名な話。私もその一人でございます。

(余談ですが現在のAC/DCのボーカルはあのガンズ・アンド・ローゼズアクセル・ローズ! なんかびっくりしますよね…いろいろと。両方のファンなだけあり)

2.GO!GO!GO Johnny GO!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

バック・トゥ・ザ・フューチャー

もう言うまでもないですよね、ご存知名作中の名作。まず冒頭で、巨大アンプに向かってエレキギターを弾いたマーティがブッ飛ぶシーンで大笑いさせてくれます。

そして、タイムスリップしたマーティが、「魅惑の深海パーティ」のステージで引いた曲がチャック・ベリーの名曲『ジョニー・ビー・グッド』。

彼がその時に弾き散らかし、無駄に暴れて総スカンを喰らうあのシーンで使っていたギターは……ギブソン社の「GIBSON ES345」!!!

マーティ_ギター

出典元:YouTube(Movieclips)

ここで薀蓄(うんちく)を挟みますと、彼のギターパフォーマンスはチャック・ベリーのダックウォーク、エディ・ヴァンヘイレンのライトハンドタッピング、ロジャー・ダルトリーの床滑りなど、いろいろなアーティストがオマージュされているんです。

さらに薀蓄を言いますと、冒頭のバンドコンテストで引いたヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの『パワー・オブ・ラブ』。

この時に審査員として「音がうるせえよ!!!」といっていたのは紛れもなくヒューイ・ルイス本人なのです。

ヒューイ・ルイス自身、「ライブの音がうるさい」ことで有名だったので、自らをパロっているという逸話あり。ああ、なんてすばらしい作品なんだ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』!

このギターを愛用しているのはテキサス州出身のブルースギタリスト、フレディ・キング! BB・キングアルバート・キングと並ぶ「三大キング」として有名なブルースの雄でございます。

3.ジョン・カーニー監督にお酒を奢りたくなるほど最高の『ONCE ダブリンの街角で』

ONCE ダブリンの街角で

今作は、いやほんとにジョン・カーニー監督にお酒を奢りたくなるほど最高の作品です。

低予算にして、登場人物も必要最低限、そして主人公の男女の名前が最後まで分からないという演出然り、いろいろな意味で最高の仕上がりとなっております。

そんな主人公を演じるグレン・ハンサードが劇中で使われているギターは、なんと日本製のアコースティックギター「タカミネ」製!

タカミネ_ギター

そして、このギターを使用しているロックミュージシャンは、あのボン・ジョヴィジョン・ボン・ジョヴィ

そうです、あのボン・ジョヴィです。そもそもボン・ジョヴィという名は、ボーカルであるジョン・ボン・ジョヴィの苗字からとっているのです。

つまり、日本で言ったら「鈴木」「山田」「佐藤」というバンドを組んでいるようなものです。英語パワーって本当にすげええええ!

4.神に仕えるギターリッケンバッカー『バック・ビート』

バック・ビート

20世紀史上、いえ、ロック・バンドの神といっても過言ではないザ・ビートルズが、故郷リバプールを旅立ち、ハンブルグ時代のヤンキーごろつき時代を描いた作品。

そしてビートルズを代表するギターといえば、やはりリッケンバッカー! 劇中ではリッケンバッカー社の「Rickenbacker325」シリーズが使用されている説が有力です。

神に仕えるこのギターはメジャーデビューを果たした後も使用され、全世界のロックキッズたちに多大なる影響を与えました。僕も次買うギターは絶対にリッケンバッカーです。

この『バック・ビート』の作品のポイントは主人公が、当時のビートルズでベースを弾いていたスチュワート・サトクリフという点にあるでしょう。

メジャーデビューを果たした際はポール・マッカートニーがベースですが、実はハンブルグ時代まではスチュワート・サトクリフ、彼がいたのです。後に早世してしまう彼の儚き人生を、ザ・ビートルズのドヤンキー青春時代とともにお楽しみください。

5.神に仕えるギター リッケンバッカー②『アイデン&ティティ』

アイデン&ティティ

私かなりのザ・ビートルズ推しなので、神に仕えるリッケンバッカー第2弾としてこの、みうらじゅん原作&田口トモロヲ監督の『アイデン&ティティ』を紹介します。

主人公を演じるのは今では俳優としても名を馳せる銀杏BOYZのボーカル峯田和伸。彼はこの作品が俳優デビュー作となりました。

そして、峯田和伸が実際に銀杏BOYZのステージ上でも愛用しているギターがやはりリッケンバッカーなのです。チューリップ型の可愛らしい赤色で有名なRickenbacker325」シリーズ(下画像の右)を使用しています。

「アイデン&ティティ」

そして、みうらじゅんといえば、やはりボブ・ディラン。この作品はみうらじゅんらしく、ボブ・ディランをフィーチャーしています。ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、やはり彼らはレジェンドです。そして、まだまだ健在。彼らと同じ空気を吸えるいい時代に僕たちは生きています。

