2023年11月劇場公開予定の映画一覧(洋画編)【『マーベルズ』『理想郷』など!】

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2023年11月に劇場公開される注目の洋画作品を一覧にまとめてご紹介!

本記事では、『マーベルズ』『理想郷』など、2023年11月に劇場公開される注目の洋画作品を一覧にまとめてご紹介します。

映画セレクト基準は?

本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づき、セレクトされています。

2023年11月3日(金)公開

理想郷』(2022)

『おもかげ』(19)の、ロドリゴ・ソロゴイェン監督作。出演は、ドゥニ・メノーシェ、マリナ・フォイス、ルイス・サエラ、マリー・コロン、フェデリコ・ペレス・レイ。第35回東京国際映画祭にて、東京グランプリ(最優秀作品賞)、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞の3部門を受賞。スペインで実際に起きた事件を題材としている。

フランス人夫婦アントワーヌとオルガはスローライフに夢を抱き、緑豊かな山岳地帯スペイン・ガリシア地方の小さな村に移住するが、地元で生まれ育った村人たちは慢性的な貧困問題を抱えており、穏やかな暮らしとは言えない生活をおくっていた。隣人兄弟シャンとロレンソは新参者のフランス人夫婦を歓迎せず、彼らに嫌がらせをするようになっていく。 その後、兄弟の攻撃はエスカレート。そんな中、村にとっては金銭的利益となる風力発電のプロジェクトをめぐり、村人と夫婦の意見が対立。敵対関係が激化していき…….。

私がやりました』(2023)

『Summer of 85』(20)の、フランソワ・オゾン監督・脚本作。出演は、ナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユペール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーンほか。

有名映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑者は、売れない新人女優・マドレーヌ。プロデューサーに襲われ「自分の身を守るために撃った」と自供する彼女は、親友で駆け出しの弁護士・ポーリーヌと共に法廷へ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチで裁判官や大衆の心をつかみ、見事無罪を勝ち取る。 それどころか、“悲劇のヒロイン”として一躍時の人となったマドレーヌは、大スターの座へと駆け上がっていくが、ある日、二人の前にオデットという女が現れる。プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も、自分のものだというのだ。果たして、3人の駆け引きと、悪巧みの行方は……?

サタデー・フィクション』(2019)

『ふたりの人魚』(00)の、ロウ・イエ監督作。出演は、コン・リー、オダギリジョー、マーク・チャオ、パスカル・グレゴリー、トム・ヴラシア、ホァン・シャリーほか。第76回ベネチア国際映画祭(2019)コンペティション部門出品作品。

日本が真珠湾攻撃をする7日前の1941年12月1日。欧米中日の諜報部員が暗躍する魔都と呼ばれる上海に、新作の舞台「サタデー・フ ィクション」で主役を演じる人気女優ユー・ジンが現れる。彼女は、フランス諜報部員ヒューバートから訓練を受けた過去があり、銃器の扱いに長けた“女スパイ”という裏の顔を持っていた。彼女の使命は、暗号変更のため上海にやってきた日本海軍少佐・古谷三郎から太平洋戦争の奇襲作戦の場所を聞き出すこと。日本で亡くなった古谷の妻・美代子にそっくりなユー・ジンを利用して、マジックミラー計画が始まるのだった。

軽蔑 60周年4Kレストア版』(1963)

『勝手にしやがれ』(60)の、ジャン=リュック・ゴダール(ハンス・リュカス)監督作。作家アルベルト・モラヴィアによる、同名小説を原作としている。出演は、ブリジット・バルドー、ミシェル・ピコリ、ジャック・パランス、ジョルジア・モール、フリッツ・ラング。レストア版は、2023年カンヌ国際映画祭クラシック部門にて上映された。

作家ポールは、フリッツ・ラングが監督する映画の脚本の修正を依頼される。自身と愛する妻カミーユの生活のために依頼を引き受けたポールだが、ポールに修正を依頼したプロデューサーはカミーユに関心を寄せていた。すると、愛を囁き合っていた前日までと言動や態度が一変したカミーユ。不穏な空気のまま、撮影場所であるカプリ島を訪れた彼らは、決定的な瞬間を迎えることになり……。

人生は、美しい』(2022)

