ウディ・アレン監督最新作『Rifkin’s Festival(原題)』1月19日公開決定!海外版予告など解禁

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ウディ・アレンがサン・セバスチャン国際映画祭を舞台に、自身の映画愛を込めた最新作『Rifkin’s Festival(原題)』が、2024年1⽉19⽇(金)より日本公開されることが決定。併せて、場面写真と海外版予告が公開された。

【日本公開決定】『Rifkin’s Festival(原題)』(2020)

本作の舞台となるのは映画と美食の街として名高い、スペインのサン・セバスチャン。妻の浮気を疑い映画祭に訪れた主人公がクラシック映画の世界に没入する不思議な体験に巻き込まれていく。

主人公のモート・リフキンを演じるのはウォーレス・ショーン。ウディ・アレン監督作『マンハッタン』(1979)で映画デビューを果たし、『ラジオ・デイズ』(1987)、『ウディ・アレンの影と霧』(1992)、『スコルピオンの恋まじない』(2001)、『メリンダとメリンダ』(2004)など多数のアレン作品に出演してきた常連俳優が、アレンの分身とも言えるモート役で人生の悲喜交々を表現している。

妻のスーを演じるのは『バウンド』(1996)、『フェイス/オフ』(1997)のジーナ・ガーション。スーが広報を担当し、浮気相手として疑われる映画監督・フィリップ役は『グッバイ・ゴダール!』(2017)、『オフィサー・アンド・スパイ』(2019)、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)のルイ・ガレルが務める。また、モートの前に現れる美しい医師・ジョーは『私が、生きる肌』(2011)、『ワンダーウーマン』(2017)のエレナ・アナヤが演じている。

撮影監督は、『カフェ・ソサエティ』(2016)、『女と男の観覧車』(2017)、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2019)でもアレンとタッグを組んだ、83歳の巨匠ヴィットリオ・ストラーロ。4度目のコラボレーションとなる本作では、大西洋の青い海に面した美しい街並みと、ユニークなキャラクターたちを見事に捉えている。

この度、公開されたのはスクリーンを見つめるリフキン夫婦とフィリップの姿が印象的な場面写真。三人のなんとも言えない表情が切り取られており、この先に待つ波乱の展開を感じさせるものとなっている。

【海外版予告】『Rifkin’s Festival(原題)

併せて解禁されたのは本作の海外版予告。モートがスーに同行してサン・セバスチャン映画祭に訪れるところから始まる。スーとフィリップは、美しい街と高揚とした映画祭の空気の中で、急接近。一人苦虫を噛み潰したような顔のモートは、自分は何者で、何を求めているのか自問自答しながら街を彷徨う。なぜかボンゴを叩くフィリップ、踊るスー、スペイン人医師・ジョーとの出会いが小気味良く描かれ、時折挟み込まれる本作のコピーは往年のアレン映画を彷彿とさせる。スーに浮気の事実を問い詰めるモートのシーンは、アレン監督らしいコミカルな雰囲気があふれている。ロマンチック・コメディの名匠ウディ・アレンが手がけるビタースイートな展開に期待が高まる。

『Rifkin’s Festival(原題)』は、2024年1⽉19⽇(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。

Rifkin’s Festival(原題)』あらすじ

舞台はスペイン・バスク地方のサン・セバスチャン。ニューヨークの大学教授で、売れない作家のモート・リフキンは、妻・スーに同行し映画祭に参加する。スーは有名なフランス人監督・フィリップの広報担当で、二人は常に楽しそうにしている。スーの浮気を疑うモートが街を一人ふらついていると、突如、フェデリコ・フェリーニの『8 1/2』の世界が目の前に現れる。夢の中ではオーソン・ウェルズの『市民ケーン』、ジャン=リュック・ゴダールの『勝手にしやがれ』に出ていたりと、クラシック映画の世界に迷い込んだかのような不思議な体験がモートの身に次々と起こる。そんな中、拭えない疑惑のストレスによって心気症となったモートの前に美しい医師ジョーが現れ……。

監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ウォーレス・ショーン、ジーナ・ガーション、ルイ・ガレル、エレナ・アナヤ、セルジ・ロペス、クリストフ・ヴァルツ、スティーヴ・グッテンバーグ、リチャード・カインド
配給:ロングライド

(C)2020 Mediaproducción S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L

※2023年10⽉19⽇時点の情報です。

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