2023年4月に公開される話題の洋画作品を、一覧にまとめてご紹介!『ノック 終末の訪問者』や、『ザ・ホエール』など、話題の作品が盛りだくさん。
映画セレクト基準は?
本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)のデータに基づきセレクトされています。
2023年4月7日(金)公開
『ノック 終末の訪問者』(2023)
人里離れた山小屋で、休暇を過ごしていた3人家族の前に突如として現れた、謎の4人組。彼らは家族を拘束し、こう告げた。「私たちは、“終末”を防ぎにきた。君たちの“選択”に懸かっている」「家族3人のうち、犠牲になる1人を選べ」「しくじれば……世界は滅びる」。果たして、4人の訪問者は何者なのか? なぜ、世界は終末を迎えることになるのか? そして、正気とは思えない究極の“選択”の結末とは……?
『AIR/エア』(2023)
1984年、ナイキ本社。ソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)は、CEO であるフィル・ナイト(ベン・アフレック)からバスケットボール部門を立て直すよう言い渡される。業界の負け犬だったナイキチームは、無名の選手マイケル・ジョーダンを見つけ、今までのルールを変える一発逆転の賭けと取引に出るのだった……。
『ザ・ホエール』(2022)
ボーイフレンドのアランを亡くして以来、現実逃避から過食状態になり健康を害してしまった40代の男チャーリー。アランの妹・看護師のリズの助けを受けながら、オンライン授業でエッセイを教える講師として生計を立てているが心不全の症状が悪化し、命の危険が及んでも病院に行くことを拒否し続けている。しかし、自分の死期がまもなくだと悟った彼は、8年前、アランと暮らすため家庭を捨てて以来別れたままだった娘エリーに再び会おうと決意。彼女との絆を取り戻そうと試みるが、エリーは学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた……。
『ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう/見上げた空に何が見える?』(2023)
ヨーロッパの桃源郷と呼ばれるジョージア(旧:グルジア)の美しき古都、クタイシ。街中ですれ違いざま本を落としたリザと拾ったギオルギ。たった数秒、言葉を交わしただけの2人は夜の道で再会する。あまりの偶然に、名前も連絡先も訊かないまま、翌日白い橋のそばにあるカフェで会う約束だけをする。しかし邪悪な呪いによって、翌朝2人は目覚めると外見が変わってしまう……それでもリザとギオルギは約束したカフェに向かい、現れない相手を待ち続ける。待ち人も姿が変わっているとは知らずに……。
『パリタクシー』(2022)
パリのタクシー運転手のシャルルは、人生最大の危機を迎えていた。金なし、休みなし、免停寸前。このままでは最愛の家族にも会わせる顔がない。そんな彼のもとに偶然、あるマダムをパリの反対側まで送るという依頼が舞い込む。92歳のマダムの名はマドレーヌ。終活に向かう彼女はシャルルにお願いをする、“ねぇ、寄り道してくれない?”。人生を過ごしたパリの街には秘密がいっぱい。寄り道をする度、並外れたマドレーヌの過去が明かされていく。そして単純だったはずのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へと変貌していく!
