ウチの父親のほうがマシかも…と思える10人の愛すべきダメ親父たち

2018.06.17
映画

映画は気持ちよく生きるためのヒント

hikari

6月17日は「父の日」!

お父さんに感謝の気持ちを伝える日とわかってはいるけど、「お父さんウザい!」とか「お父さん面倒くさい」とか、はたまた「いまさら恥ずかしくて感謝なんてできない!」とか……、なんだかんだで父の日をスルーしてしまう人も少なくないのでは?

でも、言動にいちいちイラッときたり、「ありえない!」とツッコミたくなったりするような、自分のお父さんよりもダメな親父たちを見たら「うちのお父さんてマシかも……」と思えるかも。

そこで今日は、結果的にお父さんの株があがる(?)、そんなダメ親父が登場する映画を10本ご紹介します!

バツイチ・無一文

フル・モンティ(1997)

full

かつて栄えていたイングランドのシェフィールドが舞台。すっかり街は衰退し、勤めていた鉄工所がつぶれ、無職・バツイチで息子に会えなくなるピンチに立たされたガズ(ロバート・カーライル)が主人公。

これまでのように息子と会えるようにするために養育費が必要となった彼は、街で女たちが群がっていた男性ストリップ集団・チッペンデールのショーからヒントを得て、自分たちもストリップショーをすることを思いつきます。
そして、かつての鉄工所の仲間などを集めて、準備をはじめてしまいます!

金稼ぎでストリップという発想、そして、息子にもショーをすることを打ち明け、目の前で堂々と練習してしまうところが、さすがダメ親父!

ナイト ミュージアム(2006)

night

ロクでもない発明品ばかり思いついてまともに仕事もせず、ほぼ無職のラリー(ベン・スティラー)。そんな不甲斐なさから元妻、そして息子にも呆れられる始末。このままでは息子に会えなくなる危機に陥りようやく職探し!

そこで見つけたのが博物館の夜間警備。でもその博物館は、夜になると展示物が動き出すという不思議な現象が……というのが、ご存知の人も多い物語のあらすじ。

そんなおかしな出来事が起きている中でもラリーは、動く展示物たちからなめられっぱなしで、失敗ばっかり!

「ダメ親父だから、ピンチは連続しておとずれるんだ!」と思わせるお手本のようなポンコツっぷりです。

海よりもまだ深く(2016)

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過去に獲った小説での受賞歴を引きずり、小説家としてのプライドを持つ一方、小説のネタのためといって探偵事務所で働くものの、定職にはつかずギャンブルばかりの主人公・良多(阿部寛)。

そのせいで全然お金がなくて、後輩から金は借りるわ、亡くなったばかりの父の遺品目当てに、母が住んでいる団地に訪れるわ、元妻へ養育費は支払えないわ……散々。

しかも、当たればお金がもらえるといって息子に宝くじを買い与えたり、元妻に彼氏ができて嫉妬したり、いいところなし!

確かに息子には優しいし、よくいえば人間味あふれているとも言えるんですけどね。でもね……。

ガンコ親父

サウスバウンド(2007)

south

小学校6年生の二郎の父・一郎(豊川悦司)は、元活動家で、権力を振りかざして、彼の口癖でもある「ナンセンス」なことをする人が大嫌い!

自分の主張が正しいと思えば、頑固なまでに権力者に反抗するので、二郎がきっかけで起こった揉め事もうまく解決できず、西表島へ移住することに。

でもその移住先でも、揉め事を起こしてしまい……。

一郎の言い分もわかる! けど、ちょっとした問題が彼の手にかかると大きな問題に発展してしまいます。だから自分の親だったらとにかく困ることばかりだろうなと思う、手のつけようのないダメ親父!

家族はつらいよ(2016)

fami

ゴルフ中、家に電話をかけたら用心深い同居中の嫁からオレオレ詐欺と間違われてプンプン。脱いだ服は散らかし、独身の次男を変人扱いして、行きつけの居酒屋の女将にだけいい顔をする、「ザ・俺様」な父・周造(橋爪功)。

そんな父が母の誕生日が近いことに気づき、「たまには、ほしいものがあれば買ってやる」と母に尋ねたところ、返ってきた答えが「離婚届」!

傍若無人に振る舞ってきたツケがまわってきたのか!? じわじわと父を追い込んでいきます。

昭和なダメ親父って、「家族はいて当たり前なんだから、思いやりもクソもあるか!」と思っているんだろうな、というのがわかる見本かも!?

