【書籍】映画『レディ・プレイヤー1』の作品世界をコンセプトアートで解明する

2018.08.24
映画

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近未来の荒廃した現実世界とVR世界を舞台に、17歳の少年が壮大な戦いを繰り広げる、スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』。

本作のコンセプトアートを中心とした豊富な図版、主要クリエイターの解説によって作品世界を解明できるのが、公式アートブック「メイキング・オブ・レディ・プレイヤー1」だ。

メイキング・オブ・レディ・プレイヤー1

映画の「コンセプトアート」って?

「コンセプトアート」とは映画の製作初期段階で、監督以下製作スタッフが作品の世界観やイメージを共有するために、舞台やキャラクターの造形・デザインを描いたイラストレーションのこと。

いまや、映画はもちろん、ゲームやアニメーションなどの映像作品の製作には欠かせないひとつであり、コンセプトアーティストという専門の職種も存在するほど。

SF小説が原作であり、言葉でつくられた世界を映像で表現するためにCG技術が駆使された『レディ・プレイヤー1』にとって、作品の世界観・ビジュアルイメージを製作スタッフが事前に共有するための絵(=コンセプトアート)がいかに重要なものであるか、想像するに難くない。

レディ・プレイヤー1

レディ・プレイヤー1

レディ・プレイヤー1

スピルバーグ監督史上“最高難易度”の映画を解明しよう

なりたい自分になれるVR空間[オアシス]において、ウェイドやサマンサたちのアバターはなぜあのような顔、髪型、服装、キャラクターになったのか。また、オアシスの広大な仮想空間のひとつひとつはどのように設計され、描かれたのか。

本書、アートブック「メイキング・オブ・レディ・プレイヤー1」を紐解けば、その謎と緻密な設計について知ることができる。

さらに他にも、ウェイドが暮らすスラム街・スタックパークやVR空間のイラストレーション、VRバイザーやグローブといったアイテムの初期デザインなど。映画全体のアウトラインからディテールに至るまで、数々のコンセプトアートと解説コメントが約150ページに渡って掲載されている。

VRバイザー

レディ・プレイヤー1

「これまでに監督したなかでも1、2を争うほど難易度の高い作品になるかもしれないと覚悟した。」

そんなスティーヴン・スピルバーグ監督の前書きからはじまる本書。

数多の名作を手がけた映画界の巨匠に“1、2を争うほどの難易度”と語られ、事実、実現まで3年近くを要した映画の作品世界とは、どのように創造されるものなのか。

目を見張る仮想空間や個性豊かなキャラクターから物語のバックグラウンドを解明できる、うってつけの一冊。

『レディ・プレイヤー1』を観た方も、これから観る方も、2018年8月22日(水)にレンタル・配信がスタートされたこの機会に、ぜひ本書も手にとってじっくり楽しみたい。

レディ・プレイヤー1

公式アートブック「メイキング・オブ・レディ・プレイヤー1」 

著:ジーナ・マッキンタイヤー/序文:スティーヴン・スピルバーグ/前書:アーネスト・クライン(原作『ゲーム・ウォーズ』著者)

発行:スペースシャワーネットワーク

書籍情報:SPACE SHOWER BOOKS

SPACE SHOWER BOOKSでは本書のほか、『ホラー映画アート集』や『鈴木清順監督閑話集』『MONDO映画ポスターアート集』など、映画・音楽をテーマにした書籍・マガジンを発売中。

《本書のプレゼント応募は2018年9月2日(日)をもって受付を終了いたしました》

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(文:斉藤聖)

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