【猫好き必見】心から癒される猫を愛でる日本の映画たち〜『先生と迷い猫』公開記念〜

映画も音楽も本も好き。

丸山瑞生

10月10日より『先生と迷い猫』が公開されました!
まずはこちらの予告編をどうぞ。

同作はイッセー尾形演じる、カタブツで偏屈な元校長先生・森衣恭一と、亡き妻が可愛がっていた一匹の三毛猫・ミイの物語です。

猫との交流が描かれる映画では登場人物の多くが猫たちを愛でますが、今作の主人公は猫が苦手で、追っ払おうとするほどの猫嫌い。しかし、姿を消してしまったミイを探すことを通じて、町のひとたちとの交流が描かれます。

今回は画面にいるだけでも自然と癒されてしまう、かわいい猫たちが登場する日本の映画をご紹介します。言葉を話すわけでもなく、ただそこにいるだけであるにもかかわらず、魅力的に見えてしまう「猫」という不思議な動物。ぜひ、ご堪能ください!

『猫侍』

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「人は斬れども、猫は斬れず」
テレビドラマ『猫侍』の完全独立オリジナルストーリーの劇場版で、主役の班目久太郎を演じるのは強烈な個性を持つ実力派俳優、北村一輝。コワモテの剣豪とツンデレな白猫がおりなす、笑いと涙の幕末喜劇です。

主役の北村一輝をはじめ、用心棒役の寺脇康文など顔の濃いイケメン俳優が勢ぞろいの今作ですが、どんなに怖そうな人間でも、愛くるしい動物には弱いもの。

眉間にシワがよりっぱなしの剣客が猫のまえではその表情をゆるませるのを見ると、こちらまでデレてしまう時代劇の皮をかぶった癒しムービーとなっています。

シリアスな作品が目立つ時代物の映画は避けてしまう人もいると思うのですが、たとえば『猫侍』のようにコメディの要素が入っていたりするだけでも、元来の時代劇映画を見るキッカケにもなるとおもうんですよね。猫の可愛さから時代劇の世界に入り込んでみてはいかがでしょうか?

『ネコナデ』

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「愛くるしい子猫に翻弄されるオトナの男」
一流企業の人事部長としてリストラを担当する男が、1匹の子猫との出会いによって新しい人生の第一歩を踏み出すまでを描く心温まる物語。愛らしい子猫の魅力で、周りの人々が少しずつ変化していく様子を映し出した「おじさん×子猫」の異色ムービーです。

『猫侍』はコワモテの侍と猫の物語でしたが『ネコナデ』は一流企業の人事部長でもあり、厳格なひとりの父でもある男と子猫の交流が描かれます。

主役の大杉漣の演技は素晴らしいですよね。感情を抑えた大人の渋い男もあれば、哀愁漂うオヤジまで幅広く、今作では子猫との共演が大杉漣の味をさらに深めています。

猫の愛情に溢れた作品なのはもちろん、つじあやのがうたう主題歌の「頼りない天使」も、物語を包み込むようなやさしい楽曲。この曲を聴きつつ、映画の余韻を楽しんでいただきたいです。

『レンタネコ』

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「さびしいひとに、ネコ貸します」
『かもめ食堂』や『トイレット』の荻上直子が監督を務め、猫を通じたひとのきずなを描く心温まる人間ドラマ。心に寂しさを抱えるひとたちに猫を貸す「レンタネコ」という商売をする女性と猫を借りるひとたちの不思議な物語です。

この作品を見ると、猫のいる生活に憧れてしまいます。一人暮らしのひとはなおさらでしょう。そこにいるだけでもなぜか癒されてしまうのが猫の魅力。仕事で疲れて帰っても、目の前でゴロゴロと転がり眠っている猫を見ると、こっちまでも脱力してしまう。

劇中に登場する猫は勝手気ままに過ごしているし、それを見るだけでも笑えてしまう究極の癒し猫映画

得体の知れない仕事をしている主人公のサヨコもどこか猫のような自由奔放な暮らしを送っていて、他の作品からも感じられる独特な登場人物による荻上節はこの作品でも健在。日常的であるにもかかわらず、どこかぶっ飛んだところもあるのに物語を取り巻く空気はとてもやさしい。猫はもちろん、登場人物にも癒される作品です。

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『くろねこルーシー』

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「あなたは迷信を信じますか?」
日本一黒猫に横切られるツイてない男の姿を描き人気を博した、山本耕史主演の連続テレビドラマの前日譚となる初の劇場版。

