モデルとしてはもちろん、女優デビュー以降多くの映画でヒロインを演じている中条あやみ。そんな彼女の出演映画をまとめて紹介。
中条あやみ プロフィール
中条あやみは1997年2月4日大阪府大阪市生まれ。身長169cm。イギリス人の父と日本人の母をもつハーフ。
2011年に女性ファッション雑誌「セブンティーン」の専属モデルオーディションでグランプリを獲得。モデルとしての活躍を経て、TVドラマ『黒の女教師』(2012)で女優デビュー。『劇場版 零 ゼロ』(2014)で映画初主演を果たす。
ヒロインを務めた映画『セトウツミ』(2016)では、毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を受賞。雑誌、映画、ドラマ、TVCM、ミュージックビデオなど活躍の幅を広げる。
『劇場版 零 ゼロ』(2014)
謎多き美少女
人気ホラーゲーム「零」を実写映画化。山間の町にある女子高校寮を舞台に、少女たちが次々と行方不明になるという神隠しの謎に迫るサスペンス・ホラー。
中条あやみは本作で映画初主演。その美貌で、生徒の間で人気を集める主人公アヤを演じた。映画レビューサービス・Filmarksでも「中条あやみの美しさに圧倒された」「中条あやみが森川葵の耳元にささやくシーンだけでも、背筋が凍るような美しさ」といった感想・レビューが寄せられている。
雑誌「セブンティーン」で同じく専属モデルを務めた森川葵が、クラスメイト役として共演している。
『ライチ☆光クラブ』(2016)
永遠の美を象徴するヒロイン
劇団東京グランギニョルの演劇をもとにした漫画家・古屋兎丸の同名コミックを実写映画化。工場から排出される煙と油にまみれた町を舞台に、永遠の美を求める9人の少年たちの青春と愛憎を描くダークな群像劇。
中条あやみが演じるのは、少年たちが結成した秘密クラブに囚われ、クラブの希望としてまつり上げられる美少女カノン。少年たちによる裏切りや愛憎が渦巻く退廃的な作品世界の中で、永遠の美を象徴するヒロインとして、清らかさと艶やかさを併せ持つキャラクターを演じた。
『セトウツミ』(2016)
高校のマドンナ
此元和津也の人気同名漫画を実写映画化。元サッカー部で天然キャラの瀬戸(菅田将暉)とクールなメガネ男子の内海(池松壮亮)、2人の高校生が放課後の河原でユーモラスなトークを繰り広げる青春ストーリー。
中条あやみが演じるのは、瀬戸が想いを寄せる高校のマドンナ・樫村。瀬戸に好意を抱かれる一方で、自身は内海に好意をもっているという三角関係が展開される。大阪でロケ撮影が行われ、関西弁も披露。キュートな役柄を演じた。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』(2017)
チアダンス部のメンバー
2009年に福井の県立高校のチアリーダー部が、全米チアダンス選手権大会で優勝を果たした実話をベースに映画化。チアダンス初心者のメンバーがスパルタ指導のもと、パフォーマンスを磨き、チームの絆を育んでいく青春ムービー。
本作では、主人公ひかり(広瀬すず)の同級生でありチームメイトの彩乃役を務めた。約半年に渡る特訓や自主練習を経て繰り広げられるダンスは圧巻。本作で、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた。
『覆面系ノイズ』(2017)
高校生バンドのボーカル
福山リョウコ原作の人気漫画を実写映画化。幼なじみとの再会を夢見て歌うヒロインと、彼女へ思いを寄せる男子高校生たちの恋と友情を描いたラブストーリー。
中条あやみは主演のヒロイン、ニノ役を務めた。高校生バンドのボーカルとして力強い歌声を披露し、人気バンド・MAN WITH A MISSIONによる楽曲提供のもと、劇中バンド「in NO hurry to shout;」でCDデビューを果たした。
『3D彼女 リアルガール』(2018)
オタク男子に恋するリア充女子
那波マオの同名漫画を実写映画化。学校イチのリア充美少女と恋愛経験ゼロの二次元オタク男子が織り成す恋愛模様を描いた青春ラブストーリー。
中条あやみはヒロインの五十嵐色葉役。派手でツンとした華やかさと透明感のあるかわいらしさ、一人のキャラクターでふたつの表情を見せた。
また、主人公のオタク男子・筒井光(佐野勇斗)が愛するキャラクター「魔法少女えぞみち」のコスチューム姿を披露したことでも話題になった他、本作でもダンスシーンにトライしている。
『ニセコイ』(2018)
金髪でケンカっ早いギャング組織の娘
「週刊少年ジャンプ」で長期連載され、人気を集めた古味直志の漫画を実写映画化。極道一家の一人息子・一条楽とギャング組織の一人娘・桐崎千棘、性格も真逆で相性最悪のふたりが、親の組織同士の抗争を止めるために、偽物の恋人を強制的に演じさせられるラブコメディ。
本作では、一条楽に扮するアイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人とのW主演で、金髪・ハーフでケンカっ早い暴力的な少女・千棘を演じる。
『雪の華』(2018)
余命一年の宣告を受けた女性
中島美嘉の代表曲のひとつで、欧米やアジア各国でもカバーされている名曲「雪の華」をモチーフにしたラブストーリー。東京とフィンランドを舞台に、余命一年を宣告された女性・平井美雪とガラス工芸家を目指す青年・綿引悠輔の恋を描く。
中条あやみは主演の平井美雪を演じる。病弱で余命宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドへ行くことを夢見る。やがて悠介と出会い、彼が働く店を助けるために、100万を支援するのと引き換えに1ヶ月限定で恋人になってほしいと持ちかける。
『正しいバスの見分けかた』(2019)
2014年の「伊参スタジオ映画祭」シナリオ大賞短編の部でグランプリ受賞した脚本を、当時高校3年生で最年少受賞した高橋名月が自らメガホンを撮って映画化。
主演の中条あやみが演じたのは、なぜかいつも競馬四季報を抱えている女子高生の鮫島。クラスでも目立たない存在だが、彼女に想いを寄せる藤田(岡山天音)は「鮫島が宇宙人を見たらしい」という話を聞き……。
(C)2014「劇場版 零 ゼロ」製作委員会、(C)2016「ライチ☆光クラブ」製作委員会、(C)2017 映画「チア☆ダン」製作委員会、(C)2017「覆面系ノイズ」製作委員会、(C))2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 (C)那波マオ/講談社、(C)2018映画「ニセコイ」製作委員会、(C)2019 映画「雪の華」製作委員会、(C)2015 映画『正しいバスの見分け方』製作委員会
※2020年9月26日時点のVOD配信情報です。