木村拓哉×二宮和也が贈る、重厚なクライム・サスペンス『検察側の罪人』がこの夏ついに公開!

2018.08.09
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「犯人に次ぐ」の雫井脩介原作の小説『検察側の罪人』が、『日本のいちばん長い日』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、昨年の大ヒット映画『関ヶ原』も記憶に新しい原田眞人監督により映画化。そして、ついに8月24日(金)から全国公開されます。

主人公のエリート検察官に木村拓哉、彼と対立する若き検察官に二宮和也、そのほか、吉高由里子松重豊平岳大大倉孝二八嶋智人山﨑努など日本映画を支える豪華俳優陣が出演!時効廃止以前の未解決殺人事件、組織ぐるみの冤罪、では裁けない罪人や真実を追い求める中で感じる葛藤。そして「正義とは何か」という人間の根源的なテーマを、原作の空気感そのままに描き出した重厚なサスペンス作品です。

検察側の罪人1

 

強盗殺人の犯人を巡り、男たちの「正義」の戦いがはじまる

都内で強盗殺人事件が発生。その事件の担当となったのが東京地検刑事部のエリート検事・最上毅(木村拓哉)と、刑事部に配属されたばかりの若手検事・沖野啓一郎(二宮和也)。捜査で挙がってきた被疑者の中に、時効を迎えた未解決殺人事件の重要参考人だった松倉(酒向芳)の名前が。最上は松倉に狙いを定め、沖野は尊敬している最上に言われるがまま、松倉を追い詰めるけれども手応えなし。エスカレートしていく最上の勢いに、沖野は「松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではないか」と次第に疑問を持つようになり……。

時効の未解決殺人事件、そして最上の親友・丹野(平岳大)に降りかかった冤罪、ブローカーの接近などさまざまな要素が入り混じり、事態は思わぬ方向へ展開。そして最上と沖野、それぞれが持っている「正義」により対立していく2人。彼らが向かう結末は、観るものにも「正義」とは何かを問いかけます。

検察側の罪人3

■これは面白かった。とにかく演技がかなり濃厚。シンプルな予告編に見事に騙されました。テンポの良いストーリーに、木村拓哉と二宮和也と松重豊と吉高由里子の演技が複雑に絡んでいって一気に持っていかれました。ここまでキャラクターの心情がはっきりと見える映画は久しぶりでした。(カピ吉さん)
■この映画のポイントは、お話の内容が実際にあるのかないのかということではなく(いくつかのシーンは現実に起きた事件と重なる点もありましたが)、現在の司法制度では、検察・警察それぞれの恣意が働けば冤罪など容易く作り上げられてしまうというのに気付くことにあるのではないかと思いました。99%という世界にも類を見ない有罪率を「誇る」日本。しかし、その過程に冤罪を引き起こす温床がいくつも眠っている。それにいつ自分が巻き込まれるかも分からない。そんな妙にリアルな恐怖感を抱かずにはいられませんでした。(無影さん)
■テンポいいストーリー展開で、2時間だれることなく見応えのある作品だった。 正義とは何なのか。 人が人を裁くということの重さ。 超えてはいけない一線。 そんなようなことを考えさせられた。(空子さん)

人の心を揺らす演技が物語をさらに緊迫感あるものに……

なんといっても主演の木村拓哉と共演の二宮和也の心を揺さぶる演技が、物語をさらに濃密で緊張感あるものへと導いています。

例えば、二宮和也演じる沖野が松倉を取調室で追い込むシーン。最初は言葉巧みに誘導しながら、なかなか吐かない松倉へあえて感情的な振る舞いをして、彼を震え上がらせる沖野。ここでの迫真の演技には強く引き込まれる上、思わずこちらも恐怖を感じるほど。

また最上がある決断をし、それを実行する前に迷いと虚しさ、そして高揚感も混ざった複雑な表情を浮かべるシーンがあります。それは「正義とは何か」という作品のテーマに関わる重要な部分。その場面を想像以上に奥深いものに仕立て上げる木村拓哉の絶妙な演技力には圧倒されるはずです。

検察側の罪人4

■国民的アイドルのはずの彼が泥にまみれ、家族に見離され、虚勢を張り、情けなく叫び、怒声を張り上げ、チンピラまがいの態度をとり、のたうち回る。少しもカッコ良くないし、ファンなら目を覆いたくなるような映画だが、だからこそ観る価値がある。(ゆうていみやおうさん)
■自分のためだけの「正義」か、正しい「正義」か。2人の主人公はやっぱり演技派なだけあって、ジャニーズの中でも群を抜いてる演技力だと思う。特にニノの、被疑者への尋問のガチ度は凄い…。一気に映画が緊張感を帯びたし、シアター内が静まり返った。(ざわさんさん)
■殺人事件を背景に、社会のグレーな部分や人間の感情を生々しく描いた想像以上にショッキングな作品でした。 「検察側の罪人」というタイトル……なるほど………。 なにより驚いたのが主演の木村拓哉さんと助演の二宮和也さんの圧倒的な演技力。感情と感情のぶつかり合い。それだけで見応えがとにかく凄い。。。2時間3分もあるのにあっという間でした。(さかしーさん)