『ガール・ピクチャー』(2023)
最初の金曜日。クールでシニカルなミンミ(アーム・ミロノフ)と、素直でキュートなロンコ(エレオノーラ・カウハネン)は同じ学校に通う親友。放課後はスムージースタンドでアルバイトしながら、恋愛やセックス、そして自分の将来についての不安や期待にまつわるおしゃべりを楽しんでいる。そんな中「男の人と一緒にいても何も感じない自分はみんなと違うのでは?」と悩み続けていたロンコは、理想の相手との出会いを求めて、果敢にパーティーへと繰り出す。一方、ロンコの付き添いでパーティーにやってきたミンミは、大事な試合を前に、プレッシャーに押しつぶされそうなフィギュアスケーターのエマ(リンネア・レイノ)と急接近する……。
『ダークグラス』(2021)
イタリア・ローマで娼婦ばかりを狙った猟奇的な連続殺人事件が発生。その4人目のターゲットにされたコールガールのディアナもまた殺人鬼に執拗に追いかけられ、ある夜、車を衝突させられ大事故に遭い、一命は取り留めるも両目の視力を失う。同じ事故で両親を亡くした中国人の少年チンとディアナに絆が生まれ、一緒に暮らすこととなるが、サイコパスの殺人鬼はその後もしつこくディアナたちを殺害しようとつけ狙う。
『ノートルダム 炎の大聖堂』(2022)
2019年4⽉15⽇、ノートルダム⼤聖堂で⼤規模⽕災が発⽣。いつものようにミサが⾏われていた⽕災当⽇の夜、警報器が⽕災の検知を知らせる。しかし、誤報だと思い込み、速やかな対応を取らない⼤聖堂の関係者たち。その間にも⽕は⼤聖堂の中を燃え広がっていく。消防隊が到着した頃には、⼤聖堂は燃え上がり、灰⾊の噴煙がパリの空⾼くまで昇っていた。⼤聖堂内の消⽕活動は狭く複雑な通路が⾏く⼿を阻み、かけがえのないキリストの聖遺物の救出は厳重な管理があだとなり困難を極めていく…。そしてついに、マクロン⼤統領の許可を得て、彼らは最後の望みをかけた作戦を決断する。⼤聖堂の外に集まった⼈々が祈りを込めて歌うアヴェ・マリアが鳴り響く中、決死の突⼊を試みる勇敢な消防⼠たちの運命は……。
『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』(2020)
人類が北米大陸に足を踏み入れてから、およそ2万年。アラスカの原野、オレゴンの緑豊かな海岸線、古代渓谷、アパラチアン・トレイルなど、そこには大自然という名の美しい宝物が広がっている。本作は、3人の水先案内人と共に、劇場にいながらもアメリカの知られざる自然を体験し学べるドキュメンタリー映画である。IMAX(R)殿堂入りを含む数々の国際的な賞を受賞、2度のアカデミー短編ドキュメンタリー賞にもノミネートされた実績を持つ、マクギリヴレイ・フリーマン・フィルムズ社が、IMAX(R)カメラを駆使して巨大スクリーン向けに制作した、大迫力の臨場感を体験する40分。
2023年4月8日(土)公開
『最高の花婿 ファイナル』(2021)
前作で海外移住しようとした4人の婿たち家族を自分たちの住むシノンにつなぎ止めて老後は一安心……のクロードとマリー・ヴェルヌイユ夫妻。もうすぐ結婚40周年を迎える夫妻を祝おうと、娘たちは親戚一同大集結サプライズパーティーを計画。アルジェリア、イスラエル、中国、コートジボワールから一筋縄ではいかない強烈キャラの婿たちの両親が大集結で異文化バトルが更にヒートアップ。この多国籍大ファミリーが一緒にパーティーを楽しめるのだろうか?