空回り

南極料理人(2009)

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海上保安庁から調理担当として南極観測隊員として南極へ派遣された西村(堺雅人)が主人公。

家では妻からも娘からもバカにされる存在。望んでいたわけではない南極への単身赴任の話を打ち明けると、ゲラゲラ笑われ、「パパがいなくても寂しくない」と言われる始末。

でも西村だってテレビ観ながら突然屁をこくし(その瞬間、娘からキックされる)、南極でだって、仲間からリクエストされたのを鵜呑みにして伊勢エビでエビフライを作って、まわりをドン引きさせるし、威厳がないのも確か。そんなちょっと空回り気味の軟弱な父もやっぱりダメ親父でしょう。

ただ西村以外の隊員も、ダメ親父!

ストックしていたインスタントラーメンが早々に切れて涙目になって絶望したり、地面の氷にいちごシロップかけて食べたり……。「小学生かよ!」とツッコミたくなってくるはずです。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014)

chef

主人公のカール(ジョン・ファヴロー)は超一流の料理人だけど、料理以外はまるでダメ。

離婚後、定期的に息子・パーシー(エムジェイ・アンソニー)に会うものの、仕事が忙しいことを言い訳にコミュニケーションを全然取ろうとしないので、パーシーはそんな父にがっかり。

唯一の特技である料理だって、勤め先のオーナー(ダスティン・ホフマン)のせいで実力を発揮できず、料理評論家にめちゃくちゃ叩かれてしまいます。

しかも慣れないツイッターでその評論家を罵倒&面と向かってブチ切れた動画もアップされちゃって大炎上。店はクビ、雇い先も失ってしまうカール。

空回って、事態をどんどん悪化させてしまうところなんて、ダメ親父の典型ですよね。

いい加減

俺はまだ本気出してないだけ(2013)

honki

「自分の人生に後悔したくない。本当の自分を見つけるの!」といって、40代にして会社を突然辞めた大黒シズオ(堤真一)が主人公。

家事は高校生の娘・鈴子(橋本愛)に任せ、朝からゲームをやり、父・志郎(石橋蓮司)から説教されようとまったく意に介さない神経の図太さ!

ある日突然ひらめき、漫画家を目指すと言うシズオだけれど、そんないい加減な性格だから誰にも応援してもらえず。

40過ぎて、ファストフード店のバイトをしながら、シュールな漫画を出版社に何度も持ち込みます。

そういったシズオの行動が、堅く凝り固まって生きてきたまわりの人々にいい変化をもたらすのですが……。

でも、だからって全然シズオのことは尊敬できない!

明烏(2015)

ake

品川のホストクラブに勤めるナオキ(菅田将暉)は野球賭博で儲かったお金で借金が全額返せるとはしゃいで酒盛りをしたのですが、気づいたらお金を紛失。借金返済まで四苦八苦する姿を描いた物語。

そのナオキの父・五郎(佐藤二朗)は、ナオキからいいことがあったと電話をもらったからと上京。しかも、ドラマ『北の国から』のファンすぎて、見た目も五郎そっくり(でもしゃべり方は寄せてるけど似てない)。名前を「五郎」と改名し、ナオキの本名も純と名付けるほど熱狂的なドラマのファンだから、てっきり北海道に住んでいるのかと思ったら博多に住んでるというズレっぷり……。

また、ナオキの借金1,000万円をなんとか用立てられたのに、そのうち5万円は自分のために使い込むというズレにズレまくっているダメ親父。

彼ほどいい加減な父は、現実には少ないと思うので、きっと「うちの父親のがマシ」と多くの人が思うはずです……。

銀河系

「スター・ウォーズ」シリーズ

ake

大作にして大傑作シリーズのここにもいました、ダメ親父!

そう、ダース・ベイダーです。ジェダイの騎士として活躍していたにもかかわらず、ダークサイドへ堕ち、アナキン・スカイウォーカーからダース・ベイダーになったアイツです。

そして、パドメ・アミダラとの間に生まれた息子のルーク・スカイウォーカーがいながら、彼の属するジェダイの騎士たちとは敵対する銀河帝国側の強大な力を持つ者として君臨。

冷徹で、相手が師匠のオビ・ワン=ケノービであろうが、部下であろうが自分と対立するもの、自分の意に反した者には容赦なく攻撃。

最恐にして最悪な父かも⁉︎

そうは言っても、愛すべきダメ親父!?

これだけずらりとダメ親父を紹介してきましたが、ほとんどの作品でこの父親たちは自分なりにもがいて、ダメダメな状況から脱していく姿が描かれます。

なんだかんだ、最後には共感したり、ホロっとしたりする物語ばかりなので、ぜひ「父の日」をきっかけにこの10作品、鑑賞してみてください!

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