笑いに取り憑かれた伝説のハガキ職人を岡山天音が狂演 映画『笑いのカイブツ』本予告&本ビジュアル公開!

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“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの同名私小説を映画化した『笑いのカイブツ』の本予告と本ビジュアルが公開された。

【本予告】『笑いのカイブツ』(2023)

世の中の不条理にもがき苦しみながらも笑いに猛進するツチヤと、その熱量に突き動かされていく人たちの純粋で鮮烈なアンサンブルを描く本作。孤高のハガキ職人ツチヤの運命を変える数々の出会いや、彼のお笑いに対する直向きな思いは、観る者の心を強く動かすものとなっている。

監督は、名だたる名匠のもとで助監督を務め、本作で満を持しての長編商業映画デビューを果たす気鋭・滝本憲吾。主人公のツチヤを演じるのは、話題作への出演が続く、日本映画界に欠かせない実力派俳優・岡山天音

このたび解禁された本予告は、“笑いに取り憑かれた”ツチヤが、アルバイト中にも関わらず、ネタ投稿をしている大喜利番組をイヤホンで聞き、人目もはばからずに大きなリアクションをとる姿から始まる。そんな笑いに猛進するツチヤを面白がるピンク(菅田将暉)、ツチヤの努力を素直に尊敬するミカコ(松本穂香)に加え、憧れの芸人・ベーコンズの西寺(仲野太賀(太賀))からは「漫才を作りたいね、ツチヤと。一緒に漫才作りましょう! 」とラジオ内でオファーを受けるなど、ツチヤの運命を変える人物たちが映し出されている。ツチヤの才能と努力を認めた西寺のもとでラジオ番組の作家見習いとして働き始めるが、人間関係が不得意ゆえに、周りの先輩作家やスタッフから厳しい視線を浴びてしまう。「やるだけやって、燃え尽きたらそれまでじゃ。その先に何があんねん」と葛藤を露わにし、心の叫びを上げる。そんな彼に言葉をかけ続ける西寺の姿など、胸が熱くなるシーンが収められている。

【本ビジュアル】『笑いのカイブツ

あわせて今回解禁となった本ビジュアルは、「あの頃、何者かになりたかった全ての人へ。」のコピーと共に、ツチヤが神妙な面持ちでこちらを見つめる印象的な1枚。その瞳は、夢も地獄も両方味わったツチヤタカユキの苛烈な半生を物語っている。さらに、ツチヤを取り巻く登場人物たちに加え、東京タワーや道頓堀などの舞台、ラジオ、表彰状など影響を与えたアイテムも配されている。自身の価値観とは相いれない常識の中で、自分の信じる笑いを貫くツチヤと、彼に寄り添う西寺、ピンク、ミカコ、おかん(片岡礼子)らとの心揺さぶる展開を予想させるものとなっている。

『笑いのカイブツ』は、2024年1月5日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー。

笑いのカイブツ』あらすじ

「笑いのみ、他はどうでもえぇ」笑いに人生を捧げるツチヤタカユキは毎日気が狂うほどにネタを考える日々を過ごしていた。念願叶ってお笑い劇場の小屋付き作家見習いになるも、愚直で不器用なツチヤは他人には理解されず淘汰されてしまう。失望していた彼を救ったのはある芸人のラジオ番組だった。番組にネタや大喜利の回答を送るハガキ職人として再びお笑いに人生をかけていた矢先、「東京に来て一緒にお笑いやろう」と憧れの芸人からラジオ番組を通して声がかかった。そんなツチヤは東京で必死に馴染もうとするが……。

原作:ツチヤタカユキ「笑いのカイブツ」(文春文庫)
監督:滝本憲吾
脚本:滝本憲吾、足立紳、山口智之、成宏基
出演:岡山天音、片岡礼子、松本穂香、前原滉、板橋駿谷、淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平、菅田将暉、仲野太賀(太賀)
配給:ショウゲート、アニモプロデュース
公式:https://sundae-films.com/warai-kaibutsu/#

(C)2023「笑いのカイブツ」製作委員会

※2023年11⽉17⽇時点の情報です。

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