『国家が破産する日』(18)の、チェ・クッキ監督作。出演は、リュ・スンリョン、ヨム・ジョンア、パク・セワン、オン・ソンウ、シム・ダルギほか。

いつも不機嫌な夫・ジンボン、反抗期真っ盛りの生意気な娘と、受験を前にまともに口を聞こうとしない息子と暮らす、平凡な主婦・セヨン。彼女はある日、自分の余命が2ヶ月足らずだと医者から宣告される。夜な夜な“生きてるうちにしたいこと”を考えるセヨンは、初恋の人・ジョンウとの再会を望む。ジンボンに頼み込み、共に彼を探す旅に出るが……。

パトリシア・ハイスミスに恋して』(2022)

映画やテレビの長編作品の脚本を多数執筆する、エヴァ・ヴィティヤ監督・脚本作。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズの、グェンドリン・クリスティーがナレーションを務める。出演は、マリジェーン・ミーカー、モニーク・ビュフェ、タベア・ブルーメンシャイン、ジュディ・コーツ、コートニー・コーツほか。

「太陽がいっぱい」「キャロル」「アメリカの友人」などの名作を生んだ米人気作家、パトリシア・ハイスミス。生誕100周年を経て発表された秘密の日記やノート、貴重な本人映像やインタビュー音声、元恋人たちや家族によるインタビュー映像から明かされる、多くの女性たちから愛された作家の素顔とは? ヒッチコックやトッド・ヘインズ、ヴィム・ヴェンダースらによる映画化作品の抜粋映像を織り交ぜながら、彼女の謎に包まれた人生と著作に新たな光を当てるドキュメンタリー。

インファナル・アフェア 4K』(2002)

第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞したアンドリュー・ラウ、アラン・マックによる共同監督・脚本作。出演は、アンディ・ラウ、ヴェネツィア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャンほか。警察とマフィアに潜入した二人の男の生き様を描く、香港フィルム・ノワール3部作の第1弾。

警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた、18歳のラウとヤン。身分を隠し、敵組織に送り込まれた二人の青年は、お互いの存在を、その因縁を、まだ知る由もなかった。10年後。過酷な運命を生き抜き、各々の潜入先で頭角を現す二人だが、覚せい剤取引を目論むマフィアの一斉検挙が失敗に終わったことを機に、双方の内通者の存在が明らかとなる。裏切り者の正体を暴くため、ついに対決の時がやってくる……。

ハネス』(2021)

『アンネの日記』(16)の、ハンス・シュタインビッヒラー監督作。出演は、レオナルト・シャイヒャー、ヨハネス・ヌスバウム、ハンネローレ・エルスナー。ドイツの実話に基づいて制作された感動作。

同じ日に同じ病院で生まれたハネスとモーリッツは唯一無二の親友同士。しかし、2人で出掛けたツーリング中に、ハネスが乗ったバイクが不慮の事故により崖から転落し、昏睡状態に。実は事故前にモーリッツのバイクが故障し、ハネスが修理をして代わりにそのバイクに乗っていたのだ。モーリッツは自責の念に駆られるが、ハネスの回復を諦めず、彼の傍を離れずに明るく寄り添い続ける決意をする。そんなある日、ハネスの意識が戻り、喜ぶモーリッツと家族たちだったが……。

インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』(2003)

『インファナル・アフェア』(02)の、アンドリュー・ラウ、アラン・マックによる共同監督・脚本作。出演は、エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、カリーナ・ラウほか。主人公二人の若き日を描いた、香港ノワール3部作の第2弾。

90 年代、中国返還を前に揺れる香港。警察学校へ送り込まれた、マフィアの子分・ラウと、マフィアの血筋が発覚し、警察学校を退学処分となったヤン。同じ時、同じ場所ですれ違う二人。それは終極へと向かう、波乱の人生のほんの始まりに過ぎなかった。激動の新時代を生きるため、もがきさまよう若き二人の主人公の秘められた過去と、彼らを取り巻く人々の語り尽くせなかった新事実が、今次々と明かされる。

インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』(2003)

『インファナル・アフェア』(02)『インファナル・アフェアII 無間序曲』(03)の、アンドリュー・ラウ、アラン・マックによる共同監督・脚本作。出演は、アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、チェン・ダオミン、ケリー・チャンほか。第1作目『インファナル・アフェア』のその後を描いた、香港ノワール3部作の第3弾。