2023年4月14日(金)公開
『幻滅』(2021)
舞台は19世紀前半。恐怖政治の時代が終わり、フランスは宮廷貴族が復活し、自由と享楽的な生活を謳歌していた。文学を愛し、詩人として成功を夢見る田舎の純朴な青年リュシアンは、憧れのパリに、彼を熱烈に愛する貴族の人妻、ルイーズと駆け落ち同然に上京する。だが、世間知らずで無作法な彼は、社交界で笑い者にされる。生活のためになんとか手にした新聞記者の仕事において、恥も外聞もなく金のために魂を売る同僚たちに感化され、当初の目的を忘れ欲と虚飾と快楽にまみれた世界に身を投じていくが……。
『聖地には蜘蛛が巣を張る』(2022)
聖地マシュハドで起きた娼婦連続殺人事件。「街を浄化する」という犯行声明のもと殺人を繰り返す“スパイダー・キラー”に街は震撼していたが、一部の市民は犯人を英雄視していた。事件を覆い隠そうとする不穏な圧力のもと、女性ジャーナリスト・ラヒミは危険を顧みずに事件を追う。ある夜、彼女は、家族と暮らす平凡な一人の男の心の深淵に潜んでいた狂気を目撃し、戦慄する……。実在の連続殺人鬼サイード・ハナイによる事件を基に北欧の鬼才アリ・アッバシが描く、緊迫感途切れぬ衝撃のクライム・サスペンス。
『ハロウィン THE END』(2022)
殺人鬼“ブギーマン”ことマイケル・マイヤーズが、再びハドンフィールドを恐怖に陥れてから4年。街は、少しずつ平穏な日常を取り戻しつつあった。マイケルの凶刃からなんとか生き延びたローリー・ストロードは、孫娘・アリソンを暮らしながら回顧録を執筆し、40年以上にも亘りマイケルに囚われ続けた人生を解放しようとしていた。しかし、暗い過去を持つ青年・コーリーが、4年間、忽然と姿を消していたマイケルと遭遇したことをキッカケに、新たな恐怖が連鎖し始める……。そして、ついにローリーは、長年の因縁に決着をつけるべく、マイケルと最後の対峙を決意する……。
『search/#サーチ2』(2023)
ロサンゼルスから遠く離れた南⽶・コロンビアに旅⾏中に突然、⾏⽅不明になった⺟。⺟を探すデジタルネイティブ世代の⾼校⽣の娘ジューン。検索サイト、代⾏サービス、SNS……使い慣れたサイトやアプリを駆使し、⺟の捜索を試みる。スマホの位置情報、監視カメラ、銀⾏の出⼊⾦記録など、⼈々のあらゆる⾏動・⽣活がデジタル上で記録される時代に、⺟は簡単に⾒つかるはずだった……。事故なのか事件なのか? 何かがおかしい……。不可解な出来事は SNS で瞬く間に拡散されて憶測を呼び、国境を越えて⼤きなトレンドになっていく。BUZZに翻弄される中、真相に迫ろうともがくジューン。そこは“秘密”と“嘘”にまみれた深い深い闇への⼊り⼝だった……。
2023年4月15日(土)公開
『マリウポリ 7日間の記録』(2022)
2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵略は全世界に衝撃を与えた。1991年のウクライナ独立、そして2013年から2014年のマイダン革命に端を発し、ウクライナ東部に位置するドンバス地方では、親ロシア分離派とウクライナ系住民との紛争が絶え間なく続き今日に至っている。そのウクライナ東部ドンバス地方・マリウポリは、ロシア軍に侵略、包囲され、砲撃によって街は廃墟と化した。眩しい日差しの下、人っ子一人見当たらない瓦礫の街の風景は、まるで人類全てが滅亡してしまったかのようだ。夕暮れ時、建物の割れた窓から見える地平線には炎と噴煙が立ち昇り、連射される曳光弾の光跡と共に雷鳴のような砲撃音が轟いている……。
2023年4月21日(金)公開
『午前4時にパリの夜は明ける』(2022)
1981年、パリ。街は選挙の祝賀ムードに包まれ、希望と変革の雰囲気で溢れていた。そんな中、エリザベートの結婚生活は終わりを迎える。ひとりで子供たちを養うことになったエリザベートは、深夜放送のラジオ番組の仕事に就くことに。そこで出会った家出少女のタルラを自宅へ招き入れ、交流を重ねるなかでエリザベートやその子供たちの心に変化が訪れる……。夫との別れ、芽生えた恋、子供たちの成長、そして下した決断とは……。人生で訪れる様々な変化を乗り越え、1歩ずつ前へと進んでいく彼女の姿は力強く、観る者の心を掴む。些細な、あるいは平凡にさえ見える出来事こそが人生の一大イベントであり、本当の意味でのドラマチックな変化だということに気づかせてくれる