6.僕たちの旗を立てよう『20世紀少年』

20世紀少年

浦沢直樹の大ヒット漫画の実写化です。

主人公遠藤ケンジが少年時代に使用しているギターはフェンダー社の「Fender Telecaster」。フェンダー社で一番最初に生産されたギターとして有名ですね。

テレキャス

そしてこの「Fender Telecaster」を使用しているロックスターといえば、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリスト、トム・モレロでしょう。エフェクターを繋ぎ繋ぎ繋ぎ繋ぎ、ギターをスクラッチのように使う技法「スクラッチ・ギター」を発案したギター仙人として有名です。

トムモレロ

Photo credit: marniejoyce on Visual Hunt / CC BY

そして、浦沢直樹もやはりボブ・ディラン、ジョン・レノン(ザ・ビートルズも然り)の大ファンとして有名。やはりこの人たちすごい……!

さらに言いますと、主人公の「遠藤ケンジ」という名は、昨年亡くなった伝説的フォークミュージシャン、エンケンこと遠藤賢司から来ています。(浦沢さんと話が絶対に合うので朝まで呑みたい…)

7.私、歌う!『ソラニン』

ソラニン

少し悲しい話だけれど、希望を持って終わる心に残る音楽映画、といえる作品。ネタバレになるのであまり多くは語りませんが、宮崎あおいが歌う「ソラニン」は涙なしでは語れません。

彼女が慣れない手つきでかき鳴らしているギターがこちら、フェンダー社の「Fender Mustang MG69・Sonic Blue」。その名の通り、美しいブルーが特徴的なギターです。

ソラニン

このギターを使っているロックスターといえば、かのニルヴァーナカート・コバーン! 27歳で早世した伝説のカリスマが愛用したギターのひとつでございます。

ところで、最近のフェンダー社はアパレル展開をしていることをご存知でしょうか? フェンダーのシャツ、パンツ、キャップ、腕時計まで、いろいろとフェンダーファッションが展開しております。フェンダーさん、お主もなかなか、なかなかよのう。フォッフォッフォッフォ。

8.キッスみてえええええ!『デトロイト・ロック・シティ』

デトロイト・ロック・シティ

キッス(KISS)が大好きだから、キッスのライブに行きたいの! そんだけ!というおバカ高校生4人が、チケットもないのにデトロイトにキッスのライブを観に行くという聞いただけでもワクワクする青春ロードムービーです。

劇中冒頭でバカ4人が映画史上最低のバンド演奏シーンを見せてくれますが、その際に使用されていたギターはこちらもフェンダー社の「Fender Jazzmaster」形。こちらのギターはレディオ・ヘッドのボーカル、トム・ヨークが愛用しています。

fender

ところで、レディオ・ヘッドというバンド名は、かのニューウェーブバンド、トーキング・ヘッズの曲名から来ているということはご存知でしょうか。

そして、そのトーキング・ヘッズの映画といえばジョナサン・デミが監督した『ストップ・メイキング・センス』。音楽映画史上最高のライブドキュメンタリーとして金字塔中の金字塔と呼ばれています。こちらも要チェックです!

【番外編】もはやなに使ってるかわかんない『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

マッドマックス 怒りのデス・ロード

もはやこの作品は「マッド・マックス4」ではなく『マッドマックス 怒りのデス・ロード』という名の単独作品と呼んでもいいほど大ヒットを記録。

「行って帰ってくるだけ」という単純すぎるストーリーなのに、興奮する映画ファン大多数。中でも劇中で脳裏について離れないのが、コイツ!

コーマドーフ・ウォーリアー

出典元:YouTube(ワーナー ブラザース 公式チャンネル)

火を吹くギターで轟音を鳴らしまくるコーマドーフ・ウォーリアーですね。絶対に監督のジョージ・ミラーも半笑いでウケ狙いで作ったであろう彼。はい、笑いました。本当にありがとうございます。

そして彼が使っているギターは……!

わかんねえよ……。

だって、これベースとツインネックなんだもん。火吹きギター&ベースだったんです。監督! とりあえず『マッドマックス 怒りのデスロード2』作ってくださいね!

「ロック」と「映画」は親友

FILMAGAライター・ロックス史上最長の記事を書きました。本気出しました。長いです。ロックと映画なんて言われたら本気出します。「この記事、ロックスさんしか書けないですよ!」と編集部のご担当さんに言われ、燃えました。「ロック」と「映画」は親友。2つとも大好きで本当によかったです。

映画を観てロックスターに憧れる、映画を観て影響されてなにかを始めるのは、映画の魔法のひとつ。

今回はギターでしたが、なにかひとつに注目して作品をつないで楽しむのも一興でございます。是非、みなさんもたくさん音楽を聴きましょう! たくさん映画を観ましょう!

出典元:YouTube(Movieclips)

ロックの日記念!クイズに答えてプレゼントGET!!

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クイズはコチラから!→ https://www.soundhouse.co.jp/survey/q1806001/step1/(外部サイト)

■ギター画像提供:サウンドハウス(https://www.soundhouse.co.jp/

サウンドハウス

(C)「アイデン&ティティ」製作委員会、(C)2010 浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会、(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

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