どっちを選ぶ?仕事と恋の両立に悩む女性に効く映画5本

ガールズムービー専門 ネトフリポリス

日笠麗奈

働く女性にとって「恋愛と仕事の両立」はいつだって悩ましい課題のひとつ。どちらも充実させてハッピーに過ごしたいと願ってはいるけど、そう簡単にはいかないのが現実というものです。そして、それは映画のなかのヒロインたちも同じのよう。

今回は、恋と仕事を天秤にかける展開が見もののガールズムービーをご紹介。映画のヒロインと一緒に悩んで共感して、観終えたらちょっとスッキリ……問題を打破するヒントも見つかるかもしれません。

ラ・ラ・ランド』(2016)

ララランド

『セッション』などのデイミアン・チャゼルが監督・脚本を務め、第89回アカデミー賞で最多6部門を受賞した作品。

自分のジャズクラブを持つことを夢見るピアニストのセバスチャンと、映画スタジオのカフェで働きながら女優を目指すミア。二人はいつしか惹かれ合い、お互いの夢を叶えようと励まし合う。しかし、セバスチャンが目指していた夢とは違う道へと進み始めたことをきっかけに、二人の心は少しずつすれ違い始める。そんな中、ミアの芝居が映画関係者の目に留まり……。ロサンゼルスを舞台に、夢を追う男女の恋愛模様を描いたミュージカル作品。

ラ・ラ・ランド

セバスチャンとミアは互いに惹かれあうパートナーであり、それぞれの夢を追う同志でもあります。そのため、夢の実現する速度の違いにによって、二人の関係性にもズレが生じてしまいます。夢や仕事に対して真剣に取り組むカップルほど、「最初は同じ目標、同じ方向へ進んでいたはずなのに……」と気持ちのすれ違いを色濃く感じてしまうものなのかも。

夢や仕事の実現のためには、恋愛を犠牲にしなくてはならないのか……誰もが一度は抱くであろう悩みを、美しい映像と音楽にのせ描いた本作。自分自身とじっくり向き合いたい時に観たい一本です。

ラ・ラ・ランド

プラダを着た悪魔』(2006)

プラダを着た悪魔

ローレン・ワイズバーガーによる同名小説を映画化。華やかなブランドアイテムで彩られた衣装の数々は、スタイリストのパトリシア・フィールドが手掛ける。ジャーナリスト志望のアンディは、ひょんなことから一流ファッション誌「RUNWAY」編集部で、編集長・ミランダのアシスタントとして働き始める。昼夜関係なく鳴り響く携帯、ミランダからの悪魔のような容赦ない要求に振り回されながらも、アンディはしだいに仕事への楽しみを見出していく。しかし、仕事の充実度と反比例するように、恋人ネイトとの関係はギクシャクするようになる……。

仕事や環境とともに変化していく自分自身を、パートナーであるネイトに受け入れてもらうことができず……。そんなアンディの恋愛模様に、共感できすぎてしまうという人も少なくないのでは? 一見心が狭く、理解がないように思えるネイトですが、一番近くでアンディのことを見守って来たのが彼であることもまた事実。

仕事に夢中になるとつい周りが見えなくなって、飛ばしすぎてしまう……という人は、アンディのように一度立ち止まり、パートナーとしっかりと向き合うことで、本来の自分らしさを取り戻せるかもしれません。

プラダを着た悪魔

バーレスク』(2010)

バーレスク

人気アーティスト、クリスティーナ・アギレラの映画初主演作。歌手を夢みてロサンゼルスへとやってきた主人公のアリは、ダンサーによる華やかなショーが繰り広げされるバーレスク・クラブで働くことに。ある日、バックダンサーの代役として舞台に上がることになったアリは、トラブルに見舞われながらも公演を成功へと導く。チャンスを物にした彼女は歌姫としての才能を開花させ、バーレスクは連日大盛況。順風満帆な日々を送るが……。

