2023年に創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニー。長きに渡り世界中の人々から愛され続けるディズニー作品は、これまでに幾度も実写化されています。特に、ディズニープリンセスが登場する実写作品は人気を博しており、2023年6月にはアリエルが主人公のファンタジーミュージカル映画『リトル・マーメイド』が劇場公開を控えています。
本記事では、世界最高峰のスタッフとキャストのコラボレーションによって実写化された「ディズニープリンセス映画」5本をピックアップ。どんなことがあっても常に明るく前を向き、勇気と優しさ、そして愛に溢れた美しきディズニープリンセスたちの活躍を振り返ってみては?
映画セレクト基準は?
本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づき、セレクトされたものです。
『シンデレラ』(2015)
『ベルファスト』(21)の、ケネス・ブラナー監督作。『ベイビー・ドライバー』(17)の、リリー・ジェームズが主演を務める。
あらすじ:貿易商の父と優しく美しい母の愛情を受け、幸せな子供時代を過ごしていた少女・エラ。しかし、母が病に倒れこの世を去ってしまう。エラを一人で家に残すことを心苦しく思った父は新たな妻を迎え入れるが、旅先で父までもが帰らぬ人に。すると、まま母と姉妹はエラに辛く当たるようになり、仕事を言いつけては屋根裏に住まわせ、まるで召使のような扱いをするように……。残酷な仕打ちに耐え続けてきたエラは、涙を抑えきれず思わず家を飛び出してしまう。森に馬を走らせていたエラに、城で働いているという青年・キットが声を掛ける。彼と話すうちに、自然とエラは笑顔を取り戻していた……。やがて、城では王子の妃選びの為に国中の未婚の女性を招いて盛大な舞踏会が開かれることに。エラは「キットに会えるかもしれない」という思いの一心で亡き母のドレスを着て参加しようとするが、まま母と姉妹はそれを許さずエラのドレスを引きちぎる。あまりにも散々な扱いに希望を失いかけていたエラの前に、妖精フェアリー・ゴッドマザーが現れ……。
ディズニー・ラブストーリーの原点にして頂点。シンデレラの勇気と優しさから生まれる“奇跡の愛”を、感動的に描く。
『美女と野獣』(2017)
『ドリームガールズ』(06)の、ビル・コンドン監督作。「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役で一躍人気を博したエマ・ワトソンが主演を務める。
あらすじ:ひとりの美しい王子が、呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまう。魔女が残した一輪のバラの花びらがすべて散る前に、誰かを心から愛し、愛されることができなければ、永遠に人間には戻れない。呪われた城の中で、希望を失いかけていた野獣と城の住人たちの孤独な日々に変化をもたらしたのは、美しい村の娘ベル。聡明で進歩的な考えを持つ彼女は、閉鎖的な村人たちになじめず、傷つくこともあった。それでも、“人と違う”ことを受け入れ、かけがえのない自分を信じるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分の価値を見出せずにいる野獣……その出会いは、はたして奇跡を生むのだろうか……?
魔女の呪いによって野獣の姿になってしまった王子と聡明な女性ベルの運命的な出会いから生まれる、真実の愛の物語。作曲家アラン・メンケンが手掛ける定番の人気曲から新たな楽曲に乗せて、壮麗な世界が映し出される。
『アラジン』(2019)
『コードネーム U.N.C.L.E.』(14)の、ガイ・リッチー監督作。『チャーリーズ・エンジェル』(19)の、ナオミ・スコットがジャスミン役を務めるほか、レジェンド俳優ウィル・スミスがランプの魔人・ジーニーをコミカルに演じる。
あらすじ:ダイヤモンドの心を持ちながら、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、 “3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づき、それを叶えることはできるのだろうか……?
貧しい青年アラジンと王女ジャスミンの身分を超えた愛と、ハラハラドキドキの大冒険を繰り広げていく姿をかつてないスケールで描いた究極のエンターテイメント。
『ムーラン』(2020)
『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』(17)のニキ・カーロ監督作。『ザ・レジェンド』(14)の、リウ・イーフェイが主演を務める。
あらすじ:愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士となったムーランは、家の守り神である“不死鳥”に見守られながら、厳しい訓練と努力を重ね、驚くべき戦闘能力を開花させていく。闘いの日々の果てに、彼女を待ち受ける運命とは? そして、“本当の自分”と“偽りの自分”の間で葛藤する彼女が最後に下す決断とは……?
愛する家族を守るため、本当の自分を隠しながら戦士として戦いに身を投じていくヒロインの姿を描き出す。
『リトル・マーメイド』(2023)
『シカゴ』(02)のロブ・マーシャル監督作。R&B歌手として活躍する注目の新人俳優、ハリー・ベイリーが主演を務める。
あらすじ:海の王女アリエルは、まだ見ぬ人間の世界に憧れていた。掟によって禁じられているにも関わらず、ある日彼女は人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。この運命の出会いによって、人間の世界に飛び出したいというアリエルの思いは、もはや抑えきれないものに。そんな彼女に海の魔女アースラが近づき、恐ろしい取引を申し出る。それは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことだった……。
海底に住む人魚姫アリエルと、地上に住むエリック王子との壮大な恋物語を幻想的な映像美で映し出したファンタジー・ミュージカル。アニメ版でも作曲を手掛けた巨匠アラン・メンケンとリン=マヌエル・ミランダの黄金コンビがタッグを組み、ディズニー・ミュージカルの新たなる金字塔を誕生させた。最新作『リトル・マーメイド』は、2023年6月9日(金)より全国公開。
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※2023年5月19日時点の情報です。