映画に興味ない人も!前田敦子おすすめ映画を観よう!

2015.05.04
まとめ

映画好きなサラリーマン。

柏木雄介

前田敦子の映画手帖表紙

はじめに

「AERA」で連載された記事をまとめた本「前田敦子の映画手帖」が現在発売されています。元AKBセンター、現在女優として活躍されている前田敦子さんは、無類の映画好きとして有名ですが、どんな映画が好きなんだろうと読んでみました。

「リンダ リンダ リンダ」「天然コケッコー」「もらとりあむタマ子」の山下敦弘監督が本著インタビュー内でこう述べています。

こんなに映画を見てる女優はいない

この本を読んで私もまさにそう感じました。1日に5本映画を観たときもあったとか。女優業をやりながら多忙な中でも、映画を優先して観ていることが分かります。観ている映画も、話題作だけでなく、いわゆるクラシック映画や往年の名作まで様々。周りの友人や監督におすすめされた映画は迷わず観ている点も良いなぁと感じました。自分が観たいと思う映画って、どうしてもある分野に固まってしまうことがあります。人から勧められた映画を観ることでさらに趣味の嗜好が広がります。もっと映画のことを知って、好きになれます。

今回本で紹介されている175本の映画のうち、私が観ている映画は内60本でした。未見の映画も、これは観てみたいと思う映画がたくさんあってとても参考になりました。映画の解説など難しいことではなくて、前田敦子さん自身の目線で感じたことを正直に書かれているのでとても読みやすいし、惹かれます。映画が本当に好きなんだなということが分かります。

本で紹介されていて私も他の人におすすめしたいと思う映画がたくさんありました。本では章ごとにコンセプトにそって紹介されているので、今回それに沿って前田敦子さんもおすすめする映画を10本に厳選してご紹介します。

1.俳優さんで見る

「エデンの東」

エデン

「すべてが素敵な伝説の人」とジェームズ・ディーンがとても大好きになった作品と書かれてます。
優等生の兄と劣等感を持つ弟の対比。父親は当然優等生のアニキのことを良く思っていますが、ジェームズ・ディーン演じる弟は父親に愛されたいがために行動するのですが、その演技がとても自然で大人になりきれていない感がとても良く出ています。善悪とは何か、哀愁漂う名作です。ちなみに前田さんは主演3作品の中では「理由なき反抗」が一番好きとのことです。

2.監督で見る

「タクシードライバー」

タクシー

マーティン・スコセッシ監督の映画が好きということで、この映画を挙げていました。ロバート・デ・ニーロ主演のいわゆるアメリカンニューシネマ=夢と希望のあるハッピーエンドものではなく、社会体制と戦う個人とその無力さを描いたバッドエンドが多い映画、の後期と言われている映画です。

孤独な男の狂気。共感は必ずしもできませんが、惹かれる部分が多いのが不思議です。最近の監督映画で言えば「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に出てくる男もそうです。とにかくロバート・デ・ニーロがかっこいい映画です。

3.おすすめされて見る

「鑑定士と顔のない依頼人」

鑑定士

この映画が紹介されていて、思わずにやっとしてしまいました。この映画のジュゼッペ・トルナトーレ監督は「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」など名作で有名ですが、それらとテイストの異なる”ミステリー映画”です。先入観なく観て欲しいと書いてありますが、本当にそう思います。私自身この予想もつかない結末に切なすぎてしばらく余韻に浸ってしまいました。

4.ミュージカル映画が大好き

「ONCE ダブリンの街角で」

ダブリン

正確にはミュージカルとは違いますが、ブロードウェイでミュージカルを公演されていることでも有名な映画です。ストリートミュージシャンの男と花売りをしている女性がダブリンの街で出会い、音楽を作っていく話。”心地よくなる静かな音楽映画”と紹介されています。ストーリー自体に何かあるわけでもないです。だけど、曲を聞いていると愛おしくなるようなとっても温かい映画です。

5.泣きたいとき、感動したいときに見る

「メイジーの瞳」

めいj−

切ない系の映画が続きますが、おすすめされているこちらの映画も良い映画です。前田さんは「久しぶりに泣いた」と感想を書かれています。両親が離婚したけど、親権を両方が持っているため、子どもがたらい回しに暮らすという話です。親の身勝手さがメイジーの可愛さと相まって苛立ちます。色使いとか、メイジーの衣装がとっても可愛い映画です。これを観た大人はどう感じるのでしょうか。気になります。

