『マイ・インターン』デニーロみたいになってみたい!頼られるシニアが光る映画6選

映画は人生の道しるべ。人生案内人。

yasuukusayan

アン・ハサウェイとロバート・デニーロ夢の競演作『マイ・インターン』。

本作は女性だけでなく、シニア世代の男性にも是非観ていただきたい作品です。自分自身もまもなくシニアと呼ばれる世代に入りますので、デニーロ演じる老インターン生にとても共感しています。

「若い人たちから尊敬され、信頼される」

シニア世代にとってこれが一番の喜びであり、生きがいになります。本作はそんなシニア世代の理想を映像化した作品です。

そこで『マイ・インターン』の公開を記念し、この作品以外でシニアが若い人から尊敬され、信頼される作品を6つ選んでみました。

マイ・インターン

父と娘、疎遠だった親子関係でも、娘は父の背中を見ていた。『人生の特等席』

人生の特等席

家庭を顧みず仕事に打ち込んできたクリント・イーストウッド演じる大リーグの名スカウトマン。このところ歳のせいで視力が衰えてきていました。

最後のスカウトの旅に手を貸したのは、疎遠になっていたエイミー・アダムス演じる娘。父から野球について直接教わったわけではありませんが、娘は野球のことを詳しく理解していたのです。それは父のことを本当は好きだったから。野球のことを理解することは父を理解することでもあったのです。

初めはギクシャクしていた親子の関係が、スカウトマンとしての仕事を通じて、次第にお互いを理解・信頼していくことに繋がっていきます。

家族を思いつつも、仕事に打ち込みすぎて理解されない親父

『マイ・インターン』のような上司と部下の関係ではありませんが、父と娘という間柄で、仕事の信頼関係を描いたのが本作です。そんな主人公の姿に自身を投影する世の親父たちが多いでしょうし、実は父親のことがずっと好きだった娘に安堵感を覚える親父たちも多いでしょう。

無愛想な隣のジジイ、実は正義感あふれる頼れる男だった。『グラン・トリノ』

グラントリノ

朝鮮戦争を経験したイーストウッド演じる主人公の老人は、頑固な性格から息子たちからも疎まれ、郊外の一軒家で一人暮らしをしていました。

ある事件をきっかけに、隣に住むモン族の家族と親しくなり、その息子の少年の面倒を見ることに。初めは心を閉ざしていた少年が次第に心を開いていき、老人もまた少年に家族に近い感情を抱くようになっていきます。

そして少年に付きまとう悪い仲間から、少年や家族を守るために老人が取った衝撃的な行動。それは少年や家族を守るための最良な方法だったのです。

遠い親戚より近くの他人

お隣同士の関係から、若者と老人が信頼関係を結んでいくお話を描いたのが本作です。人種が違う隣の家族のためにここまでできるのか?ラストの正義感溢れる主人公の行動に感銘させられます。

人生の最後に頼れるのは近くの他人なのかもしれませんね。

偶然に知り合った近所の老人は著名な小説家だった。『小説家を見つけたら』

小説家を見つけたら

文学好きな16歳の黒人少年のジャマールは、友人にそそのかされ忍び込んだアパートの一室にリュックを置き忘れてしまいます。

後日戻ってきたリュックの中の創作ノートに朱書きの添削がされていたことから、ジャマールはアパートの一室の住人を訪ねることに。ショーン・コネリー演じるアパートの住人から初めは追い返されていましたが、何度も訪ねるうちに部屋に入れてもらえるようになります。

アパートの住人は実は著名な小説家で、ジャマールはその日から小説家の部屋を毎日訪れます。小説家から創作の手ほどきを受けるようなったジャマールの文才は、学校でも評価されるようになるのです。

ある日文学の教授の怒りを買ったジャマールは、提出した作文に盗作の疑いをかけられ、学校を追い出されそうになりました。そんな窮地に、小説家は彼を救うためにある行動に出ます。

人種に関係なく、若い才能を伸ばすこともシニアの使命

ある偶然の出来事から知り合うことになった著名な小説家と黒人の少年の信頼と友情を描いたのが本作です。

スラム街に住む黒人少年の文才を見抜いて、彼の才能を伸ばした小説家の心意気に共感させられます。年寄りの使命は若い世代へ才能(技術)のバトンを渡すことだと思います。

家の中に引きこもらず、どんどん外へ出て、若い人との交流を持ちましょう。そして今まで培ってきた知識、技術を伝えていきましょう。

老いぼれたアパートの管理人の正体はカンフーの達人。『ベスト・キッド』

ベストキッド

異郷の地で生活することになった黒人の男の子と、カンフーの達人である老人との師弟関係を描いた作品。1984年に公開された作品のリメイク版で、ジャッキー・チェンが老いぼれたカンフーの達人を演じています。