あの事件から10ヶ月。警官として生きる道を選んだラウは、警察内に残る潜入マフィアたちを始末するため、眠れぬ日々を送っていた。エリート警官ヨンが、大物密輸商人シェンと接触していたことを知ったラウは、ヨンをもうひとりの潜入マフィアと確信し、身辺を調べ始める。在りし日のヤンの姿に自分を重ね、運命を変えるための最後の闘いに向かうラウ。しかしその背後には、真相を知る者の気配が忍び寄っていた……。

キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク』(2023)

『デュラン・デュラン:ハリウッド・ハイ』(22)の、ジョージ・スコット監督作。出演は、キャロル・キング、デヴィッド・T・ウォーカー、クラレンス・マクドナルド、チャールズ・ラーキー、ハーヴィー・メイソンほか。

アルバム「つづれおり」の大ヒットにより一躍トップスターの座を獲得した稀代のシンガーソングライター、キャロル・キング。当時ほとんどライブパフォーマンスを行っていなかった彼女だが、1973年5月26日(土)、故郷・ブルックリンからほど遠いニューヨークのセントラルパーク内で無料の凱旋コンサートを開く。彼女の成功までの道のり、そして、“故郷への恩返し”と語る伝説的ライブの模様を収録した、貴重なコンサートフィルムドキュメンタリー。

2023年11月10日(金)公開

マーベルズ』(2023)

『キャンディマン』(21)の、ニア・ダコスタ監督作。出演は、ブリー・ラーソン、イマン・ヴェラーニ、テヨナ・パリス、サミュエル・L・ジャクソン、パク・ソジュン、ゾウイ・アシュトン。

アベンジャーズ最強ヒーロー、キャプテン・マーベルの新たな物語。キャプテン・マーベルの“ある過去”を憎み、復讐を誓う謎の敵が現れる。その狙いは、地球をはじめ彼女が守ってきたすべてを滅ぼすことだった。最凶最悪の敵サノスを圧倒する力でも救えない危機が迫る中、彼女を家族のように慕う敏腕エージェント“モニカ・ランボー”、彼女に憧れるアベンジャーズオタクの高校生ヒーロー“ミズ・マーベル”と、3人が入れ替わる現象が発生。これまで一人で戦ってきたキャプテン・マーベルは仲間との運命的な繋がりからチームを結成し、新たな“強さ”に目覚めていく。

震える家族』(2022)

キム・ジニョン監督作。出演は、パク・ヒョジュ、キム・ミンジェ、チャ・ソヌ。

牧師のソクホと妻のヒョヌは、教会で3人の子供たちと暮らしていた。夫妻にはもうひとり息子がいたものの、不慮の事故で亡くなっていた。その哀しみから逃れるかのように、新たにイサクという少年を養子として迎え入れることに。施設からイサクを連れて家に戻るが、3人の子供たちは全く打ち解けなかった。イサクは病によって視力が低下しているのだが、時折誰かの姿が見えるとつぶやく。供たちは何かに怯えるようにその方向に目を向けるが、そこには何も見えなかった……。

ぼくは君たちを憎まないことにした』(2022)

『陽だまりハウスでマラソンを』(13)の、キリアン・リートホーフ監督・脚本作。出演は、ピエール・ドゥラドンシャン、カメリア・ジョルダーナ、ゾーエ・イオリオ、トーマス・マスティン、クリステル・コルニルほか。2015年に起きたパリ同時多発テロ事件から2週間後の出来事を綴った、アントワーヌ・レリスによる同名タイトルの世界的ベストセラーを映画化。

2015年11月13日金曜日の朝。ジャーナリストのアントワーヌ・レリスは息子のメルヴィルと一緒に、仕事に急ぐ妻のエレーヌを送り出した。息子のために健康的な朝食を手作りして体調管理に気を配り、おしゃれでユーモアのセンスもある。最高の母であり、最愛の妻が、突然、天国へ行ってしまった。誰とも悲しみを共有できない苦しみと、これから続くワンオペ育児への不安をはねのけるように、アントワーヌは手紙を書き始めた。妻の命を奪ったテロリストへの手紙は、息子と二人でも「今まで通りの生活を続ける」との決意表明であり、亡き妻への誓いのメッセージ。一晩で 20 万人以上がシェアし、新聞の一面を飾ったアントワーヌの「憎しみを贈らない」詩的な宣言は、動揺するパリの人々をクールダウンさせ、テロに屈しない団結力を芽生えさせていく。

