出典:By Alyssa Smithより著者編集
夏休みが終わってしまいました。悲しいです。もっと遊んでいたかったです。もっと映画を見ていたかったです。
とりわけ、夏の醍醐味―【野外上映会】の楽しかった思い出がことさら思い出されてきてしまい、早くも来年の夏休みが待ち遠しい今日このごろでございます。
そんなわけで、今回はあの夏の思い出をもう一度!今年の【野外上映会】の感想をふりかえってみるとともに、今後ますます注目していきたいイベントをひとつの記事にまとめてみました。
来年の夏に想いを馳せつつ、ご参考までに読んでいただけましたらうれしいです。
1.映画×音楽×キャンプ!本栖湖に陣取った特大野外フェス
出典:http://kohan-filmfest.info/index.html
【湖畔の映画祭】
- 開催期間:8月1日~3日早朝(2015年度)
- 開催場所:山梨県 本栖湖
- スクリーン数:野外2、室内1
- 上映時間:各日昼すぎ~明け方まで上映(計33作品)
- 宿泊施設:キャンプ場あり、テント貸出あり
イベント概要
山梨県は富士五湖のうちのひとつ、本栖湖で開催された【湖畔の映画祭】。
特設キャンプサイトでアウトドアを楽しみながら、明け方まで上映される映画を大自然の中で満喫できるというイベントです。
筆者撮影:野外ステージ(その1)
山、湖、野外で仲間とはしゃぎつつ、話題の映画を眺めつつ、とにかく参加者それぞれが色々な楽しみ方で盛り上がれる、そんな自由で解放的な雰囲気が印象的な会場でした。
筆者撮影:野外ステージ(その2)
国内インディーズ映画に注力したラインナップ
上映作品につきましては、国内インディーズ映画に注力したラインナップがとても刺激的で、パワフルで、さらには監督、出演者による舞台挨拶がたくさん行われていたところに今映画祭の魅力、映画にかけるアツい想いが感じられました。
とりわけ目をひいた作品は…、
『メイクルーム』
出典:http://kohan-filmfest.info/film.html
夕張国際ファンタスティック映画祭2015グランプリ受賞作。AV撮影現場のメイクルームを舞台にした、業界あるある的なドタバタコメディ。(公式サイト)
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】『101回目のベッド・イン』
出典:http://kohan-filmfest.info/film.html
MOOSIC LAB 2015で注目を集めた快作。地下アイドルセクシーユニット「ベッド・イン」×ガールズ監督ユニット「破れタイツ」出演による、ちょいエロ激アツなバブリー・ムービー。(公式サイト)
U-NEXTで観る【31日間無料】『百円の恋』
出典:http://kohan-filmfest.info/film.html
第88回アカデミー賞外国語映画賞部門の日本出品作にも選ばれた超話題作。ダメな自分を変えるため、ひたすらボクシングに打ちこむ主人公のすがたに思わず胸がアツくなってしまう成長物語。(公式サイト)
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】『はなればなれに』
出典:http://kohan-filmfest.info/film.html
東京国際映画祭をはじめ、アメリカ、イギリスなど世界9か国13の映画祭で上映された傑作。男女3人のおかしな三角関係をシンプルかつコミカルに描いた大人の青春群像劇。(公式サイト)
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】充実したフードやライブパフォーマンスにも注目
その他、BBQ的なグリル料理や本格カレー等の充実したメニューが並ぶ「フードコーナー」や、昼間のステージで開催される「ライブパフォーマンス」等々、決して飽きることのない演出がそこかしこでなされていました。
※詳細につきましては、今年の公式サイトをご参照くださいませ。(公式サイト)
2.駅近!恵比寿で気軽に楽しめる大人の憩い場
出典:http://gardenplace.jp/special/summer2015/gardenpicnic/
【恵比寿ピクニックシネマ】
- 開催期間:7月31日(初回のみ金曜日)~8日16日の間の毎週土、日曜日(計7回の上映/2015年度)
- 開催場所:恵比寿ガーデンプレイス内センター広場
- 上映時間:各日19:30~上映終了まで
- 鑑賞料金:無料
イベント概要
都内であれば割とすぐに行けてしまう好立地、恵比寿・ガーデンプレイス内で開催された【恵比寿ピクニックシネマ】。
出典:http://gardenplace.jp/hiroba/
センター広場に設置された大型スクリーンに映し出される映画を人工芝に座りながらゆっくりと楽しむことができるイベントです。
コンセプトは、“大人のピクニック”とのこと。
心も体ものびやかになるラインナップ
上映作品につきましては、大人の心をくすぐるようなノスタルジックな作品が、明日が今日よりも明るくなるような作品が多く見受けられました。
