三重県立・白山高校が夏の甲子園に初出場するまでの軌跡を描いた、菊池高弘の同名作を原案に実写化。「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」シリーズの、鈴木亮平主演の新ドラマ『下剋上球児』が、2023年10月期より放送スタート。
本記事では、国内ドラマ『下剋上球児』の、あらすじ&キャスト情報・見所をご紹介します。
ドラマ『下剋上球児』(2023)あらすじ
2016年、3月。三重県立・越山(えつざん)高校では、生徒や保護者からの人望も厚い社会科教師・南雲脩司(鈴木亮平)が、次年度から野球部の顧問兼監督に打診されていた。しかし、肝心の野球部は1名の部員を除いて、やる気のない幽霊部員ばかり……。顧問への就任を頑なに拒んでいたある日、家庭科担当の教師・山住香南子(黒木華)が、越山高校へ赴任してくる。南雲と一緒に野球部を強くしたいとやる気満々の山住は、スポーツで実力のある中学生たちを受験前から勧誘する。地元の有力者・犬塚樹生(小日向文世)の孫で、名門クラブチームの元エース・犬塚翔(中沢元紀)も、強豪校への受験に失敗して越山高校に入学してくることに。なし崩し的に野球部の手伝いをしていくうちに、これまで穏やかだった南雲の生活が大きく変わっていく……。弱小野球部が甲子園を目指す奇跡の3年間を描いた物語。
ドラマ『下剋上球児』キャスト情報
南雲脩司/鈴木亮平
三重県立・越山高校に赴任して、3年目の社会科教師。大学まで野球一筋でやってきたが、怪我をきっかけに引退。大学中退後はスポーツトレーナーとして働くが、教師の夢を捨てきれず、32歳で大学へ再入学し教師となった。廃部寸前の弱小野球部の顧問を任されることになり、日常が一変する。2児の父であり、妻・美香と共働き。義父と同居しており、家庭のことも積極的にこなす。
山住香南子/黒木華
越山高校に新たに赴任してきた、家庭科担当の教師。野球愛が強く、突っ走ってしまう一面も。
犬塚翔/中沢元紀
野球の名門クラブチームのエースだったが、強豪校への受験に失敗。越山高校へ入学してくる。犬塚樹生の孫。
犬塚樹生/小日向文世
地元の有力者。翔の祖父にあたる。
犬塚杏奈/明日海りお
翔の母で、樹生の娘にあたる。孫のために突っ走りがちな父・樹生に目を光らせる。
南雲美香/井川遥
南雲脩司の妻。三重の漁師町で育ち、カラッとした快活な性格の年上女房。
丹羽慎悟/小泉孝太郎
越山高校の校長。
青沼健太/きょん
コンビニ店員。
その他キャスト
横田宗典/生瀬勝久
根室柚希/山下美月
根室知廣/兵頭功海
椿谷真倫/伊藤あさひ
日沖壮磨/小林虎之介
久我原篤史/橘優輝
楡伸次郎/生田俊平
日沖誠/菅生新樹
長谷川幹太/財津優太郎
藤本大牙/鈴木敦也
富嶋雄也/福松凜
野原舜/奥野壮
紅岡祥悟/絃瀬聡一
賀門英助/松平健
スタッフ
◼︎脚本:奥寺佐渡子
◼︎主題歌/挿入歌:Superfly
◼︎原案:菊池高弘「下剋上球児」
ドラマ『下剋上球児』見どころ
高校野球を通して、現代社会が抱える教育や地域、家族の問題や様々な愛を描き出す本作。弱小野球部の顧問となった社会科教師の主人公・南雲脩司(鈴木亮平)と、幽霊部員たち。果たして、やる気のない部員たちを南雲はどう導き、部員たちはどう成長していくのか? 南雲に立ちはだかる壁とは? 底辺から這い上がっていこうとするまさに“下剋上”な成長と、そこで展開される深い人間ドラマに注目だ。
製作陣では、ドラマ『最愛』(21)、『MIU404』(20)などのヒット作を手掛けた、新井順子プロデューサーと、塚原あや子監督が今作で再びタッグを組む。そして、同じく『最愛』の、奥寺佐渡子が脚本を担当。
キャスト陣は、ドラマ&映画「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」シリーズで主演を務め、映画『エゴイスト』(23)では同性愛者の主人公を演じるなど、圧倒的な演技力で国内外問わず高い評価を受け続ける俳優・鈴木亮平が主演を務める。これまで暴力団の組長や仮面のヒーロー、テレビ局員の政治家記者など、クセ強な役をこなしてきた彼だが、今作の「ごく普通」な社会科教師をどう演じるのか期待が集まる。
また、黒木華、小日向文世、井川遥、生瀬勝久、小泉孝太郎ら豪華俳優陣が作品に名を連ねるほか、ドラマ『埼玉のホスト』(23)の、中沢元紀を始め、約半年間に及んだオーディションを勝ち抜いてきた若手キャスト陣の登場も見逃せない。
ドラマ『下剋上球児』は、2023年10月15日より、TBSテレビ「日常劇場」枠にて、毎週日曜日21時から放送(※初回25分拡大)。
サムネイル:photo AC(ID:27767503)
※2023年9月2日時点の情報です。