映画『白鍵と黒鍵の間に』池松壮亮が富永監督と作り上げた魅惑の世界が垣間見える場面写真公開!

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池松壮亮が主演を務める冨永昌敬監督の最新作『白鍵と黒鍵の間に』の世界観を先取りして堪能できる、雰囲気たっぷりの場面写真が公開された。

【場面写真】『白鍵と黒鍵の間に』(2023)

本作の舞台は昭和末期、夜の街・銀座。希望に満ち、ジャズマンになりたいという夢に向かって邁進する若きロマンチスト「博」と、才能にあふれているが、夜の世界のしがらみに囚われて夢を見失ってしまった「南」。二人のピアニストの運命が大きく狂い出す一夜が描かれている。

原作はジャズミュージシャンでエッセイスト・南博の、ピアニストとしてキャバレーや高級クラブを渡り歩いた日々を綴った回想録「白鍵と黒鍵の間に ジャズピアニスト・エレジー銀座編」。本作では、共同脚本を務めた冨永昌敬監督と高橋知由によって、3年間の日々を一夜の物語へ、さらに主人公を「南」と「博」という二人の人物に分けた大胆なアレンジが施されている。

一人二役で主人公を演じるのは『ちょっと思い出しただけ』(22)、『シン・仮面ライダー』(23)などの池松壮亮。時にすれ違い、時にシンクロするカードの裏表のような二人を繊細に演じ分けた池松は、ピアニスト役を演じるにあたりピアノを半年かけて猛特訓したという。

そしてこの度、場面写真11点が公開された。「博」と「南」それぞれの役柄でピアノと向き合う池松の姿や、お調子者だが音楽への熱い想いは失っていないバンマスの三木(高橋和也)、三木や「南」が演奏を任されているクラブ「スロウリー」のホステスとして働くY子(中山来未)、銀座を牛耳るヤクザの会長・熊野(松尾貴史)と、博と千香子の大学時代のピアノの恩師・宅見(佐野史郎)らのほか、クリスタル・ケイ演じるアメリカ人シンガー・リサが、「南」の演奏するピアノにあわせて歌声を響かせる演奏シーンを切り取ったものも。銀座の一夜に集うクセ者たちが、「南」と「博」の運命にどう交差していくのか、それぞれの登場人物たちのドラマについても想像が掻き立てられる。

『白鍵と黒鍵の間に』は、2023年10月6日(金)テアトル新宿ほか全国公開。

白鍵と黒鍵の間に』あらすじ

昭和63年の年の瀬。夜の街・銀座では、ジャズピアニスト志望の博(池松壮亮)が場末のキャバレーでピアノを弾いていた。博はふらりと現れた謎の男(森田剛)にリクエストされて、“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。“あの曲”をリクエストしていいのは銀座界隈を牛耳る熊野会長(松尾貴史)だけ、演奏を許されているのも会長お気に入りの敏腕ピアニスト、南(池松壮亮、二役)だけだった。夢を追う博と夢を見失った南。二人の運命はもつれ合い、先輩ピアニストの千香子(仲里依紗)、銀座のクラブバンドを仕切るバンマス・三木(高橋和也)、アメリカ人のジャズ・シンガー、リサ(クリスタル・ケイ)らを巻き込みながら、予測不可能な“一夜”を迎えることに……。

原作:南博「白鍵と黒鍵の間に」(小学館文庫刊)
監督:冨永昌敬
脚本:冨永昌敬、高橋知由
出演:池松壮亮、仲里依紗、森田剛、クリスタル・ケイ、松丸契、川瀬陽太、杉山ひこひこ、中山来未、福津健創、日高ボブ美、佐野史郎、洞口依子、松尾貴史、高橋和也
公式:hakkentokokken.com

(C)2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会

※2023年7⽉20⽇時点の情報です。

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