デシベル』(2022)

『その怪物』(14)の、ファン・インホ監督作。出演は、キム・レウォン、イ・ジョンソク、チョン・サンフン、パク・ビョンウン、チャ・ウヌほか。

大都市・釜山。ある一軒家で起こった爆破事件のニュースを目にした元海軍副長カン・ドヨンにかかってきた一本の電話。それは、テロリストからの脅迫だった。仕掛けられたのは普通の爆弾とは違い、騒音が一定のデシベルを超えると制限時間が半減して爆発する特殊爆弾。ドヨンは事態を把握する間もなく、5万人の観衆で埋め尽くされた釜山アシアード競技場に向かうが……。

蟻の王』(2022)

『ナポリの隣人』(17)の、ジャンニ・アメリオ監督作。出演は、ルイジ・ロ・カーショ、エリオ・ジェルマーノ、レオナルド・マルテーゼ、サラ・セラヨッコ、アルベルト・クラッコ、Luca Lazzareschi。第79回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。新人男優賞ほか、独立賞5部門を受賞。実在した芸術家とその若き恋人を巡って起きた「ブライバンティ事件」を映画化。

1960年代、イタリア・ポー川南部の街ピアチェンツァに住む詩人で劇作家、蟻の生態研究者・アルドは、教え子の若者・エットレと恋に落ち、ローマに出て共に暮らし始める。しかしエットレの家族は二人を引き離し、アルドは“教唆罪”に問われ逮捕、エットレは同性愛の“治療”で電気ショックを受けさせられるため矯正施設に送られてしまう。世間の好奇の目に晒されながら裁判が始まり、新聞記者エンニオは熱心に取材を重ね、不寛容な社会に声を上げるのだが……。

イン・セイフ・ハンズ』(2018)

『All Your Faces(英題)』(23)の、ジャンヌ・エリー監督・脚本作。出演は、ジル・ルルーシュ、サンドリーヌ・キベルラン、エロディ・ブシェーズ、ミュウ=ミュウ、オリヴィア・コート、クロティルド・モレ。

出生直後に育児拒否をされた新生児・テオの未来は児童福祉サービスに委ねられる。里親・ジャンが一時的にテオの面倒を見ることになり、養子縁組機関が彼の家族を探すことに。一方、自分の子供を持てないアリスは、多くの問題に直面しながらも子供を迎える準備を整えるが、それはちょうど機関がテオの養親を探しているタイミングだった。献身的な養子縁組機関のお陰で、アリスとテオは出会うこととなるが……。

STORY GAME<ストーリー・ゲーム>』(2020)

ハワイ出身のジェイソン・K・ラウによる、監督・脚本作。出演は、岡野りりか、グリア・グラマー、ネッド・バン・ザント、アルベルト・ロゼンデ、アヤカ・ウィルソンほか。

ハワイでのキャンプ旅行中、アート系大学に通う3人の学生がある賭けをする。「誰が一番怖い話をできるか?」。3人はキャンプファイヤーを囲みながら、ゲームアプリ“ストーリー・ゲーム”の指示に従い、順番に怖い話を始める。グラフィック・アーティストのチカは日本の女子高生のいじめから起きる悲劇を、脚本家のジェームスは通勤電車で出会った魅惑的な女性に心を奪われたサラリーマンの物語を、小説家のニコルは江戸時代を舞台にした、女中に嫉妬する妻の悲しい末路を語り聞かせる。勝敗を決めようとした時、思いもよらぬ参加者がゲームに加わり……。

2023年11月17日(金)公開

スラムドッグス』(2023)

『バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く』(21)の、ジョシュ・グリーンバウム監督作。出演は、ウィル・フェレル、ジェイミー・フォックス、アイラ・フィッシャー、ランドール・パーク、ブルット・ゲルマンほか。

犬のレジーは、飼い主ダグに家から遠い場所に捨てられてしまう。しかしピュアなレジーは、投げられたボールを取りに行く、いつもの “取ってこいクソッタレ”ゲームだと信じていた。家を目指してさまよっていると、ノラ犬界のカリスマ・バグと出会う。レジーの話を聞いたバグは「捨てられたんだよ。お前は今日から“ノラ犬”だ!」と断言。飼い主ダグが最低なヤツだと気付いたレジーは、まさかの方法で復讐することを決意。大胆なレジーの計画に賛同したバグの友達であるマギーとハンターも仲間に加わる。果たして、この復讐チン道中の行方はいかに!?

