あなたは見破れる!?話題のマインドファックムービー『ピエロがお前を嘲笑う』

好奇心で生きてる雑食人間

sakasa

サスペンスやミステリー、ホラー映画などを観ていると、たまにピエロの仮面やメイクをした役を見ることがあります。あなたが観てきた映画にも一度ぐらいは登場したことがあるのではないでしょうか。

今月12日より全国公開された『ピエロがお前を嘲笑う』でもピエロのような仮面をつけた天才ハッカー集団が登場します。

《100%見破れない!》という観客が続出しドイツで大ヒット、ハリウッドでリメイクも決定した公開前から話題となっていたマインドファックムービーです。そこでこの記事では、今作品の見どころをご紹介したいと思います。

『ピエロがお前を嘲笑う』ってどんな映画?

ピエロ

世界を騒然とさせたハッキング事件を次々と起こし、殺人容疑がかかる天才ハッカー、ベンヤミンが突然、警察に出頭してきたところから始まります。

『少し前まで誰にも相手にされず、透明人間のようだった僕の人生は、ハッカー集団CLAY(クレイ)を結成したことで180度変わった。政界、金融業界、連邦情報局など次々とターゲットを変えハッキングしまくった。最初はお遊びのつもりだったけど、世間の注目を浴び、有頂天になっていたんだ。でもまさか盗んだ情報が元で殺人事件が起こるなんて。しかも今度は僕の命が何者かに狙われている・・・。』と彼は自白しました。

しかしベンヤミンの話はどこかつじつまが合わず、捜査官たちはベンヤミンに翻弄されます。果たしてどこまでが真実なのか?彼は一体何者で何が狙いなのか・・・。

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モデルは実在する国際的ハッカー集団!?

主人公のベンヤミンは仲間とハッカー集団CLAY(クレイ)を結成します。このCLAYは実在する国際的ハッカー集団、アノニマスをモデルにしているとされています。

アノニマスとして彼らが公の場に出た際、映画の『V・フォーヴェンデッタ』に登場する17世紀の革命家、ガイフォークスの仮面をつけており、作中の彼らも似たようなデザインの仮面をつけて活動します。

やはり団体でお揃いの仮面をつけていると怖いですね。しかし、映画の中の彼らは仮面の姿よりも素顔のほうがもっと恐ろしいのです。真相はぜひ映画をご覧になってご確認ください。

さらに『ピエロがお前を嘲笑う』の原題は『Who am I』で、直訳すると(私は誰)となります。これはアノニマスが掲げているロゴマークを彷彿させることができます。

上記のことから、CLAYはアノニマスをモデルにしているのではないか?とされています。鑑賞する際は少し意識してみてはいかがでしょうか。

最後まで目が離せない、どんでん返し映画!

驚愕のマインドファックムービーと打ち出す今作品ですが、この言葉を耳にするのは初めてという方もいるでしょう。簡単に言えばどんでん返し映画です。映画全体を覆すような仕掛けやトリックが散りばめられ、最後に『やられた!』と言いたくなるような作品をそう呼びます。

例を挙げると『シックス・センス』や『ファイトクラブ』『インセプション』『グランドイリュージョン』などがこれに該当します。この『ピエロがお前を嘲笑う』もマインドファックムービーの決定版として注目を集めています。

二転三転するストーリーにきっとあなたもマインドファックされるでしょう!

その他にも是非チェックして頂きたい見所が満載!順に紹介していきます。

ドイツ映画ならではのサウンドも魅力!

音楽は映画の世界観を作り出すために欠かせない要素のひとつです。今作品はドイツ映画ということで、ドイツと深い関わりのある音楽のひとつ、エレクトロミュージックを使用しています。

作中の楽曲はドイツの人気エレクトロユニットBOYS NOIZEとドラム&ベースだけという少し変わった2人編成のバンド、ROYAL BLOODが提供しています。

※ROYALBLOODのMVは一部グロテスクな表現があるので苦手な方は閲覧ご注意ください。

BOYSNOIZEのAlarmは、イントロ部分から鳴り響く重低音がまるで鼓動のように体中に響き渡り、観ている者に緊迫感を与えます。ROYAL BLOODのOut of The Blackは、冴えなかったベンヤミンの内に秘めた様々な思いを代弁するかのような楽曲です。

