主演・亀梨和也『怪物の木こり』場面写真一挙解禁&シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭出品・渡航決定

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2019年第17回「このミステリーがすごい! 大賞」受賞の小説を実写映画化した『怪物の木こり』。2023年12月1日(金)に公開される本作の場面写真が公開、第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭への出品・渡航が発表された。

【場面写真】『怪物の木こり』(2023)

凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件。次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なストーリー、その驚愕の結末とは……? ぶっ飛んだ設定と意表を突く展開が連続する“超刺激サスペンス”。

“バイオレンスの巨匠”との呼び声も高い三池崇史監督のエッセンスがふんだんに加わり、かつてない“最狂の化学反応”を遂げた本作について、キャスト陣も期待や興奮を持って台本と向き合ったという。三池監督作品初参加で主演を務めた亀梨和也は「非常に難しいなと思いましたが、すごく良い意味でやりがいがありました。非常に特殊で、序盤から中盤に向けてのストーリーの構築や、“サイコパス”という変わった設定の部分が大きい一方、本質的な人間の心の動きも丁寧に描かれていたので、そこは大切に演じきりたいなと思いました。」と語っている。

事件の真相を追う刑事でありながら自身もどこか怪しげで独特のオーラを纏う、警視庁のプロファイラー・戸城嵐子を演じた菜々緒は「怒涛の展開の連続で、あっという間に読み終わってしまいました。嵐子自身がサイコパスな一面を見せるような描かれ方がされている部分もあり、そういったところをどのように演じていくかを考えながら、台本を読ませていただきました。」と振り返る。

さらに、二宮の本性を知らず、優しく寄り添う婚約者・荷見映美を演じた吉岡里帆は「主人公があまり見たことのないタイプのキャラクターですごく面白いなと思いましたし、同時に常に切なさが同居しているように感じました。“怪物”と一言で言ってしまうと恐ろしくて怖いものというイメージがありますが、怪物の悲しさみたいなものがこの台本の魅力だなと感じました。」と役柄同様二宮のキャラクターに寄り添うようにコメント。

三池監督作品に度々出演し、本作では協力者のサイコパス外科医・杉谷九朗を演じた染谷将太も「ドキドキしました。ミステリー要素が強く、どうなっていくのか? 犯人は一体誰なんだ? 何が起きているんだ? と、どんどん読み進めていってしまいました。」と本作のストーリー展開に衝撃を隠し切れない様子だった。

今回、個性豊かなキャラクターたちを切り取った場面写真6点が一挙公開された。血を流しながら深刻な表情を浮かべる二宮や事件の真相を追いかける戸城、物憂げな表情を浮かべる映美のほか、遠くに佇む不気味な“怪物の木こり”の姿を捉えた一枚も解禁され、深まる謎の真相に益々期待が膨らむばかりだ。

【シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭】『怪物の木こり

さらに、スペインのシッチェスで毎年10月に行われる国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」へ出品、さらに主演の亀梨和也と三池監督がスペインへ渡航、本映画祭のレッドカーペット&プレミア上映に参加することが決定した。

このシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭は、例年300本近い作品が上映され、ベルギーの「ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭」、ポルトガルの「ポルト国際映画祭」と並ぶ世界三大ファンタスティック映画祭の中でも最大規模で開催される映画祭。本作は、選りすぐりのスリラー・サスペンス・アクションなどの作品がセレクトされるÒRBITA(オービタ)部門と、アジアの新作のショーケースであるFocus Asia部門の2部門で出品され、ÒRBITA部門ではクロージング作品として上映を予定している。

三池監督作品としては観客賞、最優秀美術賞を受賞した『十三人の刺客』(2010)以来、13年ぶりの受賞の可能性に期待が高まる。スペインの観客の前での登壇向け、亀梨は「『怪物の木こり』という作品を通して三池監督と繋がれた事。そしてこの作品と共に海を渡れる事。非常に光栄です。国を超えて沢山の方々に楽しんで頂ける事を願っています。初スペイン、初シッチェス映画祭。自分の細胞レベルでしっかり感じて来たいと思います。」、三池監督は「欧州のファンタ野郎が大集合な歴史ある映画祭。シッチェス万歳! ビーチに美食と亀梨和也。『怪物の木こり』と共に最高の時を過ごせそうだ。」と期待と意気込みをコメントしている。

『怪物の木こり』は、2023年12月1日(金)劇場公開。

怪物の木こり』あらすじ

狂ってるほうが生き残る⁉︎ サイコパスVS連続猟奇殺人犯—殺るのは俺か、犯人か。驚愕の結末まで、この狂気は止まらない‼︎ 絵本『怪物の木こり』の怪物の仮面を被り、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件。次のターゲットに選ばれたのは、弁護士・二宮彰。しかし彼は、犯人をも凌駕するほどの冷血非情なサイコパスだった! 警視庁の天才プロファイラー戸城、二宮の婚約者の映美、二宮の協力者であるサイコパス外科医・杉谷、過去の殺人事件の容疑者・剣持ほか、様々な人物の思惑が複雑に絡み合い、捜査は混迷を極めていく。犯人はなぜ脳を奪うのか。そして、なぜ二宮が狙われるのか。事件の謎を解き、犯人の正体を暴かなければ殺される……。極限状況に追い込まれた二宮の逆襲が始まる。狩るか狩られるか―狂ってる方が、生き残る⁉︎

原作:「怪物の木こり」倉井眉介(宝島社文庫)
監督:三池崇史
脚本:小岩井宏悦
出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童
製作・配給:ワーナー・ブラザース映画
公式:kaibutsunokikori.jp

(C)2023「怪物の木こり」製作委員会

※2023年9⽉21⽇時点の情報です。

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