親になってみて実感!子供について考えさせられる映画5本

2018.07.06
映画

映画は「1スジ2ヌケ3動作」by牧野省三

ウラケン

映画は自分の状況で視点が変わる

結婚して娘が二人できて、久々に『魔女の宅急便』を観てビックリしました。

魔女の宅急便

13歳で独り立ち??!

いやいやいやいや! 何言ってんの!? キキのお父上よ。子供の頃は全くピンとこなかったが今なら貴方の気持ちがわかる。もし自分の娘が13歳で独り立ちとかいって家出て行こうとしたら泣いて止める自信がある。俺はキャンプを強行する!

子供について

とまぁこんな感じで映画ってのは、その時自分が置かれている状況で視点が変わったり発見があるものだなぁというのを、ジブリ作品なんかを観ているとよく気付かされます。子供目線で観ていた話を、いつの間にか親目線で観ている。

確か独身の時は、子供を描いた映画にこんなに感情移入していませんでした。というわけで今回は、子供について考えさせられる映画オススメ5作品を紹介します。

あらすじにない推しポイントを紹介しますので、あらすじはFilmarksで読んでください。

gifted/ギフテッド』(2017)

ギフテッド

髭もさキャプテン・アメリカと天才数学少女

んもぅ、すんごい良いです。

天才数学少女メアリーと彼女を育てる叔父の話なんですが、監督は『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズマーク・ウェブ監督。そして主演は、キャプテン・アメリカでおなじみクリエヴァことクリス・エヴァンス

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でもモサモサに髭伸ばしてましたが、まだ全然整っていない感じのボサボサ無精髭にヨレヨレTシャツ&タルタルジーパンという性欲むき出しのクリエヴァが拝めます。

ギフテッド
出典:https://ulaken.exblog.jp/27987669/

そして、肝心なのがクリエヴァの姪、メアリーを演じるマッケンナ・グレイスちゃん。

この子がまぁーカワイイ!

いきなししかめっ面フルスロットルで出てくるけど、そのしかめっ面がもうすでにカワイイ。

まつ毛バッサバサですよ

天才少女だから減らず口も叩くけどそれがまたカワイイ。で、しかも良い子なんだコレが! 舞台のフロリダの風景がまた良い味を出してます。本当にすごく良い映画なのでいっぺん観てみてください。ズバ抜けた才能を持って生まれた子供はどう育てるのが正解なのかを模索する映画です。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2018)

フロリダ・プロジェクト

パステルカラーの貧困母子家庭映画

考えさせられる映画です。

アホみたいな感想ですみません。しかし、観終わった時様々な感情が湧いてきて一言では言い表せませんでした。

フロリダのディズニー・ワールドの側にあるパステルカラーに塗られた安モーテル「マジックキングダム」でその日暮らしをしてる6歳のムーニーと母親のヘイリー、そしてその周囲のホームレスな人々を描いた映画。カメラを下げ子供目線で切り取られていくその世界は、子供達から見れば冒険いっぱいのパラダイスなのですが、大人目線で見るとただただ残酷な現実

子どもについて

彼らのことを気にかけつつも、血縁でもないから直接手を差し伸べることもできずに見守るゴブリン顔のモーテルの管理人ボビー役を演じるウィレム・デフォーの演技が素晴らしいです。

gifted/ギフテッド』と同じフロリダが舞台なので、行動派クソガキのムーニーと頭脳派クソガキのメアリーの最強コンビの映画が観たくなります。

万引き家族』(2018)

万引き家族

犯罪でつながったダメ家族

強烈なタイトルとカンヌ受賞による話題が先行し、万引き賛美だ!とか騒がれた今作。

決して犯罪を助長するような映画ではありません。

これを観て「よーし! 万引きしよ!」って人はいないんじゃないでしょうか。多くの日本人が見ないように気づかないように目をそらして蓋をしていたあんなことやこんなことを全部かき集めて、色んな意味でギュっとしたような映画でした。

子どもについて

出典:https://ulaken.exblog.jp/28359828/

右も左もなく、目黒の5歳女児虐待死事件のニュースに心を痛めた日本人全てに届けたい映画です。

ワンダー 君は太陽』(2018)

ワンダー

顔が普通じゃない男の子とその家族

予告を観た時、正直「あぁ〜ハイハイ、障がいを乗り越えて系のよくある感動映画ね! 面白そうだし観てみたいけど大体内容予想できるわ」と思ってたんですね。それがですね、

ぬぅぁあ〜〜〜! なるほど! そう来たか! 確かにこの手の感動映画でそこら辺モヤっとしてたわ!

って感じの映画でした。大体この手の感動映画は障がいを負っている主人公本人と、描かれても大体母親か父親の視点だったりするんですが、それ以外のあんな人やこんな人など、周囲の視点がオムニバス仕立てで各々の事情が描かれます。

そのみんなが魅力的です。

ワンダー

出典:https://ulaken.exblog.jp/28366134/

主人公オギーが障がいを抱えていることによって、実は寂しい思いをしている家族。それは誰なのか。邦題にある『君は太陽』という副題をヒントに観てみてください。

ブリグズビー・ベア』(2018)

ブリグズビー・ベア

誘拐され成長して戻ってきた息子とその家族

舐めてた着ぐるみ映画の愛と優しさにボコボコにされました

予告でわかる範囲で言えば、誘拐されて戻ってきた25歳の青年とその家族の話。そして、その青年は誘拐犯である育ての親が自分だけのために作っていた“ブリグズビー・ベア”というビデオ作品にどっぷりハマっていて、自分で続編映画を作ろうと行動を始める……と、いった感じなのですが

ブリグズビー・ベア

出典:https://ulaken.exblog.jp/28420961/

すんごぃ良いです。

映画館大爆笑、そして愛がいっぱい。

主人公は25歳ですが、外の環境と、誘拐犯の偽両親以外知らずに育ったのでほぼ子供です。そんな彼と向き合うことになった実の両親。この両親のことを思うといたたまれません。主人公のジェームスも大変なのですが、一番大きなものを乗り越え受け入れたのはこの実の両親だと思います。

子供をどう“育てる”か

ワンダー 君は太陽には、誰が見ても明らかに「あぁーこのご家庭子供の育て方間違ってるー」っていう観客も校長先生も溜息ものの家族が登場します。

子供を育てる。難しいです。うちは長女がイヤイヤ期全開で毎日が戦争のようです。イヤイヤ期がまだわかんないって人に絵で説明するとこんな感じです。

グレムリン

出典:https://ulaken.exblog.jp/28293381/

しかし、そんなグレムリンをどうにか一人前に育てあげるのが親の責任です。全国のお母さんお父さん、子育てお疲れ様です! 一緒に頑張りましょう! そんで、子供が大きくなったら『グレムリン』を一緒に観て、「お前はこんな感じだったんだ」と言いましょう!

BTTF_mlmg8
出典:http://ulaken.exblog.jp/25282002/

いやぁー映画って本当に面白いものですね! それでは、またお会いしましょう! サヨナラ! サヨナラ! サヨナラ!

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