豪華キャストが演じる意外な登場人物たちが物語を動かしていく

最上と沖野の対決は、彼らの周囲にいる意外なキャラクターたちによって変化していきます。吉高由里子演じる沖野の担当事務官・橘は、時に鋭い意見を言う真っ直ぐな女性。しかし、ある秘密を抱えていて、それが物語を大きく動かしていきます。そして、別の事件で沖野が取調べを行った松重豊演じる諏訪部も、強盗殺人事件の犯人探しに深く関わるようになり……。

ほかにも松倉以外の被疑者として挙がってきた弓岡に大倉孝二、弁護士の小田島に八嶋智人、大物弁護士・白川に山﨑努と、豪華キャストが演じる登場人物が、物語をさらにエキサイティングなものへ盛り上げます。

検察側の罪人5

■主に描かれるのは、木村拓哉、二宮和也、吉高由里子の三者。この三者の演技が想像以上に良かった。それに加えて、この三者を取り巻く役者たちの、随所の小さな演技が、すごく大きいと思う。この演技が、三者の存在する世界観を綺麗に作り上げ保っていた。もう一度浸りたい。(shioriさん)
■脇を固める松重さんの掴み所のない妖しさと、大倉さんの底の浅いクズな感じがすごく良かった!2人とも普通の時はかっこいいのにやはりすごい役者さんなんだなぁーと思いました。酒向さんの生理的に不快な感じもよく出てて、名バイプレイヤーさん達が職人技を見せつけてくれました。(トトまるさん)

原田眞人監督だからこそできた緩急あるスリリングな展開

検察側の罪人6

この映画は、主人公たちが検事という設定の都合上、取調べや捜査、話し合い、事件の真相を暴くための作業など、坦々と進むシーンが多い反面、事件に深く入り込むうちに動揺する最上や松倉に対して行った沖野の鬼気迫る取調べなど、要所々々に登場人物の感情の乱れを入れることで、緩急あるスリリングな展開が繰り広げられます。それもこの作品の魅力であり、原田眞人監督だからこそできた演出。

強盗殺人事件の犯人を追うだけに留まらない、人の心の動きまで的確に捉え表現している極上のクライム・サスペンス。この夏の傑作映画になること請け合いの作品です。

◆映画『検察側の罪人』 information

検察側の罪人2

あらすじ:都内で発生した強盗殺人。被疑者の一人である松倉は、過去の未解決殺人の重要参考人だった。捜査方針を巡って対立するエリート検事・最上と駆け出しの検事・沖野。法で裁けない罪人は、罰を免れ赦されるのか。罪と罰、善と悪、そして、司法と検察官…。正しいのは、どちらの正義か?

上映時間:2時間3分
2018年8月24日(金)より全国ロードショー!
配給:東宝
公式サイト:http://kensatsugawa-movie.jp/

(C)2018 TOHO/Jstorm

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  • ムギ
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    木村さんがパパしてるのカッコよかった.... ニノちゃんほんと下町っ子、べらんめえ調(とも違うか..でもそういう感じ)でセリフ早口うまいなぁ.... ってそんな感想じゃなくて。 怒り以来イヤーなモヤモヤがあって、先が気になるようなもう観ていたくないような、ってなった。怒りほどではなかったけど。 にしてもほんと特殊な仕事だろうなぁ検察。HEROのときはまだコメディみがある描き方だったけど。
  • つばき
    3.2
    なんか、もやもや、、、 とりあえず職場が映ったのが一番びっくりした(笑)
  • あべべ
    3.0
    小説を読んでからがオススメ。 怪演がひかってドラマチックなんだけど何故だか中途半端。
  • モコラ
    3.4
    2018/10/21 @TOHOシネマズ日比谷
  • tottsun
    3.0
    「検察側の罪人」 東京地方検察庁刑事部に配属された検事の沖野啓一郎は、有能で人望もある憧れのエリート検事・最上毅と同じ部署になり、懸命に仕事に取り組んでいた。あるとき、二人が担当することになった殺人事件の容疑者に、すでに時効が成立した事件の重要参考人・松倉重生が浮上する。その被害者を知っていた最上は、松倉に法の裁きを受けさせるべく執拗追及するが、沖野は最上のやり方に疑問を抱き始め.... 原作は未読です。 自分の周りにニノファンが多いので見なきゃ見なきゃと思っていたら時が流れ10月でした。間に合って良かった! 邦画をあまり見ない私としては最初から怒涛の日本語に戸惑いました。 (「カメラを止めるな」見たときこんなこと思ったっけ?とか考えてしまった) 私が原作未読だからなのか人間関係がいまいち掴めず前半はかなり苦しみました。ところどころ何が言いたいんだろう?と感じるシーンがあり独りよがりだなぁ…なんて思ってしまいました。 あの岸の向こうで踊ってる方達は何者?あれ?お葬式にも参列してる…ますます誰?的な… あとあんな急に恋愛要素持ち込まれてもびっくりですよ!思わず叫びそうになりました。 最後のシーンもいよいよ!っていうところで終わり消化不良ですね。 個人的には松倉、諏訪部、弓岡を演じた御三方には拍手をしたいです。彼らのおかげで映画が多少なりとも引き締まったと思うので。 キムタクの演技に関しては今までと比べればキムタク感薄かったと思います。ニノは取り調べのシーンでよくあんなに噛まないでセリフ言えるな…って思ってしまいました。映画を語る上で誰が出演してるのかということは大事な要素だと思いますがイメージが強すぎるのもその作品に入り込みづらくてバランスが難しいなと思いました。 私的には☆☆☆かな。
「検察側の罪人」
のレビュー(10410件)