【Filmarksの人に聞いてみた vol.12】2023年いちばん楽しみにしている映画は?Filmarks社員に「2023年期待の映画」をきいてみた。

Filmarksを運営する社員に、映画やドラマ、アニメに関する「偏愛」やオススメを聞いてみる企画。第12回目は、Filmarksの社員5名に「2023年期待の映画」を聞いてみました。

Filmarks社員の「2023年期待の映画」は?

Filmarks 武藤さん 2023年期待の映画:
BLUE GIANT』(2月17日公開)

あらすじ:「オレは世界⼀のジャズプレーヤーになる。」 ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の⾼校⽣・宮本⼤(ミヤモトダイ)。 ⾬の⽇も⾵の⽇も、毎⽇たったひとりで何年も、河原でテナーサックスを吹き続けてきた。 卒業を機にジャズのため、上京。⾼校の同級⽣・⽟⽥俊⼆(タマダシュンジ)のアパートに転がり込んだ⼤は、ある⽇訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈(サワベユキノリ)と出会う。 「組もう。」⼤は雪祈をバンドに誘う。はじめは本気で取り合わない雪祈だったが、聴く者を圧倒する⼤のサックスに胸を打たれ、⼆⼈はバンドを組むことに。そこへ⼤の熱さに感化されドラムを始めた⽟⽥が加わり、三⼈は“JASS”を結成する。 楽譜も読めず、ジャズの知識もなかったが、ひたすらに、全⼒で吹いてきた⼤。幼い頃からジャズに全てを捧げてきた雪祈。初⼼者の⽟⽥。 トリオの⽬標は、⽇本最⾼のジャズクラブに出演し、⽇本のジャズシーンを変えること。 不可能と思われる⽬標に、必死に真摯に、激しく挑む---。

武藤:マンガを読んだ時から「アニメ化したら面白そう」と思っていたので、映画化を知ってキタ! と思いました。JAZZピアニストの上原ひろみさんが音楽監督、雪祈役のピアノパートも演じるとのことで、映画館で爆音で聴いたら絶対カッコいいと確信してます! 原作は漫画なのに音楽が聞こえてきそうな作品なので、先にコミックを読んでから挑むのをオススメします。とにかく特報がすでに素晴らしく、今から期待しています!

Filmarks 高田さん 2023年期待の映画:
ボーンズ アンド オール』(2月17日公開)

あらすじ:生まれつき、人を喰べてしまう衝動をもった 18 歳のマレンは初めて、同じ秘密を抱えるリーという若者と出会う。人を喰べることに葛藤を抱えるマレンとリーは次第に惹かれ合うが、同族は喰わないと語る謎の男の存在が、二人を危険な逃避行へと加速させていくー

高田:『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督×ティモシー・シャラメの黄金コンビ再び! 『君の名前で僕を呼んで』で有名な監督ですが、実は『サスペリア』ではR15のグロホラーもしっかり撮っています。また、今作の脚本家のデヴィッド・カイガニックは『サスペリア』でも脚本を努めていました。『サスペリア』もかなり怖かったですが、今回は”人を食べる”二人の愛の物語ということで、年齢制限はR18……! どんな描写があるのか今からワクワクしています(笑)。ティモシー・シャラメを驚くほど美しく描いたルカ監督が、今作ではどのように映すのかも含めて期待大作品です!

Filmarks 渡辺さん 2023年期待の映画:
イニシェリン島の精霊』 (1月27日公開)

あらすじ:本土が内戦に揺れる1923年、アイルランドの孤島、イニシェリン島。島民全員が顔見知りのこの平和な小さい島で、気のいい男パードリックは長年友情を育んできたはずだった友人コルムに突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺を隠せないパードリックだったが、理由はわからない。賢明な妹シボーンや風変わりな隣人ドミニクの力も借りて事態を好転させようとするが、ついにコルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣言をされる。美しい海と空に囲まれた穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた……。

渡辺:イギリスの田舎町で、友達にいきなり縁を切られたおじさんの話。あの傑作スリービルボードを作った監督なので、不条理劇と練り込まれた脚本、どういう風に落とし所を持ってくるのか楽しみです!

Filmarks 中澤さん 2023年期待の映画:
バビロン』(2月10日公開)

あらすじ:ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代。富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く。

中澤:デイミアン・チャゼル監督の新作ということでそれだけで楽しみですが、キャストの豪華さと大人が楽しめる映画だと聞いているので、とても期待しています! 衣装やメイク、1920年台の豪華なファッションも楽しみです。『ラ・ラ・ランド』のように、観る人によって感じ方が違う作品なのかなと予想していますが、ブラッド・ピット&マーゴット・ロビーの共演は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』以来? になるかと思うので、このふたりがメインキャストに据えられた時 にどんな化学反応が起きるのか、今から楽しみにしています!

Filmarks 鎌田さん 2023年期待の映画:
モリコーネ 映画が恋した音楽家』(1月13日公開)

あらすじ:モリコーネ⾃らが⾃⾝の半⽣を回想し、かつては映画⾳楽の芸術的地位が低かったため、幾度もやめようとしたという衝撃の事実の告⽩、そして、いかにして誇りを⼿にしたか? 数多の傑作の名場⾯とワールドコンサートツアーの演奏と共に紐解かれ、さらに、クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンら70⼈以上の著名⼈のインタビューによって、モリコーネの仕事術の秘密が明かされる本作。モリコーネのメロディを聴くだけで、あの⽇、あの映画に胸を⾼鳴らせ涙した瞬間が蘇る。同じ時代を⽣きた私たちの⼈⽣を豊かに彩ってくれたマエストロに感謝を捧げる、愛と幸福に満ちた⾳楽ドキュメンタリー。

鎌田:予告で、『荒野の用心棒』や『ニュー・シネマ・パラダイス』など、モリコーネが携わった映画と音楽が流れてきて、それだけで鳥肌が立ってしまい……。これは絶対に観る!と思いました。クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、ジョン・ウィリアムズやハンス・ジマー……・名前を聞くだけで興奮しちゃうような方々がインタビューに出てるんですよね。もうそれだけで見る価値あると思ってます。 しかも本作は、モリコーネ本人がジュゼッペ・トルナトーレ監督を指名しているドキュメンタリーなので、信頼関係のある中でどんなことが語られているのかとても楽しみです。 音楽って不思議とその時の感情や記憶を呼び起こしますよね。 今回はそれも自分の中で一つの楽しみにして映画を観に行きたいと思います!

【Filmarksの人に聞いてみた】連載

※2022年12月20日時点での情報です。

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