イギリスの新星イケメン、“Mr. Burberry”ことジョシュ・ホワイトハウスが初来日!blur、RADIOHEAD…音楽と歩んだ人生【インタビュー】

2018.11.08
映画

映画のインタビュー&取材漬けの日々是幸也

赤山恭子

1990年代、世界で爆発的な人気を誇ったイギリス発バンドblur。blurの代表的なアルバムと同名タイトルのラブストーリー『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~』が、いよいよ日本でも公開される。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ

物語では「blurが好き」という共通点を持つリアムとナタリーの、音楽で終わり、音楽から始まる、10年にわたる切ない恋模様が描かれる。レコード店にてblurのアルバムを選んでいるときに偶然出会ったふたりの惹かれ合う様子、徐々にすれ違っていくやるせなさをファンタジックな映像のもと、blurのほか、RADIOHEAD、Spiritualized、The 1975など、数々のUKバンドの楽曲が彩る。

バンドで成功することを夢見ながらも、世の中のデジタル化に追いつけず苦しむ主人公・リアムを演じたのは、新星ジョシュ・ホワイトハウス。メンズフレグランス「Mr. Burberry」のモデルにも起用され、俳優としても波に乗るジョシュは、自身もミュージシャンとしての肩書きを持つ。劇中ではリアム率いるバンド「ヘッドクリーナー」のオリジナル楽曲の作詞を5曲も手掛けた。マイギターを手に初来日したジョシュに、主演作ならびに音楽への溢れる想いを聞いた。

ジョシュ・ホワイトハウス

――今回、リアムとして10年間を演じられました。役作りの苦悩はありましたか?

ナタリーとの出会いから別れまでの10年という長い期間を描いているので、10年間の関係性が説得力のあるものに見えるようにするのが一番難しくて、苦心したよ。ただフレイア(・メーバー/ナタリー役)とは、とっても仲良く仕事ができたので、すごくやりやすかった。

――役と自分が重なるような点もありましたか?

キャリアと言っていいかはわからないんだけど、僕は俳優をする前にバンド活動をしていたから、バンド活動のほうが長いんだ。リアムはミュージシャンでバンド活動をして、成功したいと思っているから、そこについては同じかな。僕が音楽を始めた理由は、ラジオから聴こえる音楽があまり好きではなくて、もっと自分のオリジナルのものを作りたいと思ったから。そこはもしかしたらリアムと同じような考えかもしれない。もちろん自分とまったく同じではなくて、リアムと僕の仕事に対する姿勢は違うし、彼のほうが気難しい部分があるかな(笑)。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ

――本作では作詞を担当されていますが、自分のバンドのために作詞をすることと、役として作詞をすることは違いましたか?

リアムとして作詞をするほうが自由だったよ。ずっと長いこと音楽をやっているので、何がOKで、何がOKじゃないか、昔はやっていたけどやらなくなってしまっていたこととか、自分ルールみたいなのができちゃっていたんだ。でも、リアムとして作詞することで、10代の頃の自分に戻ったような感じで、自由に作詞することができたよ。

ジョシュ・ホワイトハウス

――特にお気に入りの歌詞はありますか?

「Give it Til’ You Lost It」という曲が好きで、「Maybe you’re the one In lust or feeling lost, you must be lost to find your way(自分の道を見つけ出すには、一度迷子にならなきゃいけない)」というフレーズが一番お気に入りかな。

ジョシュ・ホワイトハウス

――普段、作詞はどのようにやっているんですか?

大抵は表現したいことや、伝えたいことがあって書くけど、ストレスや怒りが元になることもある。胸の内に秘めていて、人には話したくないときが、作詞をするには一番ベスト。詞として吐き出すことで、自分を解放する、癒しみたいな感じだよ。具体的に何もなくて、何となく「書こうかな」というときも、実際の生活にはあるけどね(笑)。

リアムとしての作詞は映画のためだったから、ナタリーのこと、ストーリーのことを考えて、10代の戸惑いみたいなものを表現したりもしたよ。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ

――blurをはじめとして、RADIOHEAD、SpiritualizedなどUKバンドの楽曲が多く登場します。ジョシュさんが影響を受けたアーティストはいますか?

RADIOHEAD! 理由なんてなくて、大好きなんだ! インディーズロックが10代の頃から好きで、RADIOHEADをよく聴いていたよ。

ジョシュ・ホワイトハウス

――最後に、初主演作となった本作『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~』はご自身にとって、どんな位置づけになりましたか?