ジャッキー・チェンの渋みのある演技に注目

ジャッキー・チェンというと派手なカンフーアクションが浮かびますが、本作では激しいアクションは抑えて老人の役柄らしい渋味のある演技を見せています。それでも、ジェイデン・スミス演じる主人公をいじめっ子から助けるシーンやカンフーを教えるシーンで見せるアクションの切れ味は最高です。

虚弱だった主人公の少年が、最後にはいじめっ子から勝てるようになるまで強くなる。お決まりのストーリーではありますが、教え好きな老人世代にとってこういう展開は心躍るのです。

家族を失った少女を救ったのは隣に住む凄腕の殺し屋のおじさん。『レオン』

レオン

家族を麻薬組織に殺害された12歳の少女マチルダは、隣のレオンの部屋に逃げ込みます。その日からマチルダとレオンの共同生活が始まり、ふたりの間には恋愛にも似た感情が芽生えます。

レオンの正体は凄腕の殺し屋。

マチルダは家族の復讐のため、レオンから銃の扱い方を始め殺しの作法を習います。そしてマチルダは単独、敵地へ復讐に向かうのですが、逆に捕らえられてしまいます。彼女を救うため、戦いを挑むレオン...。

汚らしい風体から醸し出す、渋いかっこよさ

本作をこのレビューの中に加えていいのか迷いました。主人公のレオンが年齢不詳で、老人なのかどうかわからないですから。でも風体はあきらかにおじさんですよね。だから無理やり入れてしまいます。

初老の男と少女の師弟関係を描いていますが、とにかくレオンを演じるジャン・レノが渋いです。汚らしい風体ではありますが、かっこいいです。

また少女を演じる幼きナタリー・ポートマンが可愛いです。こんな少女に頼られたら、きっとおじさんはうんと若返るでしょう。

やっぱり頼りがいのある老人といえば、バットマンシリーズのアルフレッドかな?『ダークナイト ライジング』

ダークナイトライジング

『マイ・インターン』のような年齢差の主従の関係が登場する代表的な作品といえば、バットマンシリーズの主人公ブルース・ウェインと彼の執事のアルフレッドでしょう。

主人であるブルース・ウェインが何を欲しているかを的確に掴み、バットマンとしての活動を裏できめ細かにフォローしていきます。

頼りになる老人の代表、アルフレッドの活躍が見どころ!

アルフレッドなしではバットマンの活躍はできないでしょう。まさに頼りになる老人の代表です。補佐役の鏡です。

バットマンシリーズは1989年公開の『バットマン』から始まるシリーズ4作品と2005年公開の『ダークナイト』シリーズ3部作がありますが、私は『ダークナイト』シリーズ3部作でアルフレッドを演じたマイケル・ケインが好きです。

最後に

今回紹介した作品から頼られる年寄りの条件をまとめてみます。

人に言えないような苦しい体験をしていること。

苦しい体験をしたことで他人を思いやる心のゆとりができ、人間性に深みが出来てきます。

知っていることや経験したことを自慢せず、それを人に押し付けないこと。

若い人と仕事をする上では、あまり口出しをしない方がいいですね。聞かれたら答えるくらいの方がいいと思います。でもこれはまずいという局面では嫌がられても口出しすべきです。

見た目は大事!いつでも若々しく清潔な格好でいること。

これが一番大事なことかもしれません。老いた汚らしい姿はすべてを台無しにしてしまいます。服装、身だしなみには十分気を配ることです。

ロバート・デニーロ、クリント・イーストウッド、ショーン・コネリー、ジャッキー・チェン、ジャン・レノ、マイケル・ケインのような渋い、深みのあるシニアになりたいですね!

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  • ゆうさん
    4.2
    私はキャリアウーマンじゃなくて 仕事なんて適当にって感じだから こんなに仕事に一生懸命に好きでいられるって なんか羨ましかった。 そして若い世代と定年世代の考え方とか やり方とか違うだろうけど どんどん分かり合えててなんなら プラスになってってよかった! おじいちゃんもまだまだ男やなぁ〜〜♡ って感じ!笑笑
  • eichan
    3.0
    いつしか居なければならない存在ってありますよね、映画。
  • hima
    -
    記録
  • SakikoHarada
    4.0
    ロバートデニーロの役が良い◎ どんな人からも互いに学べることはあると思わせてくれる映画。
  • Y
    4.4
    ✏︎
「マイ・インターン」
のレビュー(147292件)