『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』（22）などの話題作を次々と手掛け、映画ファンから絶大な支持を得る製作・配給会社A24が北米配給権を獲得し、世界中の映画祭でも話題を呼んだ『メドゥーサ デラックス』の本予告と新場面写真公開された。
【本予告】『メドゥーサ デラックス』（2023）
舞台は、年に一度の美容師コンテストの会場。参加する美容師たちの誰もが今年こそ優勝をするのだと意気込む中、直前になり事件が起きる。カリスマ美容師が死体で発見され、残忍にも頭皮が剥ぎ取られたていたのだ。捜査が終わるまで会場を出られなくなってしまった美容師やモデルたちは噂を囁きあい、関係者たちの間に疑念が渦巻いていく。
この度公開された本予告では、知らせを受けた関係者の間に衝撃と噂、疑惑が広がり、事件の真相に迫る様子が描かれている。ワンショットで撮影された映像からは、観客自身も事件現場にいるかのようなリアルな怖さが湧き上がり、スリル満点のミステリー映画体験を期待させる。
世界で絶賛されたワンショット撮影を務めたのは、ヨルゴス・ランティモス監督、『女王陛下のお気に入り』（18）で第91回アカデミー賞撮影賞候補となった撮影監督ロビー・ライアン。錚々たる名監督の信頼を受ける名手が、キャリア史上最高といわれる仕事で美しさと緊張感を生み出している。さらに、劇中のヘアスタイルを、レディ・ガガや様々なブランドとのコラボレーションを手掛け、“最も独創的なヘアスタイリスト”と称されるユージン・スレイマンが担当している。
監督と脚本は、美容師の親を持ち、美容院で育った新鋭トーマス・ハーディマン。手掛けた2本の短編映画がBFI（英国映画協会）に高く評価され、初の長編製作が実現。自身のルーツとしても特別な“髪”をテーマにした新感覚マーダーミステリーは、世界のさまざまな映画祭で話題となった。
【新場面写真】『メドゥーサ デラックス』
『メドゥーサ デラックス』は、2023年10月14日（土）シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
『メドゥーサ デラックス』あらすじ
物語の舞台は年に一度のヘアコンテスト。開催直前、優勝候補と目されていたスター美容師・モスカが変死を遂げた。担当のモデルが席を外したわずか数分のうちに、奇妙にも頭皮を切り取られた姿で発見されたのだ。会場に集まっていたのは、今年こそ優勝すると誓ってコンテストの準備を進めていたライバルの美容師3人と、それぞれが担当するモデルたち4人。さらにコンテストの主催者やモスカの恋人、警備員を巻き込みながら、事件や人間関係に関する噂をひそひそと囁きはじめる。「私たちの中に殺人鬼が潜んでいるのかも」「モスカは報いを受けるべきだった」「彼女はコンテストに勝つため不正を働いている」「あなたが殺したの？ 」その日、コンテストの裏側で何が起きたのか。なぜカリスマ美容師は死ななければならなかったのか。観客は事件を捜査する探偵さながら、一同の噂話に耳を傾けることになる。
監督：トーマス・ハーディマン
出演：アニタ・ジョイ・ウワジェ、クレア・パーキンス、ダレル・ドゥシルバ、デブリス・スティーブンソン、ハリエット・ウェッブ、カエ・アレキサンダー、ルーク・パスカリーノ
配給・宣伝：セテラ・インターナショナル
公式：www.cetera.co.jp/medusadeluxe
（C）UME15 Limited, The British Film Institute and British Broadcasting Corporation 2021
※2023年8⽉31⽇時点の情報です。