とりわけ目をひいた作品は…、
『幸せへのキセキ』
母親を亡くした家族が新しい生き方を模索していくというヒューマンドラマ。「動物園をやるぞ!」という父親の仰天発言からお話が始まる、今まさに変わりゆくもののすがたを鮮やかに描き出した1作です。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】もちろん、会場ではビールも楽しめます
毎年恒例のビアガーデン【時計広場 サマーテラス】では、エビスビールや果物をまるごと搾ってつくった「カジュッタ」などのアルコール類、「彩りピクルス」や「ヘルマンソーセージ5種盛合わせ」などのフードメニューを楽しむことができます。
※詳細につきましては、今年の公式サイトをご参照くださいませ。(公式サイト)
3.大人も子供も楽しめる、毎年恒例の野外上映
出典:http://www.siff.jp/siff2015/PDF/shinyuri_yagai_201507091533.pdf
KAWASAKIしんゆり映画祭なつやすみ野外上映会
- 開催期間:8月22日(2015年度)
- 開催場所:川崎市市立麻生小学校
- 上映時間:19:00~上映終了まで(開場は17:00~21:00)
- 鑑賞料金:無料
イベント概要
小田急線「新百合ヶ丘」駅のそばにある麻生小学校の校庭で毎年開催されている【KAWASAKIしんゆり映画祭なつやすみ野外上映会】。
筆者撮影:本編上映を待つ観客たち
校庭に設営された特大スクリーンと巨大ビニールシートには、多い年で1000人以上の観客が集まるという知る人ぞ知る人気イベントです。
校庭内にはスクリーンの他に縁日のような屋台やミニゲームコーナーも併設されており、大人から子供まで楽しめる安心・安全な雰囲気が特徴的な会場でした。
工夫を凝らしたラインナップ
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】
今年の『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』は、映画の中で描かれている「未来」と「2015年」が同じ年だからということで上映が決まったそうです。
昨年の上映作品は、トーヤ・ベンソン生誕100周年にちなんだ『ムーミン谷の彗星』。一昨年は『月世界旅行』、『日の丸太郎・武者修行の巻』等々、無声映画の活弁上映を実施。
観客、とりわけ子供たちに様々な映画体験を提供しようというアツい作品選定が魅力的な上映会だと感じました。
※詳細につきましては、公式サイトをご参照くださいませ。(公式サイト)
(11月3日~11月8日に開催される【第21回しんゆり映画祭】の情報も載っています)。
その他、まだまだあります野外上映会
4.したコメこども映画会
出典:http://www.shitacome.jp/2015/index.shtml
毎年9月に浅草・上野で開催される【したまちコメディ映画祭 in 台東】のプレイベントとして催された野外上映会。
6月は、上野駅近くの大正小学校体育館にて『ヒックとドラゴン』を上映。
8月は、上野恩賜公園噴水前広場にて『ヒックとドラゴン2』と『ET』の2本を上映(すべて入場料無料)。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】
※詳細につきましては、今年の公式サイトをご参照くださいませ。(公式サイト)
5.SKIPシティ夏祭り
出典:http://www.skipcity-dcf.jp/pdf/Guide_J_2015.pdf
毎年7月に埼玉県川口市にあるスキップ・シティで開催される【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭】内のイベントとして催された野外上映会。
場所は、スキップ・シティ内にあるプロムナードにて。鑑賞料はすべて無料。
7月19日の第一夜は、『忍たま乱太郎』を上映。
7月20日の第2夜は、『Happiness is: スヌーピーと幸せのブランケット』を上映。
7月21日の第3夜は、『アイアン・ジャイアント』を上映。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】
※詳細につきましては、今年の公式サイトをご参照くださいませ。(公式サイト)
まとめ
今回はあえて上記5か所の【野外上映会】を特集いたしましたが、世の中にはまだまだたくさんの上映会があって、イベントがあって、正直言えばもっとたくさんご紹介したいところなのですが、今回はひとまずこれにて終了とさせていただきます。
出典:ByAlyssa Smithより著者編集
映画は「どこで観たか」によって本当にその感想が大きく変わってくると思いますので、来年は皆さまも是非是非色々なところへ行って【野外上映会】=【そこでしか味わえない映画体験】を楽しんでみてください!
※2022年10月31日時点のVOD配信情報です。