怖いの苦手でも大丈夫!秋の夜長に一人でも観れるかも?ちょっぴり切ないホラー映画

2015.10.30
洋画

3度の飯より3本の映画を選ぶ男です。

キクジロー

季節はすっかり秋ですね。少しづつ肌寒くなり、夜はどんどん長くなり、部屋で一人過ごす時間も増えてきた方も多いのではないでしょうか。

ちょっと時間が出来たときに「そうだ、映画でも観よう!」と思ったそこのあなた。ラブストーリーにしようか、ヒューマンドラマにしようか迷われているなら、ココは思い切ってホラー映画にチャレンジしてみてはどうでしょうか。

え?怖いのが苦手ですか?

大丈夫です。怖いのが苦手な方でも観られる「ちょっぴり切ないホラー」をピックアップしました。長い夜のお供にぜひ以下の作品をご覧になってみてはいかが?

『アザーズ』(原題 The Others)

あざーず

『アザーズ』は2001年にニコール・キッドマン主演で公開された作品。すでにご覧になられた方も多いかと思いますが、まだ鑑賞されていない方は絶対に一度は見るべきです。

2人の子供を連れた未亡人が、屋敷に引越してから遭遇する怪奇現象に悩まされるというもの。話だけを聞くと、「ああ、またこの展開か‥」と睡魔が襲ってきそうになりますが、この映画はラスト10分に全ての謎が明かされるのです。

「シックスセンス」以降は衝撃のラストを売りにした映画は数多くありますが、本作は他の映画にはない「切なすぎる結末」が用意されているのです。全編を通して静かながらも緊張感のある雰囲気と、ニコール・キッドマンの迫真の演技にあなたも引き込まれるはずですよ。

監督を務めたアレハンドロ・アメナーバルは「オープン・ユア・アイズ」でも世界各国の賞を総なめにしたことで有名に。

余談ですが、こちらは後に「バニラ・スカイ」としてハリウッド・リメイク化され話題にもなりました。(主演がニコール・キッドマンの元夫トム・クルーズだったのは偶然?)

メイ(原題 MAY) 

めい

こちらは2002年に公開された異色ホラー作品『メイ』。監督はラッキー・マッキーというイタリアンホラー監督のダリオ・アルジェントに影響を受けたという新人監督です。

主人公のメイは生まれつき片目が弱視で友達が一人もおらず、唯一の親友は母親からプレゼントしてもらった”人形”だけでした。そんな孤独に生きてきた彼女にもついに初めての恋人ができます。

しかし、初めて本物の人間と心が通じ合ったと感じた彼女は彼に異常にのめり込んでしまい、挙げ句の果てには恋人に逃げられてしまうのです。

人と上手く付き合えない彼女が下した決断、それは「友達も恋人も作ればいいじゃないか…」というものでした。(※ただの”作る”ではなく、製作の方ですよ・・・汗)

ショッキングなシーンもあるものの、ラストまで目が離せない展開と、最後はどうなってしまうのか?メイは救われるのか?という気持ちで心が締めつけられるはず。

彼女の行動に悪意はなく、ただひたすら純粋な「愛されたい。認められたい」という思いだけで突き進んでしまうのです。ラストシーンで不思議と泣いている自分にきっと驚くはず…。

『モールス』(原題 LET ME IN)

もーるs

こちらは2010年公開のアメリカ映画『モールス』。ただしオリジナル作品は「僕のエリ 200歳の少女」というスウェーデン映画のリメイク作品なんです。

オリジナル版が評論家からも非常に評価が高かったため、ハリウッドが目をつけてリメイク決定となりましたが、驚くほどリメイク版の評価も高いのです。(普通、リメイク版は圧倒的に評価が悪くなる場合が多いんです…)

監督はP.O.V怪獣映画として話題にもなった「クローバーフィールド/HAKAISHA」のマット・リーヴス。監督としてのセンスの良さで映画業界からも評判が非常に良い人物です。そんな彼が「切ないヴァンパイア・ラブストーリー」を撮り上げたのです。