6.子どものころから大好き、ディズニーとジブリ

「モンスターズ・ユニバーシティ」

モンスターズ・ユニバーシティ

前作の「モンスターズ・インク」の方が好きという人が多い中、この映画のことを「面白くてしかもほろりとさせられる、幸せな気分になって映画館を後にできる作品」という感想に嬉しくなりました。時系列的に「モンスターズ・インク」の前の話なんです。「怖がらせ屋」を夢見るマイクが中心となっています。前作が”笑い”をテーマにしているならば、本作は”夢”をテーマにしていると思います。「信じれば夢は叶う」とは違ったアプローチの仕方で夢の大切さを描いている感慨深い素晴らしい作品です。

7.アメコミは見逃しません

「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」

キック・アスジャスティス

「キック・アス」は映画好きに特に愛されている映画です。「爆笑してきました。本当にめちゃめちゃ面白かった」と書かれています。音楽とキャストとそしてアクションがマッチしたとき、映画って本当に良いなぁと感じさせます。2作目はヒット・ガール演じるクロエ・グレース・モレッツの成長と心の葛藤が描かれています。前作同様、格闘するシーンが爽快!ストレス解消に映画を観たい人に特におすすめ映画です。

8.何も考えずに、笑える、かわいい映画を見る

「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」

ウッジョブ

「ひたすら楽しい、煮えきらない青春」ということで、熱くなりすぎないカラっと笑えるこの作品をお母さんと一緒に笑いながら観たそうです。私が観たときに感じたのは、「きつい!笑える!カッコ良い!」の3つです。やる気のない若者が安易な理由で、”林業”という過酷な道に足を踏み入れます。そこでの青年の成長と自然の崇高さに胸が打たれる素晴らしい映画でした。ちなみに前田さんは「リンダ リンダ リンダ」も大好きとのこと。この映画もガールズバンドを描いた青春映画でとってもいいんですよね。青春を感じたい人は是非。

9.自然とよく見る恋愛・ラブコメ・青春映画

「ゴースト/ニューヨークの幻」

ゴースト

「何度見てもすてき、大人の恋愛映画」強盗に襲われ命を落とした男が、幽霊となって恋人の側に現れて、彼女を助けていく話です。恋愛映画の鉄板ですね。何度も観たくなるのはとても分かります。とても感動する映画です。

10.受賞作・話題作だから見る

「羊たちの沈黙」

羊たちの沈黙

「レクター博士とクラリスが魅力的だ」とのこと。ハンニバル・レクター博士は、天才精神科医でありながら、連続猟奇殺人犯です。本来魅力的なわけないのですが、言っている意味はすごく分かります。静かな怖さがあります。演じるアンソニーホプキンスの魅力もあるのでしょうが、非常に個性的だから、様々な人からイカす悪役として人気があります。色褪せない名作です。

おわりに

前田敦子の映画手帖裏表紙
他にも「女優さんで見る」「意外とよく見るSFとファンタジー」「最近気になるドキュメンタリー映画」「ひとりで見に行くのならフランス映画」など様々な視点でおすすめ映画を紹介されています。他のおすすめ映画が気になる人は是非本を読んでもらいたいです。雑誌記事が掲載されたのが2013年から2014年なのでどうしてもそちらで上映された映画に偏りはありますが、ジャンルも幅広く、イチ映画好きとしての視点で感想を書かれているので非常に読みやすかったです。観たい映画が増えました。

いわゆる映画通の方の少し難しい解説を読むのも作品全体を理解でき、よりその映画のことを好きになれますが、少し敷居が高いと感じてしまう方も中にはいらっしゃるかもしれません。そういった意味でこの本は、私たちにただ映画を観ることってこんな楽しいことなんだよ!って映画の素晴らしさを教えてくれる本です。

映画って共通言語だなと思います。今話題作を観ることで沢山の人とお話しできますし、往年の名作を観ることによって、世代を越えて感動を分かち合うことができます。この本で紹介されている映画を見て、楽しかった、感動した、切なかったなどなど共有できればいいなと思います。

是非、皆さんも身近な人からおすすめされた映画をみてください。きっと視野が広がりもっともっと、映画を好きになれるかもしれませんよ!

【紹介された本はこちら】→Amazon.co.jp: 前田敦子の映画手帖

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