【秋のジブリ祭】話題沸騰!金曜ロードショーのあのおじさんが2夜限定で復活!

2015.09.30
映画

映画と音楽は人生の主成分

みやしゅん

金曜日の夜といえば映画ファンの皆さんは何を思い浮かべますか?華金だから、飲み会でしょうか?いや…きっとあの番組ではないでしょうか?そう、金曜ロードSHOW!です。

1985年10月からはじまった「金曜ロードショー(現在の金曜ロードSHOW!)」は、今秋30周年を迎えます。そこで “秋のジブリ祭”が開催!

10月2日に『ハウルの動く城』、9日には地上波初登場『思い出のマーニー』が放送されます。それにあわせて、あの伝説のおじさんが2夜限定で復活します…!ニュースで取り上げられ、Twitterでも話題沸騰となりました。

金曜ロードショーといえばやっぱりこのおじさん!

金曜ロードショーは数年前からタイトルを改め、金曜ロードSHOW!となり、そのオープニングも可愛らしいキャラクターたちへと変わりました。しかし、金曜ロードショーと言えば有名なオープニングシーンがあります…そう、あのおじさんです。

このオープニング、実は宮崎駿が製作しており、テーマ曲の“Cinema Nostalgia”は久石譲が作曲しています。つまり、今回2夜限定で復活するおじさんは、ジブリ祭と深い関わりがあるのです。

シネマ・ノスタルジア~宮崎駿と久石譲の29年間~

この映写機をまわすおじさん、キュートで愛らしい…そして、何とも言えないこの大人っぽい音楽…。皆さんも小さい頃、この哀愁漂う音楽とおじさんの姿を観て、何となく金曜日の夜は特別で大人の時間を味わえるものだと感じたことでしょう。

久石譲は映画音楽を中心に作曲活動を行っており、特に宮崎駿監督作品においては『風の谷のナウシカ』以来、29年にわたり全ての長編アニメーションの映画音楽を手がけてきました。10月2日放送の『ハウルの動く城』もその作品の1つです。

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出典:http://www.amazon.com/Howls-Moving-Castle-Jean-Simmons/dp/B000CDGVOE

この2人、お互いになくてはならない存在としてこれまで多くの作品で共演してきました。

けれど、皆さんご存知のとおり、宮崎駿は2013年の『風立ちぬ』を最後に、長編アニメーション製作を引退することを発表しました。それを機に、ついにジブリは若手のクリエーターへとその歴史を継承するときがきたのです。

今回は新たな扉を開いた『思い出のマーニー』について、少しご紹介します。

米林監督が『思い出マーニー』へ込めた想い

今回の秋のジブリ祭では、懐かしの『ハウルの動く城』も放送されますが、何といっても昨年話題となった『思い出のマーニー』が地上波に初登場することが注目すべき点です

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物語

この世には目に見えない魔法の輪がある―。

内気な杏奈は友達がいないうえ、心に深い傷を負っており、いつも孤独だった。しかし、喘息の療養のために訪れた海辺の町で誰もいない古びた屋敷を見つけ、そこでマーニーという不思議な少女に出逢い親友になる。しかし、屋敷で開かれたパーティー以来、マーニーは姿を見せなくなる。

古びた屋敷、そして、マーニーに隠された秘密とは一体…?

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出典:http://aminoapps.com/page/anime/7134606/when-marnie-was-there-red-light-series

もう一度、子供のためのスタジオジブリ作品を作りたい

脚本と監督をつとめた米林宏昌は、公式ホームページにて『思い出のマーニー』に込めた想いをこう語っています。

僕は宮崎さんのように、この映画一本で世界を変えようなんて思ってはいません。ただ、『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』の両巨匠の後に、もう一度、子どものためのスタジオジブリ作品を作りたい。この映画を観に来てくれる「杏奈」や「マーニー」の横に座り、そっと寄りそうような映画を、僕は作りたいと思っています。

特別な想いが込められていることがお分かり頂けることでしょう。では、今回の作品は子供しか楽しめないのでしょうか?

実は大人向けの作風でもある…?

現代社会では、大人の社会のことばかりが取り沙汰される中で、子供たちの気持ちはどこか置き去りにされがちです。子供たちが抱える苦しみや悲しみを私たちは本当に理解できているのでしょうか?

この作品、実は杏奈だけでなく、マーニーも心に悲しみを抱えています。彼女たちが抱く微妙な感情の変化は、子供だけでなく大人の心を動かすような強いメッセージ性をもっているように思えます。

子供たちは自身の感情を映し出す鏡として、大人たちは忘れかけている子供の頃の感情を思い出させてくれる、そんな作品です。

おじさんが紡ぐ新たな時代~次の時代へのバトン~

10月9日に放送される『思い出のマーニー』は、これまでの最強タッグから離れ、新たなジブリの扉を開いた作品です。つまり、宮崎駿と久石譲の作品とも言える『ハウルの動く城』とは同じジブリ作品でも、大きな違いがあるのです。

そう考えると、今回の“秋のジブリ祭”ではオープニングのおじさんがこの2作品を繋ぐ役割を果たしているように思えます。さらに言えば、最強タッグの偉業を祝福しながらも、『思い出のマーニー』によって新しい扉を開いたジブリの若きクリエーターへと、オープニングのおじさんがバトンを渡す演出になっているのではないでしょうか?

秋のジブリ祭、是非、ご覧下さい!

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  • たかはし
    3.0
    マーニーを通して自分を知る感じがすごくいい。
  • matsukaze1
    4.9
    5年ほど前、寝台特急北斗星があった頃の話。 思えばこの頃の私は一人でよく電車で旅行した。この時は東京までも寝台特急だった。朝7時頃に東京に着いて、それからその夜北斗星が出るまでどう時間を潰したかあまり覚えていない。 上野は19:03発だった。運良くB個室が取れ、食堂車でコースを食べる事もできた。落ち着いた内装、談笑する乗客、時折カチャカチャと揺れる食器。そういういつもと違うちょっとした事が嬉しい。普段飲めないくせに調子に乗って酒を頼んで殆ど残した記憶がある。札幌は11:15着。すでに辺りは暗闇に包まれている。旅はまだ長い。とにかく東京に来るのは1、2回目だし、ブルートレインに乗るのは初めてだしで、もう気分は最高潮。 翌朝目が覚める。乗った時期は冬だったが、北海道の夜明けは早い。確か大沼公園の辺りだった。辺り一面銀世界だった。正直、車掌が言わなければ多分池も沼も分からなかったけど、「いよいよ来たな…これが北海道か」と感動した。 札幌着いたらすぐに特急と新幹線を乗り継いで帰った。勿論後で「アホな事を…」と白眼視され、暫く(今も)金欠になったが、当時でしか味わえない経験ができたのはいい思い出である。 この映画に出会って良かった。ナウ●カに負けないくらい素晴らしかった。
  • アカウミガメ
    -
    2014 7/23 なんか一部気持ち悪いなと思うなどしました。米林監督の描く女の子が恥じらっているシーン?が毎度毎度苦手です。ぼやっとエンドロールを観てたら三浦しをんさんの名前を発見してとても気になりました。
  • 8HIRO8
    5.0
    大好きな作品です。 何回も観ました。 とにかく綺麗な映画です。 音楽も最高。 泣けますしステキな家族愛ですね。
  • MizuKi
    4.0
    ちょっと不気味な感じの話だけど雰囲気がすき。
「思い出のマーニー」
のレビュー(45117件)