『べネシアフレニア』(2021)
結婚を間近に控えたスペイン人のイサと友人たちは、独身最後に羽目を外そうと、カーニバルで賑わうイタリア・ヴェネツィアを訪れる。しかし、到着した彼女たちを待ち受けていたのは「観光客は帰れ」というプラカードを掲げた大勢の人々。近年ヴェネツィアでは、観光客の増加による環境悪化が社会問題になっていたのだ。それでも気を取り直して観光を楽しもうとするイサたちが乗り込んだボートに、突然カーニバルの衣装を着た奇妙な道化師が同乗してくる。彼女たちはその不気味な雰囲気さえも楽しもうとするのだが、道化師は観光客を次々と殺害する狂気の殺人鬼だった。浮かれたイサの仲間たちは、殺人鬼の標的となり一人また一人と姿を消してゆく……。
『レッド・ロケット』(2021)
「ポルノ界のアカデミー賞を5回逃した」ポルノ俳優だったが、今は落ちぶれ無⼀⽂で故郷テキサスへ舞い戻ったマイキー。別居中の妻の家に転がり込むことに成功したが17年のブランクのおかげで仕事はない。昔のつてでマリファナを売りながら糊⼝を凌いでいたある⽇、ドーナツ店で働く少⼥と出会い再起を夢⾒るが……。
『プーチンより愛を込めて』(2018)
1999年12月31日、この日、ロシア連邦初代大統領ボリス・エリツィンが辞任した。彼は自身の後継者としてウラジーミル・プーチンを指名、3ヶ月後に行われる大統領選挙までの間、ロシアの新しい憲法、国旗は若き指導者に引き継がれたプーチン大統領候補の選挙用PR動画の撮影を依頼されたヴィタリー・マンスキー監督は、大統領選挙への出馬表明をせず、公約を発表しないまま、名目は違えど“選挙運動”を展開するプーチンの姿を記録していく。ロシア各地へ足を運び、諸問題の解決、第一次チェチェン紛争の“英雄”たちへの慰問や恩師との再会を“演出”したプーチンのPRチームは、国民が抱く彼のイメージを「強硬」から「親身」へと変化させる。マンスキー監督は、オフィシャルカメラマンながら、ソ連時代の旗や国歌が使用されていることに不安を覚え、プーチンに直接斬り込んでいく。1999年と2000年の大晦日、2000年3月26日の開票日当日の、エリツィン元大統領の自宅での貴重映像を辿ることで、プーチンの本当の姿が炙り出されていく。
2023年4月22日(土)公開
『あの夏のアダム』(2019)
2006年。全米レベルで同性婚が合法化される10年近く前、黒人大統領の登場がまだ想像し難かった時のアメリカ。ぎこちない思春期を生きる高校生のアダムは親から逃れ、姉のいるニューヨークで夏休みを過ごすことにした。レズビアンの姉ケイシーとともに初心なアダムは都会の刺激的なレズビアンやトランスジェンダーの人々の運動やカルチャーに足を踏み入れる。そして、そこで出会った年上のジリアンに一目惚れ……! しかし、アダムは彼女からトランス男性と勘違いされてしまう。訂正する機会を逃していくうちに関係は深まり、ブルックリンのクィアコミュニティでの経験も増やしていくアダムの状況は、どんどん複雑になっていく。
『1PM-ワン・アメリカン・ムービー』(1971)
激動の1968年の秋。ジャン=リュック・ゴダール監督は『1AM』(ワン・アメリカン・ムービー)なる企画のため、アメリカ合衆国の反体制的な政治と文化の状況に目を向ける。カメラを回すのは、ダイレクト・シネマの旗手リーコックとペネベイカーである。だが、ヌーヴェル・ヴァーグを牽引した末に、今や商業映画と訣別するに至ったゴダールと、ドキュメンタリー映画界の革命児たちの夢の共同作業は、編集段階で頓挫してしまう……。
『独裁者たちのとき』(2022)