テレビ版ではすでに亡くなっている主人公の父親をテレビ版同様にお笑いコンビ、ドランクドラゴンの塚地武雅が演じ、ルーとシーという2匹の黒猫を使って人の運勢を占う男の物語です。

俳優としても活躍しているドランクドラゴンの塚地武雅は不遇な男がよく似合います。『ハンサム★スーツ』ではモテたことのない男を演じ、『間宮兄弟』ではぼったくりバーの被害に遭いました。

今作のドラマ版ではすでに亡くなっているというその役どころもまさに不遇ですが、そんな塚地武雅の演技は愛嬌があるし、そんな姿に笑わせられます。不吉の象徴とも言える黒猫と不遇な男のほのぼのとしたやさしい作品です。

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『グーグーだって猫である』

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「2度目の猫は得ですね。死んだ猫の分も大事にされる」
『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督が大ファンだと公言する大島弓子の自伝的エッセイ漫画を映画化した作品。

東京・吉祥寺で暮らす女性漫画家が、愛する猫や、街で暮らす人々との日々を通じて、何気ない日常の中にある「生と死」を静かに見つめていく物語です

昨年に宮沢りえが主演でドラマ化もされた本作。映画版は2008年の公開で、主演は小泉今日子です。

生き物を飼うということは責任が伴い、それはつまり家族となる生き物の生涯を看取る覚悟ということ。生き物を育てたことがあるひとならば、その悲しみも、それとともにもらった喜びも思い出に残っているでしょう。

生と死というものを重くも軽くも捉えず、どちらも日常の延長線上に起こりうるということを淡々と描いているような映画のようにおもいます。映画の中に流れるそういった空気感は犬童一心監督ならでは。最愛の動物たちと生活をともにしたことのあるひとたちにオススメの作品です。

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自由気ままに過ごす猫の映画で癒やされよう

言うまでもありませんが、どの作品の猫もとっても可愛らしいです。

猫とは不思議な生き物で、人間の生活に寄り添っていても、どこか寂しげであったり、孤独に見えたりします。奔放な猫は自由の象徴のように言われることも多いですよね。わたしたちは猫のそんなところに惹かれてしまうのかもしれません。みなさんも自由気ままに過ごす猫の映画で、ぜひ癒されてください !

 

※2022年9月28日時点のVOD配信情報です。

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  • 片腕マシンボーイ
    1.3
    イッセー尾形を筆頭にめちゃ豪華キャスト集めておいて……こりゃ酷い! いつも遊びに来ていた野良ニャンを最近見ないんやが?って話 ニャンだけやなくて、久保田紗友ちゃん、北乃きいちゃん、染さまと、かわいこちゃん揃いやから観たが、そもそも話が劇的におもんない上に謎にニャンコロ映画でサイコパス風味だすんやめろて!なった そうなんよ、本作では段ボールに詰め込まれたニャン達の亡骸が川から引き上げられたり、イッセーさんがカッターで斬りつけられたと思われるニャンを救ったりと、ここんとこニャンが痛ましい目に遭う事件の多発する田舎が舞台でして、そんな中で多くの住人に愛想を振り撒いてきたニャンが失踪するっつ〜絶望感しかないお話なんやが… まずはそんなサイコ味のあるストーリーってのがいざ観てみないことにはわからないってのが非常にタチの悪い作品でしたね、ただただキュートなニャンと美しい紗友ちゃんの仲睦まじいのんが観たかっただけなマシンボーイはまぢ嫌悪感に震えたよね!ぷんぷん しかもね、ある少年が登場するんやが、こいつがまたず〜〜〜っと言動に違和感が有りましてね、作家陣はまぢ観客にあの少年をどういう目で見て欲しかったのか謎過ぎて、もしかしたら1番イカれてんのは監督か?プロデューサーか?それとも脚本家か?つってゾゾゾっとした うん、ホッコリ猫映画の皮かぶっているけども、ニャンニャンみたいニャン!なんてマシンボーイみたく浮かれて観ると、いやだにゃ〜いやだにゃ〜にゃんだか気持ち悪いにゃ〜、なる不快作品やったんでオススメはしません! 追伸 マシンボーイ的にはニャンよりワンのが可愛かったワン!
  • hrnrok
    3.5
    思い出すから来ないでくれ 来ないと思い出がなくなるような寂しさを
  • 二階堂
    3.8
    鑑賞記録 好きな映画
  • マサ
    -
    2017/12/18 レンタル
  • えり子
    -
    イッセー尾形さんのファンです。 気難しい先生役もピッタリですね。 内田百間を思い出します。 猫が可愛い。
先生と迷い猫
のレビュー(2017件)