どちらも作品の世界にとてもマッチしており、今流行っているEDMなどがお好きな方にはサウンドを聴くだけでも堪能できる作品です。頭脳戦を繰り広げる中で、より雰囲気を盛り上げてくれるクールなサウンドにもぜひ耳を傾けてみてください。

新鮮な表現方法

全体的にスタイリッシュと評価を受けている今作品ですが、その中でも特に好評なのがバーチャル表現です。

ハッカーたちがチャット上で会話をする様子が地下鉄の車内で表現されています。怪しげな色彩と薄暗い空気感が地下鉄の文字通り、アンダーグラウンドさを上手く表現していて観ている者も同じ車内の中にいるような感覚になります。

この演出が新しく且つとても分かりやすいので、ストーリーを理解するのが難しいのでは?と思っている方も懸念せずに楽しんでいただけると思います。

一人の青年の成長物語としても楽しめる!

あまり馴染みのないハッキングをテーマにしている上に、次々に仕掛けやトリックが現れ、頭が追いつかないかも!と心配する方もいるかもしれません。しかしこの作品はハッキングなどのサイバー要素を抜きにしても、仲間や新たな出会いに刺激を受けたベンヤミンが成長していく、一人の青年の成長物語としても充分見応えがあります。

元はと言えば今作のヒロイン、マリに想いを寄せるベンヤミンが、彼女のために試験問題をハッキングすることから始まる本作。好きな子にもアプローチができないベンヤミンが106分の映画の中で成長していく過程も見どころのひとつです。

リピーター割引を実施している劇場もあるそうなので、様々な視点で2回、3回観るのもおすすめです。あなたもぜひ劇場でこのサイバースリラー映画の世界に挑戦してみてください。

※2021年11月26日時点のVOD配信情報です。

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  • りょう
    2.8
     とても気になっていましたが、評判ほどの作品ではないような気がしました。容疑者と捜査官のやりとりを軸にして、容疑者の供述をフラッシュバックで描写し、最後にどんでん返しの展開が…というあたりは、「ユージュアル・サスペクツ」のまんまです。そこに「ファイト・クラブ」(いたずら集団の活動…など)の要素がプラスされています。どちらもネタバレ厳禁の作品ですが、その2つの要素のどんでん返しがどちらも展開されて、そこを面白いと思うかどうか…という作品だと思います。  ところが、この展開では、どんでん返しを2回もやって相殺してしまい、結局は普通の物語になってしまった印象です。それまでの伏線的な描写にも“うまい”と思わせるところがなく(ベンヤミンの部屋に「ファイト・クラブ」の映画ポスターが貼ってあるのは、遊びの演出でしょうか)、エンディングで驚かせるための脚本と演出がかみ合っていないような印象でした。終盤でベンヤミンと捜査官が会話する自動車の内部から男性のような人影が一瞬だけ映りますが、それも意図がはっきりしません。  また、ハッカー集団であるCLAYの4人組は、そもそもいたずらを目的にしているので、そのハチャメチャな日常の行動にも共感できず、そういう前半の描写が冗長なので、サイバー・サスペンスとしての緊張感が希薄です。カリスマ・ハッカーであるMRXの顛末もあっけなく、圧倒的な存在感を簡単に否定してしまっているようでした。  一方で、インターネットの空間でのハッカー同士のやりとりは、通常はパソコンの画面とかになりがちですが、この作品では、アバターのような実写の人物がチャットの文字で会話するような描写になっていて、なかなか面白い表現でした。劇伴はなかなかカッコよかったです。
  • HAY
    3.5
    記録
  • かいたろ
    5
    どんでん返しに次ぐ、どんでん返し………こういう映画大好き。 かつ、スタイリッシュで、テンポが良い!
  • ツナマヨネーズ
    3.5
    どんでん返し映画にハマったきっかけの作品
  • ノーミン
    4.3
    だ・ま・さ・れ・た! 最後の方でありきたりなどんでん返しがあってそこで納得してたんだけど、最後の最後でさらにどんでん返し! 騙されたわー。でも快感。 主人公がケンカしてボコボコになった顔を利用して同情をかう場面が好き。
ピエロがお前を嘲笑う
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