深い霞に覆われた色のない廃墟の中で男たちが蠢いている。ヒトラー、スターリン、チャーチル、ムッソリーニなど第二次世界大戦時に世界を牛耳っていた独裁者たちだった。煉獄の晩餐が始まると、お互いの悪行を嘲笑、揶揄し、己の陶酔に浸っている。「地獄」のようなこの場所で「天国」へと続く扉が開くのを待っているのだった……。
『ニューヨークの中国女』(1968)
フランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダール監督が、アメリカ合衆国での名声が頂点にあった1968年。毛沢東主義に傾倒していくパリの若者たちを描いた「中国女」の配給権を獲得したリチャード・リーコックとペネベイカーは、ゴダール監督が各地の大学を訪れる講演旅行を企画。同年の4月4日。ゴダール監督は、ニューヨーク大学の学生たちと「中国女」を巡って議論を繰り広げた。その様子をカメラに収め、流暢な英語で当意即妙の受け答えをするゴダール監督と、若者たちの生き生きとした姿を映し出した貴重なドキュメンタリー。
2023年4月28日(金)公開
『セールス・ガールの考現学/セールス・ガール』(2021)
モンゴル・ウランバートルで家族と暮らし、大学で原子工学を学ぶサロールは、代わり映えのない毎日を送っていたが、ひょんなことから、大人のオモチャが所狭しと並ぶ、ビルの半地下にある怪しげなアダルトグッズ・ショップでアルバイトをすることになる。店を訪れるさまざまなタイプのお客たちと接する日々の中で、人生経験豊富な女性ショップ・オーナーに導かれ、自分らしく生きることを学んでいく……。
『聖闘士星矢 The Beginning』(2023)
運命を、超えてゆけ。幼い頃に姉と生き別れになってしまった青年・星矢はスラム街の地下格闘場で戦う日々を過ごしていた。ある日、戦いの最中に不思議なパワーを発したことで謎の集団から狙われることに。星矢の前に現れた城戸アルマンから星矢に自身の中に秘められた力・小宇宙(コスモ)があり、それを鍛え、女神アテナの生まれ変わりである女性シエナを守ることが運命だと告げられる。突然のことに戸惑いながらも、自らの運命を受け入れ、厳しい修行に励み始めるが……。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)
ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージ。謎の土管で迷い込んだのは、魔法に満ちた新世界。はなればなれになってしまった兄弟が、絆の力で世界の危機に立ち向かう。
『アダマン号に乗って』(2022)
パリの中心地・セーヌ川に浮かぶ、木造建築の船のデイケアセンター「アダマン号」。アダマン号では、精神疾患を抱えた人々を迎え入れ、文化活動を通して彼らの支えとなる時間と空間を提供し、社会と再び繋がりを持てるようサポートしている。運営するのは、精神科医療の世界で起こる“質の低下”や“非人間化”の波に、出来る限り抵抗しようとするチーム。患者もスタッフも区別せず、誰にとっても生き生きとした魅力的なこの場所にやってくる人々を、ドキュメンタリー映画の巨匠ニコラ・フィリベール監督が、優しく温かい眼差しで捉えた珠玉のドキュメンタリー。
2023年4月29日(土)公開
『私、オルガ・ヘプナロヴァー』(2016)
1973年、チェコ・プラハの中心地。22歳のオルガは、路面電車を待つ群衆にトラックで突っ込み、8人が死亡、12人が負傷する事件を起こす。オルガは多くの人を殺めても特に反省の色を見せず、チェコスロバキア最後の女性死刑囚として絞首刑に処さる。事件の前、オルガは新聞社に犯行声明文を送っていた。そこには、自分を虐待し放置してきた社会に対する復讐を行うため、と綴られていた。「性的障害者」と自認する彼女は、酒とタバコ、女に溺れた生活を送っていた。ギリギリの精神状態で生きている彼女の限界は、もうそこまで見えていた。
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※2023年3月10日時点での作品情報です。
※2023年3月10日時点で100clip!以下の作品を除いた一覧となります。