【映画で納涼】映画ファンの生の声で決定!「ギャグがお寒い映画」TOP10

2018.08.30
映画

映画観て、絵描いて、ハイッ!

フクイヒロシ

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まだまだしつこく暑い日が続いておりますが、そんな時にはエアコンが効いた部屋で“おサムい映画”でも観てみませんか?
今回ご紹介するのは、ずばり「ギャグが寒い映画たち」です!

映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のユーザーレビューの中から「ギャグが寒い」といったキーワードが多く入っている映画を上位10位までピックアップ。「これも入るの?」という意外な作品もありますよ。では、第10位からいってみましょう!

※以降、ときたま辛辣な言葉が並びますが、一映画ファンとしての、愛を持っても発言であることをご容赦ください……

第10位『Zアイランド』(2015)

寒い映画

品川ヒロシ監督長編4作目。哀川翔の芸能生活30周年記念作品でもある。

前半の会話が寒いという評が多かったです。変顔したり大声出しているわけでもないのに全体的にずっとスベってる印象が……。笑わすというよりいちいち相手に対してマウンティングしてるような雰囲気も笑いにくい要因のひとつかも。木村祐一と千鳥・大悟のヤクザ演技が怖すぎて寒気がするという効果もあります。

第9位『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』(2017)

寒い映画

広瀬すず主演。普通の女子高生チアリーダー部が、本場アメリカのチアダンス選手権大会で優勝を果たした実話の映画化。

変顔やギャグのあとのチーン♪とかポヨヨ〜ン♪という効果音がかなりの冷気を吹かせてくれます。それぞれのキャラがちゃんと描かれる前にそれをやっちゃうので、どうも乗れない人が多かったようです。でも、後半はかなり胸熱の展開なので逆に熱くなっちゃうかもしれないです。

第8位『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)

寒い映画

「トランスフォーマー」の実写映画5作目。ラジー賞常連シリーズ。

「トランスフォーマー」シリーズのギャグといえば、1作目(07)の名作ギャグ「ハッピータイム」があるわけですが、今作では記憶に残るようなものはなかったですかね。「TRF(Transformers Reaction Force)が主導権を握っている!」とか「TRFの攻撃が激しい!」というセリフのたびにTRFのDJ KOOさんが主導権を握って激しく攻撃してくる様子を想像して面白いんですが、多分これはギャグのつもりではないはずで……。

第7位『女子ーズ』(2014)

寒い映画

福田雄一監督作。普通の女子5人が戦隊“女子ーズ”になって活躍する。

個人的には好きなテイストですが、若手女優さんたちのコメディエンヌとしての技量がちょっと追いついていないかと……(それも可愛いんですけどね)。中盤から“仕事と恋とヒーロー”に悩む姿が描かれはじめたので「いい映画になるのかもしれない」と期待しましたが、それも必殺技「女子トルネード」によって撃破されました……。

野太い声を出す桐谷美玲とか罵詈雑言を吐く有村架純など、 藤井美菜、高畑充希、山本美月といった今や若手代表株となった女優たちの瑞々しい演技はみどころです。

 

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第6位『ドクター・ストレンジ』(2016)

マーベル・コミック「ドクター・ストレンジ」の実写映画化。ベネディクト・カンバーバッチ主演。

ジョーク好きの主人公から繰り出されるギャグや、マントさんとのコントを「寒い」と感じてしまった人が多い模様。ベネディクト・カンバーバッチやティルダ・スウィントン、マッツ・ミケルセンらの顔力がコメディ向きとは言えないので、「頑張ってギャグやってる感」が出ちゃってたでしょうか……。

第5位『デッドプール』(2016)

寒い映画

同じくマーベル・コミックの「デッドプール」実写映画1作目。「X-MEN」シリーズの累計8作目でもある。

ヒュー・ジャックマンいじりや主演のライアン・レイノルズの自虐ネタなどのメタギャグが連発されるので、それに乗れなくて「終始寒かった」という方も多かったようです。脚本や製作費の低さをいじる内輪ネタも寒いと感じられたみたいです。字幕や吹き替えの日本語訳の難しさもあるかもしれないですね。とはいえ、作品自体は大ヒット。ライアン・レイノルズが見事な返り咲きを果たしました。

第4位『ありがとう、トニ・エルドマン』(2016)

寒い映画

アカデミー賞外国語映画賞の候補になり、映画賞を総ナメにしたドイツの名作。

これは災難……。寒い親父ギャグを連発する父親が主人公なのです。働き詰めで人間性を失くしている娘の心を溶かそうとしている父親の温かさが描かれている映画です。普段から親父ギャグに苦しんでいる人にとっては、このお父さんのギャグはきつかったかもしれません……。

 

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第3位『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)

「スター・ウォーズ」シリーズの実写映画本編の8作目で、レイが主人公の新3部作第2章。

本気で笑わそうとしているのか疑わしいほど微妙なギャグが特に前半多く見られます。「ギャグ寒いし!」と、不満な点を挙げる筋金入りのファンもちらほら。全体的に不穏で神妙な雰囲気なので、ホッと息を抜けるようなギャグシーンになっていたと個人的には思います。

 

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第2位『ゴーストバスターズ』(2016)

寒い映画

1984年製作の『ゴーストバスターズ』のリブート作品。主人公4人を全て女性に変更したという意欲作。

主人公の女優は全てアメリカのコメディバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」出身者。冒頭からエロネタと下品ネタでつかみはOK!となれば良かったのですが、それに乗れないとあとが辛いようです。アクションシーンに緊張感がないので合間にギャグが挿入にされても「緊張と緩和」での笑いも生まれにくいですね……。クリス・ヘムズワースの天然キャラは最高でしたね。

 

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第1位『銀魂』(2017)

寒い映画

興行収入38億円! 2017年邦画興行収入ランキング第3位! 日本を代表する人気スター総出演で、続編『銀魂2 掟は破るためにこそある』も大ヒット公開中! 福田雄一監督作では2作目のランクイン!

大仰なスローモーションや変顔のどアップ、大声が連発されるのでその度に強烈な冷気が……。しかも“笑い待ち”みたいな時間もあるのでこれはなかなかのものですよ。原作ファンほど「これこそ銀魂!」と許容できて、原作知らない人ほど「なんだこりゃ! 寒い寒い!」ってなっている傾向にあるようです。これも福田作品の持ち味ではありますけどね!

 

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「大声」「変顔」「間延び」に注意?

ヒットした映画ほど上位に来てしまうということはあると思いますが、こうして「ギャグが寒い」と評されてしまった映画を観てみると(全部観ましたよ!)共通点が見えてきます。

アメリカのコメディは、淡々とした表情でギャグを言うのがスタイル。大声でボケツッコミをすることはほとんどなかったです。また、内輪ネタやメタギャグが多いので、それを知らない人は逆に疎外感を感じて引いてしまうということもありますね。

今回ここに上がってしまった邦画コメディ映画の寒いポイントは「大声」「変顔」「間延び」でしょう。あとは「こんな大物俳優がこんな役をやってるんですww」ってのもちょっとキツイ場合もあります。テレビ番組『笑ってはいけない』でも同じパターンをやってますが、あれは「笑ってはいけない」って言われてるからこそ「笑っちゃう」わけですが、「ほ〜らウケるでしょww」ってやられると逆に冷めちゃうんですね……。

何はともあれ暑い日にはためらうことなく冷房を!

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