アメリ デジタルリマスター版』(2001)

『天才スピヴェット』(13)の、ジャン=ピエール・ジュネ監督・脚本作。出演は、オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ。

風変わりな両親の間に生まれたアメリは、父の誤解から学校に通えず、空想の世界で一人遊びする子ども時代を過ごした。大人になった今は、パリの下町・モンマルトルで一人暮らししている。恋人や同世代の友達はいなくても、カフェ「ドゥ・ムーラン」の個性的な同僚や常連客に囲まれて、居心地がよい毎日を過ごしてきた。そんなある日、アメリのとあるお節介から小さな奇跡が起きる。

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』(2022)

『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』(14)の、アナ・リリ・アミリプール監督・脚本作。出演は、ケイト・ハドソン、チョン・ジョンソ、クレイグ・ロビンソン、エド・スクライン、エヴァン・ウィッテンほか。ヴェネツィア国際映画祭にて、金獅子賞にノミネートされたほか、最優秀サウンドトラック賞、サウンドトラックスター賞、Fanheart賞を受賞。

12年もの間、精神病院に隔離されていたが、赤い満月の夜、突如ある特殊能力に目覚める“モナ・リザ”。自由と冒険を求めて施設から逃げ出し辿り着いたのは、サイケデリックな音楽が鳴り響く、刺激と快楽の街ニューオーリンズ。そこで様々な人々と出会い、特殊なパワーを発揮し始める。果たして、彼女はいったい何者なのか……?

PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』(2022)

『毒戦 BELIEVER』(17)の、イ・へヨン監督作。出演は、ソル・ギョング、イ・ハニ、パク・ソダム、パク・ヘス、ソ・ヒョヌ。

1933年、日本統治下の京城では抗日組織「黒色団」のスパイ“ユリョン”が暗躍していた。新たに赴任してきた警備隊長・高原は総督暗殺を阻止すべく、朝鮮総督府内に潜む“ユリョン”を捕まえようと罠を仕掛け、とある人里離れたホテルに容疑者たちを集める。仲間たちのために必ず暗殺作戦を成功させなければならない“ユリョン”と、疑いを晴らして生き残らなくてはならない者たちの緊迫感溢れる駆け引きと、白熱の諜報合戦を描いた新たなスパイアクション。

スキンフォード:処刑宣告』(2022)

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)に視覚効果アーティストとして参加した、ニク・カチェフスキー監督作。出演は、ジョシュア・ブレナン、シャーロット・ベスト、ゴラン・クラウト、ロジャー・シベラス。

肉体に爆弾を埋め込まれ、まるで、家畜のように半裸のままトラックの荷台に積まれる女たち。全力疾走で逃亡する女たちに押される非情のスイッチは次々と爆発していき、飛び散った彼女たちの血肉が、アスファルトを真っ赤に染め上げる……。全編にわたって繰り広げられる凄惨な残虐描写と、血も涙もない悪の犯罪組織に、不死身となった美女と一人の男が怒りの鉄槌を下していく!

JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】』(2021)

『JFK』(91)の、オリヴァー・ストーン監督作。『天使にラブ・ソングを…』(92)の、ウーピー・ゴールドバーグ、『プライドと偏見』(05)の、ドナルド・サザーランドがナレーションを務める。出演は、オリヴァー・ストーン。

世界を震撼させた、第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディの暗殺事件から60年。オリヴァー・ストーン監督による大ヒット映画『JFK』の公開後、新たに解禁された何百万ページにも及ぶ機密解除文書の中から真相を炙り出す、衝撃のドキュメンタリー。

ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』(2022)