僕が俳優として一番最初に演技をしたのは、『ノーザン・ソウル』(14)という映画だった。そこでは、エレイン・コンスタンチン監督が2年間、演技の訓練をしてくださったんです。それ以降は演技をほとんどせず、たまに小さな役をちょこちょこいただきつつやってきて、今回、初めて主演として作品に出演したんだ。演技の訓練なしの挑戦だったので、自分ができるかということ自体が大きなチャレンジだった。だけど、こうしてきちんと映画ができあがって、日本の皆さんにも観てもらえるようになった。自分に自信が持てたし、これからやっていくにあたっての確信みたいなものが持てたよ。

ジョシュ・ホワイトハウス

――今後、組んでみたい監督や出てみたいジャンルの作品はありますか?

不思議な生物が出てくる作品で、変てこりんな役をやってみたい(笑)!

――ティム・バートン監督とのタッグが頭に浮かびました(笑)。

いいね! 昔の作品とか、そんな感じだよね!(インタビュー・文=赤山恭子、撮影=林孝典)

映画『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~』は2018年11月9日(金)より、新宿ピカデリー・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかでロードショー。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ
(C)Modern Life Pictures Limited 2016

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  • samiam
    3.5
    同棲していた二人の関係が破綻し、アパートを出ることになり、荷物をまとめるシーンから始まる。二人の馴れ初めからはじまる回想シーンが二人の関係を現していく。 幸せな生活が始まるが、夢が叶わず、家計は苦しくなり、男はそれでも夢に執着して女は現実の幸せを求めるという典型的な破局パターン?。。。別れた後、それぞれが空いた穴を埋めようと異性を求めるが何かが違い、ある出来事によって元の鞘に収まるという、ベタと言えばベタな恋愛物語。 かみさんはかなりの時間寝ていたのに、単純なラブストーリーで何も訴えるものがなかったと酷評していたが、私は結構楽しめた。 主人公はスマホや電子書籍やチェーン店などが、触感で感じ取ることが出来る情緒を蝕んでいるとしてそれらを嫌い、そのことが「現代の生き方は屑」というような原題になっている。私も以前はそれに近い偏見をもっていて、スマホも持つ気にならず、家族に説得されてようやく1年前に持ち始めた程度。スマホを持つことによりfilmaという素晴らしいサイトにも出会えて良かったが、音楽は相変わらずダウンロードはいやでCDやレコードを買っている。この主人公も最後にはiPhoneを使うことになるのだが。 このサイトfilmaに出会って約1年が経過した。皆さんのレビューを読んで沢山のことを知ることが出来た。このサイトで初めて見かけ、よく使われる言葉にも段々と慣れてきた。例えば、プロット、シークエンス、カタルシス、大団円、第4の壁、世界観、無双、群像劇、メタファー、ロック様😁、予定調和、白眉、ミューズなど。それぞれ意味は分かるようになったが、まだ自分のレビューで使えるまでにはいたっていないが。。。💦 この映画は、恐らく否定的な意味での予定調和、または御都合主義ということになるのかな。でも個人的には、ハッピーエンドでとても良かったなと。。(๑'ᴗ'๑)
  • あおい
    3.6
    ブラーすき
  • TakiShiratori
    3.6
    均一化と盲目化。 modern lifeはそこに落とそうとしてきて、抗うけれど結局は自分から入っていくことになる。 そして、暫く経つと居心地の良さを見出すようになる。 でも慣れたくはないし、慣れちゃいけないと思う。 映画は決してそれを全面に唄ってるわけではないけれど、大切なのは日常ではなくて、そこにある本質だということを思い出させてくれる。
  • Monny
    4.0
    映画の雰囲気も音楽もイギリスって感じがして最高に好きでした レコード店での運命的な出会いからトキメキがすごくて鷲掴みにされました!! デジタル化の進むこの時代だからこそアナログへの憧れがふつふつと湧き上がる感じはすごくわかるし、私も時代に抗いたくなった そしてとにかくリアムの顔が好きかっこいいしかわいい これからもっとたくさん色んな音楽聴いて勉強していきたいな
  • ぽひこ
    2.5
    尺の長い恋愛もののPVみたいな映画。本当に暇な時に流し見する分にはベスト。
「モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~」
のレビュー(318件)