“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキ氏による同名私小説を原作とした映画『笑いのカイブツ』の場面写真が公開された。
【場面写真】『笑いのカイブツ』(2023)
何をするにも不器用、人間関係も不得意なツチヤタカユキの生きがいは、「レジェンド」になるためテレビの大喜利番組にネタを投稿すること。狂ったように毎日ネタを考え続けて、6年。実力が認められお笑い劇場の作家見習いになったものの、笑いだけを追求し、常識から逸脱した行動をとるツチヤは周囲から理解されず淘汰されてしまう。自暴自棄になりながらも諦め切れず、ラジオ番組にネタを投稿する“ハガキ職人”になると、次第に注目を集め、尊敬する芸人から声が掛かるが……。世の中の不条理にもがき苦しみながらも猛進するツチヤと、その熱量に突き動かされていく人々を描いた、魂に突き刺さる人間ドラマ。
この度、場面写真7点が解禁された。失意のどん底から這い上がるように、ラジオ番組を聴きながら投稿のネタを考えるツチヤタカユキ(岡山天音)の姿や、ツチヤの才能を見出し構成作家の見習いとして東京へ呼び寄せるお笑いコンビ・ベーコンズの西寺(仲野太賀(太賀))。ホストクラブでバイトをするも酔いつぶれて追い出されたツチヤと出会うピンク(菅田将暉)、ネタを考えるため、フードコートに長居をするツチヤに声をかける店員・ミカコ(松本穂香)、不器用で猪突猛進な息子を心配そうに見守るツチヤのおかん(片岡礼子)。笑いに取り憑かれた男・ツチヤタカユキの半生に彩りを添える豪華な顔ぶれが揃っている。その先にどんなドラマが待ち構えているのか、期待が膨らむ場面写真となっている。
『笑いのカイブツ』は、2024年1月5日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー。
『笑いのカイブツ』あらすじ
笑いに人生を捧げるツチヤタカユキは毎日気が狂うほどにネタを考える日々を過ごしていた。念願叶ってお笑い劇場の小屋付き作家見習いになるも、愚直で不器用なツチヤは他人には理解されず淘汰されてしまう。失望していた彼を救ったのはある芸人のラジオ番組だった。番組にネタや大喜利の回答を送るハガキ職人として再びお笑いに人生をかけていた矢先、「東京に来て一緒にお笑いやろう」と憧れの芸人からラジオ番組を通して声がかかった。そんなツチヤは東京で必死に馴染もうとするが……。
原作:ツチヤタカユキ「笑いのカイブツ」(文春文庫)
監督:滝本憲吾
脚本:滝本憲吾、足立紳、山口智之、成宏基
出演:岡山天音、片岡礼子、松本穂香、前原滉、板橋駿谷、淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平、菅田将暉、仲野太賀(太賀)
配給:ショウゲート、アニモプロデュース
宣伝協力:SUNDAE
公式:sundae-films.com/warai-kaibutsu
(C)2023「笑いのカイブツ」製作委員会
※2023年10⽉25⽇時点の情報です。