エリアン・アンリ監督作。出演は、ロイ・ハーグローヴ、エリカ・バドゥ、ハービー・ハンコック、アミール・“クエストラブ”・トンプソン、ソニー・ロリンズほか。

10代でプロデビュー後、ジャズの伝統を受け継ぎながらもR&Bやヒップホップにも影響を与えた天才ジャズトランペッター、ロイ・ハーグローヴ。多くの巨匠たちから起用される一方、自身のバンド「ロイ・ハーグローヴ・クインテット」を率いて活躍していた彼は、同世代のR&Bやヒップホップアーティストたちと交流し、“ネオソウル”と呼ばれた新たなブラックミュージックの潮流の創出に貢献。しかし晩年は、腎障害により49歳で急遽。本作品は、音楽に情熱を注ぎ続けてきた彼の人生最後となった2018年夏のヨーロッパツアーに密着した、心震わすドキュメンタリー。

メカバース:少年とロボット』(2023)

リッチ・ホー監督・脚本・出演作。

人類が宇宙の謎を解き明かし、宇宙空間の自在な移動を可能にするゲートを発明した時代。その「ヘブンズ」と呼ばれるゲートを通して宇宙空間へ進出した人類はコロニーを拡大していたが、地球が豊富に持つ資源である「水」を求める火星帝国の攻撃によって第二次宇宙戦争が繰り広げられていた。幼い頃に戦争で両親を失った青年・カイは地球を救うヒーローになるためにメカのパイロットを育成するアカデミー、メカ・コープに入学。頭脳は明晰だが体力はなく、メカコープアカデミーでも落ちこぼれのカイは、パートナーのロボットと助け合いながら厳しい訓練に奮闘するが……。

ファイナル・セット』(2020)

カンタン・レノー監督・脚本作。出演は、アレックス・ルッツ、アナ・ジラルド、クリスティン・スコット・トーマス。

かつて天才テニスプレーヤーとして名を馳せたトマだが、ここ数年は膝の故障に苦しみ彼が望むような結果を出せないでいた。37歳の彼は現役を続ける意思を家族に伝え、全仏オープンの予選から参加することを決意。妻と母親は引退を示唆するが、彼はひたすらやり抜こうとする。そして、熾烈な予選を勝ち抜き大会に出場する事になるが、妻や母親との確執は広がる一方。そんな中での本選初戦の相手は、過去の自分を彷彿とさせる若き天才テニス選手だった。

007/ リビング・デイライツ 4Kレストア』(1987)

「007」シリーズの、ジョン・グレン監督作。出演は、ティモシー・ダルトン、マリアム・ダボ、ジェローン・クラッベ、ジョー・ドン・ベイカー、ジョン・リス=デイヴィスほか。

Mの命令でKGB・コスコフ将軍の亡命を助けたボンド。しかし、イギリスに渡った将軍は何者かによって拉致されてしまう。事件の陰には武器商人・ウィティカーの存在があった。ボンドの命を狙うスパイ皆殺し計画。そして謎の女チェリストがボンドの前に現れ……。

007/ サンダーボール作戦 4Kレストア』(1965)

『レッド・サン』(71)の、テレンス・ヤング監督作。出演は、ショーン・コネリー、クローディーヌ・オージェ、アドルフォ・チェリ、マルティーヌ・ベズウィック、ルチアナ・パルッツィほか。

原爆を積んだNATOの飛行機がボンドの宿敵・スペクターに奪われた。そして、米英の首脳に対し、一週間以内に一億ドル支払わなければアメリカに原爆を落とすと脅迫。事件の解決を命じられたボンドは調査の結果、バハマ諸島が怪しいとにらむ。

2023年11月18日(土)公開

リアリティ』(2023)

ティナ・サッター監督作。出演は、シドニー・スウィーニー、ジョシュ・ハミルトン、マーチャント・デイヴィス、Benny Elledge、ジョン・ウェイ。

2017年アメリカ。リアリティ・ウィナーが買い物から帰宅すると、見知らぬ2人の男性に声をかけられる。笑顔を向け自らFBI捜査官だと名乗る彼らは、ある事件に関する捜査を行っていると告げる。「引っ越してどのくらい?」「ペットはいる?」気さくで穏やかな口調のまま何気ない質問を繰り返す彼らだったが、会話は徐々に不穏な空気を帯びはじめ、ある衝撃の真相へと切り込んでいく……。

