賛否両論の問題作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』8月日本公開決定&ポスタービジュアル解禁

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クラッシュ』(96)、『イグジステンズ』(99)、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(05)などのデヴィッド・クローネンバーグ監督最新作「Crimes of the Future」が邦題を『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』として2023年8月18日(金)より公開されることが決定した。

第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部⾨に出品され、退出者が続出した賛否両論の問題作と言われている本作のポスタービジュアルも合わせて公開された。

【公開決定】『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』(2022)

本作は、数々の受賞歴と共に物議をかもしてきたデヴィッド・クローネンバーグの8年ぶりの監督作。製作に20年以上を費やした本作のテーマは「⼈類の進化についての黙想」。一体、⻤才監督が創造する⼈類の進化とは。

主演は、⾃⾝のカラダから臓器を⽣み出すアーティスト・ソールを演じる『グリーンブック』(18)などのヴィゴ・モーテンセン。パートナーのカプリースに『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(19)などのレア・セドゥ、⼆⼈を監視する政府機関のティムリンに『スペンサー ダイアナの決意』(21)などのクリステン・スチュワートという豪華キャストが揃った。

この度公開されたポスタービジュアルは、ソールの姿を印象的に切りとったもの。特殊装置・ブレックファーストチェアに⾝を委ね、⾷事を取る姿から、舞台である近未来の⽣活を垣間⾒ることができる。また、「未体験のアートパフォーマンスへようこそ」とコピーが添えられており、⻤才・クローネンバーグ監督が創造する世界への期待を⾼めるポスターとなっている。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は、2023年8月18日(金)より新宿バルト9ほか全国公開。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』あらすじ

そう遠くない未来。⼈⼯的な環境に適応するよう進化し続けた⼈類は、⽣物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚も消えた。“加速進化症候群”のアーティスト・ソールが体内に⽣み出す新たな臓器に、パートナーのカプリースがタトゥーを施し摘出するショーは、チケットが完売するほど⼈気を呼んでいた。しかし政府は、⼈類の誤った進化と暴⾛を監視するため“臓器登録所”を設⽴。特にソールには強い関⼼を持っていた。そんな彼のもとに、⽣前プラスチックを⾷べていたという遺体が持ち込まれる……。

監督・脚本:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥ、クリステン・スチュワート
公式:cotfmovie.com

(C)2022 SPF (CRIMES) PRODUCTIONS INC. AND ARGONAUTS CRIMES PRODUCTIONS S.A.

※2023年4⽉24⽇時点の情報です。

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