映画『BAD LANDS バッド・ランズ』9月29日公開決定【安藤サクラと山田涼介が姉弟役で初共演】

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第151回直木賞を受賞した「破門」や、「後妻業」などの作家・黒川博行による重厚な傑作小説「勁草」(読み方:けいそう)が、『検察側の罪人』(18)、『関ヶ原』(17)など数々の話題作を手掛けてきた原田眞人監督によって『BAD LANDS バッド・ランズ』として映画化されることが決定した。

特殊詐欺に加担する姉弟を描いた本作は2023年9月29日(金)より公開、ティザービジュアルと特報映像が合わせて初公開された。

【公開決定】『BAD LANDS バッド・ランズ』(2023)

主演は、『ある男』(22)で第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、原田眞人監督作品は本作で初参加となる安藤サクラ。壮大なファンタジーと日常感が話題となったテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』(23)で主演を務めた安藤が、特殊詐欺を生業とする橋岡煉梨(ネリ)を怪演している。主人公ネリの弟・矢代穣(ジョー)役には、『燃えよ剣』(21)以来、2度目の原田眞人監督作品の参加となる山田涼介(Hey! Say! JUMP)が抜擢された。

初共演となる2人、安藤は「本読みの時から矢代にぴったりだと思って、私と山田君でどんな化学反応が起きるのか楽しみです。」とコメントし、山田は「安藤さんがお姉ちゃん役と聞いた時に安藤さんだったら委ねられるな。安心してやらせていただこうと思いました!」と話している。

また、監督・脚本・プロデュースを務めた原田眞人は「安藤サクラは世界の主演女優賞を全て差し上げたい名演です。また、切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました。」とコメントし、原作の黒川博行は「安藤さんと山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった。原作者として、ほんとうにうれしい。」と絶賛を博している。

そして、疾走感溢れる、鮮烈なティザービジュアルが公開され、ネリとジョーがある目的に向かって駆ける瞬間が映し出されている。「そこは 天国か 地獄か。希望なんて、とうに捨てた。」というコピーからは、幾分かの悲哀や自分の置かれている状況への諦めが垣間見える。しかし姉弟の姿からは、僅かな希望に向かい行動を起こす2人の意志や強い覚悟を感じさせる。果たして、2人は何に向かって突き進むのか。この先、一体何が2人に起こるのか。

【特報映像】『BAD LANDS バッド・ランズ

併せて公開された特報映像は、ネリとジョー2人の会話から始まり、勢いを増しながら展開していく。社会の底辺で生きている「持たざる者」は、悪に染まるしか生きる術を知らない。ネリとジョーの様々な感情が駆け巡るようにカットが立て続けに映し出され、覆面の男たちや警察、社会の裏側に潜む人間が交錯する。さらに、緊張感高まる「拳銃を構えるジョー」と「ショットグラス入ったアルコールを放るネリ」のカットも見逃せない。2人の視線の先には、なにが待ち構えているのか。ラストカットで駆ける、ネリは何を思い何処へ向かうのか? 様々な展開を想起させる、スピード全開の特報映像となっている。

予測不可能なクライムサスペンスエンタテインメント『BAD LANDS バッド・ランズ』は、2023年9月29日(金)全国ロードショー。

BAD LANDS バッド・ランズ』あらすじ

「持たざる者」が「持つ者」から生きる糧を掠め取り生き延びてきたこの地で、特殊詐欺に加担するネリと弟・ジョー。2人はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出す……ただそれだけだったはずの2人に迫る様々な巨悪。果たして、ネリとジョーはこの「危険な地」から逃れられるのか。

原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)
監督・脚本・プロデュース:原田眞人
出演:安藤サクラ、山田涼介
配給:東映、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
公式:https://bad-lands-movie.jp/

(C)2023『BAD LANDS』製作委員会

※2023年5⽉30⽇時点の情報です。

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