思わず独身貴族を卒業して子供をギューッと抱きしめたくなる父子映画5選

映画狂の唄を大いに謳おう

ロックス

20代前半(20〜24歳)の男性の約6割が29歳までに結婚したい、30代前半においても約6割が39歳までに結婚する意志がある、そんな世の中らしい。[※1]

私、齢35を過ぎ、周りの同年代男女を見渡してみれば、なるほど、結婚そして出産・育児と着々と人生のステップを歩んでいる。

一方、私はと言えば、武道館を目指して着々とバンド活動を重ね、「スター・ウォーズ」の次回作に夢を馳せ、映画ライターなんつー自由な身分のため、時には平日の昼から酒を呑み、ロン毛・無精ひげ・全身黒づくめのいで立ちでホテホテと渋谷を歩いていると、職務質問をされる始末である。

だsだ

(※ 著者近影 photo by KAZZ)

あ、もう皆さん完全に引いてますね? はい、そうです。もちろん、私は独身です。

独身ですよ、貴族ですよ。酒と焼き鳥が大好きな独身鳥貴族ですよ僕は。でも待ってくれよ。時に既婚の男友だちが漏らす、

「お小遣いが少ない…」「呑みにいけない」「休日の家族サービスも大変だ」

そんな結婚生活の一面を聞いたりすると、独身のままがいいんじゃないか。なんて思ったりもするのです。

しかし……、しかし待ってくれ。そんな私でも結婚したくなるときが(たまには)ある。たとえばこんな時だ。

父子愛映画を観た時だ!

心温まる家族愛を描いた映画、いいですよね~。映画には従順で、映画観終わったら影響されちゃうタイプなので、親子の絆が描かれたハートがフルフル揺さぶられるハートフルな映画を観た後なんて

「結婚するか」

なんて思ったりもするのです。(※しかし、次の日の朝には消えている)

そんなわけで、今回は皆さんに父と子の絆を描いた作品をご紹介しましょう!

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監督、脚本、製作、主演、全てをひとりが担当する“俺映画”がこれ。その“俺”とは、ジョン・ファブローその人である。ジョン・ファブローといえば、ご存知『アイアンマン』。金持ちのおっさんのコスプレ道楽もここまでくれば立派なもの、との呼び声も高い人気シリーズだ。そんなジョン・ファブローが撮った俺映画がこちらの作品です。

傍若無人な有名レストランの料理長を務めていた主人公カールは、その性格が災いしてレストランを解雇されてしまいます。意気消沈の中、子供との時間が生まれ、ゆくゆくは息子の手助けにより再び栄光を取り戻す、というストーリー。親子の絆、ほんとうに大事なものはお金ではない、などメッセージ性の強い一作となっております。

とりあえず観終わった後の一言は皆さんこれなはず。「キューバサンド食いて~!」

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ライフ・イズ・ビューティフル

だだ

感動作の鉄板といえばやはりこれ。「鉄板」「定番」「超メジャー作」というのはなぜかと言えば、優れた作品だからである。イタリアのコメディアン、ロベルト・ベニーニが監督・主演・脚本を務めた本作(あれ、これも?)は第71回アカデミー賞7部門ノミネート、3部門(主演男優賞、作曲賞、外国語映画賞)で受賞に輝きました。

ユダヤ人強制収容所に送還されてしまったユダヤ人の親子は、いつ殺害されるかわからない状況に陥ってしまいます。

今作の最大のポイントは「息子を守るためなら命をはる」だけではなく、「息子を命がけで守り」なおかつ「常に息子をおびえさせずに笑わせ続けた」点が唯一無二……! 自分ならこんな状況に置かれたらどうするでしょうか。親から子への無償の愛が観ている我々に感動をくれます。

クレイマー、クレイマー

だ

仕事の忙しさを理由に家族を顧みなかった主人公テッド・クレイマーは、嫁から離婚通告を受けます。そしてまさかの父子生活がはじまりますが、慣れない家事と仕事の両立に、父子関係は悪化をたどります。やっと徐々に父と子の絆が生まれてきた矢先に、ある事件が起きてしまい…!

かのダスティン・ホフマンの名演でオスカーを受賞。家族愛を代表する作品といえるでしょう。「ダスティン・ホフマンといえばやっぱり『卒業』だよね」というイメージを覆したはず。

卒業

しかしどうせ結婚するなら『卒業』のような「その結婚、ちょっと待った!」的なドラマチックな展開を経て結婚したいものですな~、ハッハッハッハッハッ。(こんなこと言ってるから結婚できねーのですね俺は)。

バジュランギおじさんと、小さな迷子

だだだ

2018年「バーフバリ」シリーズで大旋風を巻き起こし、改めて評価を受けているボリウッド映画。本作もそのうちの一つです。

パキスタンの小さな集落に住む少女シャヒーダーは、声を出すことができない。母親は娘を連れてインドまで願掛けにでかけるが、道中で娘がひとり迷子になってしまいます。そんな中、出会ったのが青年パワン。彼は危険な目に遭いながらも彼女を送り届けようとするが……!

バジュランギおじさんと、小さな迷子

親子ではないですが、まるで親子のような愛を感じる傑作となっています。実の親子ではないが絆を感じる映画。そうですね『パーフェクト・ワールド』にも似たような、心温まるハートフルストーリーに仕上がっています。

バジュランギおじさんと、小さな迷子

アバウト・ア・ボーイ

だだだ

38歳、無職、独身の三拍子がそろった主人公ウィル、まさに小生と一緒だ!(いや違うし!俺仕事あるし!)。亡き父の印税で生活する主人公はある日、マーカスという少年と出会う。しかしマーカスの母親はうつ病に苦しみ、自殺未遂まで起こしてしまう。徐々に主人公のアパートに入り浸るようになるマーカス。やがて2人の間に奇妙な絆が生まれ……!

そうこれだ!今の俺に足りないものは!そういうことか。「少年と出会えばきっと俺も結婚したくなるはずだ、それしかねえ」と観終わった後、思うはず。っつーか思ったぞ俺は。(どっかに少年落ちてねえかな~)

父子、家族っていいですね♡

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おいロックス、職質なんてされてる場合じゃねえだろ。しかもお前この前白バイにも職質されたらしーじゃん(実話)。とっとと結婚しろ!落ち着け!と私はこの原稿を書いていて自問自答、心の底から感じました。

いまとは違う人生に思いを馳せる、それもまた映画の魅力。結婚、そして子育てにちょっとでも興味のある独身男性の諸兄! 今回ご紹介した、こんな俺でも婚活を考えた名作をチェックだ!時間は待ってくれない!またな!

※1:結婚相手紹介サービスの株式会社オーネットによる「独身男女の結婚希望年齢と交際期間に関する意識調査」より

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