主人公アリは、仕事と恋愛が相乗効果で上向いていくタイプ。パワフルな彼女の生き様を観ていると「私もまだまだやれるはず!」と力をもらえるはず。

最初は些細なケンカだったのに、ヒートアップするあまり相手を傷つけるようなことを口走ってしまう……劇中にはそんな、忙しさのあまり彼に八つ当たりしてしまうリアルなシーンも描かれています。万国共通の“働く女子あるある”は、ズシリと響くこと間違いなしです。もちろん小さいことは気にせず、大迫力の歌とダンスをひたすら楽しんでエネルギーチャージするのも、アリ♡

セックス・アンド・ザ・シティ』(2008)

SATC

ニューヨークに暮らすパワフルな4人の女性の仕事と恋と友情を描いた、大ヒットテレビドラマの映画化。テレビ版で製作総指揮を務めたマイケル・パトリック・キングが監督・脚本を務める。

セックス・アンド・ザ・シティ

キャリーは10年来のパートナーであるビッグと結婚を決意。しかし、3回目の結婚となるビッグは結婚準備が進むにつれ不安が膨らみ、挙式当日、ついに「式には行けない」と逃げ出してしまう。一方、夫に浮気を白状されてしまったミランダ、年下の彼とロサンゼルスで暮らすサマンサ、妊娠し母親業に勤しむシャーロットと、3人もそれぞれに悩みを抱えていて……。

ニューヨークの恋愛事情を描いたドラマ版の4年後を描いた本作。人生経験を重ね、それぞれの道を歩む4人は悩みもさまざま。この作品では「恋愛と仕事」の両立だけでなく、仕事と結婚、家庭、子育て、浮気(!)と、女性に降りかかる数々の問題が描かれています。

セックス・アンド・ザ・シティ

4人のリアルな悩みに心苦しくもなるけれど、どんな時も自分に正直でいることで、自分らしい幸せを手にすることができる……そんな風に思わせてくれる作品です。そして、結局のところ「女の友情は最高!」の一言に尽きる。モヤモヤとした悩みが生まれたら、キャリーたちのように女同士集まって出かけるのもいいかもしれません。

セックス・アンド・ザ・シティ

マイ・インターン』(2015)

マイインターン

『ホリデイ』などで知られるナンシー・マイヤーズが監督・脚本を手がける。ファッションサイトのCEOを務めるジュールズ。華やかなファッション業界で成功をおさめながら、パートナーや子供にも恵まれ、公私ともに充実した日々を送る彼女はまさに現代女性の理想像。ある日、そんな彼女の部下としてシニア・インターンのベンが雇われる。40歳も年上の部下に最初は戸惑いを隠せないジュールズだが、ベンの気遣いや紳士的な立ち振る舞い、的確な助言を受けるうち、次第に心を開き信頼を深めていく。そんな中、順調だと思われた結婚生活に暗雲が立ち込め、ジュールズは大きな決断を迫られることに。

マイ・インターン

多忙な仕事のしわ寄せにより、危機を迎える結婚生活……仕事と恋愛の両立の難しさがリアルに描かれている本作ですが、ジュールズは何事にも誠意を持って懸命に取り組むことで、自らの道を切り開いていきます。恋人のために、夢を諦めてしまうのはナンセンス。どんな時でも信念を曲げず誠実でいることが、本当の幸せを手にする近道なのかも。

マイ・インターン

また、なんといっても、ジュールズとベンの年齢も性別も違う2人の友情は本作一番の見どころ。ベンのセリフは心に響く名言の宝庫。仕事に恋愛にと忙しく過ごす日々のなか、ほっとひと息つきたい……そんな時にぜひ観てほしい心温まる作品です。

マイ・インターン

紹介した映画の主人公たちは、悩みもがきながらも信念を曲げない強さが印象的。彼や周囲になんと言われようと、自分を貫いて人間的な魅力を高めることで、結果的に仕事と恋愛の両立に繋がるのかもしれません。

全ての働く女子よ、自分らしく生きて幸せを掴み取りましょう♡

Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate. (C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.、(C)2006 TWENTIETH CENTURY FOX、(C)MMVlll New Line Productions, Inc. Sex and the City(TM) is a trademark of Home Box Office, Inc. All Rights Reserved.、(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED

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