主演を演じるのは「キック・アス」で世界中が釘付けとなったクロエ・モレッツ。いつもは可愛くてニコニコしている彼女が本作ではヴァンパイアの少女を繊細な演技力で演じます。

イジメに悩む少年オーウェンが、近所に引っ越してきた少女アビーと出会う所から物語は始まります。どこか孤独でミステリアスな雰囲気を漂わせる彼女に、少年が恋をするのも時間の問題でした…。しかし彼らの住む街では猟奇殺人が起こり始め、その少女の「真実の姿」が明らかとなるのです。

初恋の切なさや、思春期の気持ちも表現されているので、血まみれシーンは多いのに最後は胸の奥がぎゅっと掴まれる、切ないホラー映画の定番となっている本作。ホラー嫌いな人こそ一度は見るべき傑作ですよ。

『ママ』(原題 MAMA)

まま

『ママ』は世界中のオタクから愛されている傑作ロボット映画「パシフィック・リム」を監督したギレルモ・デル・トロが製作総指揮をして話題となりました。オリジナル版は短編作品だったものの、その評判が良いため長編映画として製作することが決定したという裏話も、本作への期待を倍増させてくれますよね。

森の中で発見され野生児となっていた2人の姉妹は、今まどのように生きていたのか?そこには殺された母親(MAMA)の愛情が隠されていた…という、最初はホラーっぽさ全開で物語が展開するかと思わせ、後半ではガラリと印象の変わるなかなか一筋縄ではいかない物語です。

ネタバレしてしまうと面白さが半滅するので、あえて詳しい情報は知らない方がいい作品でもあります。ギレルモ・デル・トロらしい、怖くてゾッとするのに人間の「愛」を感じさせる作風は本作にも活かされています。少し変った作品が観たい人は必見です!

『ウォーム・ボディーズ』(原題 Warm Bodies) 

ぼでぃ

『ウォーム・ボディ―ズ』は2013年公開の「異色ゾンビ・ラブストーリー」。上記4作品の中でも本作が一番ポップで観やすい作品となっていますので、血まみれとか暗い話はお断り!という方はこれを選べば安心です。

いや、もちろんゾンビ映画なのでそれなりにゾンビらしいシーンはありますが、それ以上に「甘酸っぱい」展開がメインのため、不思議と観ている間は胸きゅんしてしまうはず。

主人公を演じるのは「アバウト・ア・ボーイ」で一気に人気子役となったニコラス・ホルト。最近では「MAD MAX~怒りのデスロード~」でも強烈なインパクトを残した若手俳優です。

そんな彼が片思いをする人間役を演じるのはクールな瞳が印象的なテリーサ・パーマー。まだ日本での知名度は低い女優さんですが、良作に多く出演してじわじわと着実に評価を上げている期待の新人女優の一人でもあるんです。

人類と対立するゾンビが、人間に恋をして人間らしさを取り戻すという、かなりぶっ飛んでいる物語とは裏腹に、青春映画らしく素晴らしいサウンドトラックも本編を盛り上げます。「人を愛するのに理由なんて関係ない!」という純粋なテーマは爽やかで心が洗われますよ。

死にそうなほど愛おしい、そんな個性的な本作を観れば、あなたのホラー映画に対する概念さえも覆されるかもしれません。

これなら一人でも怖くない?!

「ちょっぴり切ないホラー映画」をピックアップいたしましたが、あなたが気になる作品はありましたでしょうか?

ホラー映画というジャンルだけは、今まで避けていた方も観られるような魅力的な作品ばかりですので、部屋を暖かくして、真夜中に一人で鑑賞してみるのもオススメですよ。もちろん部屋のライトは消して真っ暗闇で鑑賞してくださいね!

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「ウォーム・ボディーズ」
のレビュー(10916件)