11月30日から3日間にわたり開催される世界最大級のポップ・カルチャーイベント「東京コミコン 2018」。そのオープニングイベントが30日行われ、今回のイベントのために来日したトム・ヒドルストン、エズラ・ミラー、ジェームズ・フェルプス&オリヴァー・フェルプス、ピーター・ウェラー、そして「銀河鉄道999」の作者・松本零士氏らが登壇した。
イベントの冒頭では、今年11月12日に死去したスタン・リーの追悼映像が上映され、今回の東京コミコンにも来場予定だったというスタン氏を悼んだ。
その後開会宣言が行なわれ、来日ゲストが続々と登場すると、会場のボルテージは一気に上昇。
最初に登場したのは、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』の“ヤング・ボバ・フェット”で知られるダニエル・ローガン。自身の赤ん坊を抱きながら「日本に戻ってこられてうれしい」とコメントした。
次に登場したのは「バーフバリ」シリーズのバラーラデーヴァ役で一躍人気ボリウッド俳優の一員となったラーナー・ダッグバーティ。手を合わせ「参加できて光栄です」とあいさつすると、会場からは「バーフバリ!」との歓声が上がった。
たびたび来日し、親日家を公言しているジェームズ&オリヴァー・フェルプスは「ハリー・ポッター」シリーズ終了以降も相変わらずの人気ぶり。会期中毎日、サイン会や握手会に出席する二人は「この週末、みなさんに会えるのが楽しみです!」と笑顔をみせた。
「ロボコップ」シリーズで人気を博すピーター・ウェラーは両手を大きく広げて登場。御年71歳とは思えないスタイリッシュなファッションに身をつつみ、「また日本に来られてうれしい! 桜が咲いていないのは残念だけどね」とジョークを飛ばした。
そしてひと際大きな歓声を集めたのは「ジャスティス・リーグ」のフラッシュや「ファンタスティック・ビースト」シリーズのクリーデンス役で人気急上昇中のエズラ・ミラーだ。
そのファッションにも注目が集まるエズラのこの日の衣装は真っ赤なローブにファーを合わせた“王様”スタイル。マイクの前でひとつ咳払いをすると、日本語で「ヤバイ」と連呼し、声援に応えた。
そして最後に登場したのは「マイティ・ソー」シリーズのロキ役で大ブレイクしたトムヒことトム・ヒドルストン。この日最高潮に達した観客を前に、やさしい笑顔で「こんにちは。日本に来られて幸せです」とあいさつした。
「東京コミコン 2018」は、幕張メッセにて12月2日まで開催。会期中は来日ゲストらのサイン会、握手会なども行われる。