2023年11月23日(木)公開

シチリア・サマー』(2022)

『海と大陸』(11)などに出演する俳優、ジョゼッペ・フィオレッロによる長編初監督作。出演は、ガブリエレ・ピッツーロ、サムエーレ・セグレート、シモーネ・ラファエレ・コルディアーノ、アントニオ・デ・マッテオほか。ナストロ・ダルジェント賞にて、新人監督賞を受賞。

1982年、初夏の日差しが降りそそぐイタリア・シチリア島。バイク同士でぶつかり、気絶して息もできなくなった17歳のジャンニに駆け寄ったのは、16歳のニーノ。育ちも性格もまるで異なる2人は一瞬で惹かれあい、友情は瞬く間に激しい恋へと変化していく。2人で打ち上げた花火、飛び込んだ冷たい泉、秘密の約束。だが、そんなかけがえのない時間は、ある日突然終わることに……。

ロスト・フライト』(2022)

『ブラッド・ファーザー』(16)の、ジャン=フランソワ・リシェ監督作。出演は、ジェラルド・バトラー、マイク・コルター、トニー・ゴールドウィン、ヨソン・アン、ダニエラ・ピネダ、ポール・ベン=ヴィクター。

東京を経由し、シンガポールからホノルルへ。悪天候の中、落雷によってコントロールを失ってしまったブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着。一命を取り留めたトランス機長を含む17名の乗客たちだったが、降り立った場所は凶暴な反政府ゲリラが支配する世界最悪の無法地帯だった……。刻々とゲリラが迫る中、責任を担うしようと奮闘するトランス機長と乗客たちは、生き残りをかけた極限状態からの脱出を試みるが……。

燃えよドラゴン 劇場公開版 4Kリマスター』(1973)

『ブルース・リー/死亡遊戯』(78)の、ロバート・クローズ監督作。出演は、ブルース・リー、ジョン・サクソン、ジム・ケリー、アーナ・カプリ、アンジェラ・マオイン、シー・キエンほか。

香港裏社会の支配者ハンの主催する、武術トーナメントが開催される。ハンの手下に姉を殺され、復讐に燃えるリーは、秘密情報局の承諾を得て単身トーナメントに参加するが……。キャリア絶頂期で突然この世を去り、50年の時を経てなお語り継がれる伝説のアクション・スター、ブルース・リーの代表作にして歴史に残る最高傑作!

2023年11月24日(金)公開

サムシング・イン・ザ・ダート』(2022)

『シンクロニック』(19)でもタッグを組んだ、ジャスティン・ベンソン、アーロン・ムーアヘッドによる共同監督作。出演は、ジャスティン・ベンソン、アーロン・ムーアヘッド、サラ・アディナ・スミス、Wanjiru M. Njendu、ヴィニー・カラン。

ロサンゼルス近郊の古アパートへ越してきたリーヴァイは、中庭で隣人のジョンと出会う。すぐに意気投合した二人はある日、リーヴァイの部屋で“奇妙な現象”を目の当たりにする。部屋に置かれていた結晶体が妖しい光を湛えながら浮遊したのだ。二人は恐れ慄きながらも、一攫千金を夢見て現象の一切を証明するドキュメンタリー映画を制作することに。彼らはロサンゼルス各所で現象についての手がかりを発見するが……。

クイーンピンズ』(2021)

『Beneath the Harvest Sky(原題)』(13)でもタッグを組んだ、アーロン・ゴーデット、ギーター・パラピリーによる共同監督作。出演は、クリステン・ベル、カービー・ハウウェル・バプティスト、ヴィンス・ヴォーン、ポール・ウォルター・ハウザー、スティーヴン・ルートほか。

フェニックスの郊外に暮らす元オリンピック競歩の選手で今は専業主婦・コニーと、セールストークはお手のものだがビジネスでは失敗ばかりのジョジョは大親友。ある日コニーが驚愕のビジネスを思いつくが、それは偽造クーポンを売りさばく詐欺まがいの仕事だった。あれよあれよとクーポンは売れまくり億万長者の地位を得る事に。しかし、被害にあった会社のクーポンのプロのケリーと、郵便監察官のサイモンの最強の凸凹コンビが、彼女たちの痕跡をたどり追って来たのだった……。

 

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※2023年10月30日時点の情報です。

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