【人肌恋しい秋の夜長におすすめの映画まとめ】センチメンタルにどっぷり浸れる6作品

2015.10.23
映画

主に映画と音楽の生活

赤毛のケリー

周りの景色も緑から紅葉に移り行き、気温もぐっと下がる今日この頃。コートやセーターを着ている人も徐々に増えてきて、なんだかちょっぴり人肌恋しい季節になりました。

今回はそんな季節にぴったりの、センチメンタルにどっぷり浸れる映画をご紹介します。

失恋系センチメンタル「マイ・ブルーベリーナイツ」(2008年公開)

マイブルベリーナイツ

ストーリー

恋人の心変わりで失恋したエリザベス(ノラ・ジョーンズ)。慰めてくれたのはカフェのオーナー、ジェレミー(ジュード・ロウ)が焼くブルーベリーパイ。しかし別れた彼が忘れられないエリザベスは旅に出る。

失恋から始まる自分探しの旅

ハッピーエンドで終わる作品ならどこにでもあるラブストーリーですが、ここから始まるエリザベスの旅がセンチメンタル。行く先々で彼女が出会う人たちとそれぞれの物語。

遠回りすることに意味がある事を教えてくれる作品です。

おまけに、ウォン・カーウァイ監督は独特の世界観があり、画や音楽だけでもほろ酔い気分にさせてくれます。あの人に会いたいな・・・なんて誰かにメールをしてしまいそうな素敵な物語です!

片想い系センチメンタル「胸騒ぎの恋人」(2010年公開)

胸騒ぎの恋人

ストーリー

ゲイのフランシス(グザヴィエ・ドラン)とストレートのマリー(モニア・ショクリ)は姉と弟のような親友同士。ある日、2人は友人らとのパーティで1人の明るく社交的な美青年ニコラ(ニールス・シュナイダー)と出会う。

フランシスもマリーも口では好みでないと言いながらも、ニコラに一目惚れする。片想いの苦悩、駆け引き、嫉妬を経験し、やがて三人の関係に変化が生じる・・・。

生々しく描かれた片想いのもどかしさ

いわゆる三角関係なのですが、普通の三角関係じゃない。でもそんなことじゃないんです。誰かの事が気になり、恋に変わっていく様子がリアルに描かれています。些細なことで喜んだり胸を傷めたり・・・ニコラを想う気持ちが観ている側にも伝わって、同じように爪を噛みたくなります

こちらもウォン・カーウァイ監督同様、独自の世界観を持つグザヴィエ・ドラン監督。彼の作品もハマってしまうと、どっぶりセンチメンタルな気分に。

「嗚呼、片想いでもいいから恋したい!」そう思わせてくれる甘酸っぱい作品です。

観るなら今でしょ系センチメンタル「スウィート・ノベンバー」(2001公開)

スウィートノベンバー

ストーリー

「11月はあなたの月よ」

一流広告会社に勤める仕事人間のネルソン(キアヌ・リーブス)はある日、自動車免許の更新場で出会った風変わりな女性サラ(シャーリーズ・セロン)から、この11月の間1ヵ月だけの恋人になることを唐突に提案される。

サラいわく“自分には問題を抱えた男を救う力があり、仕事人間の不幸なネルソンを助けてあげる”というのだ。勝手なもの言いに怒るネルソンだったが……。 

哀愁漂う季節だから・・・

まさしくこの季節ぴったりの映画です。映画の季節も秋。色褪せていく景色、冷たくなる空気、映画と同じ季節だからリアルに感じられ、より一層作品を感じ取れます。

なぜ11月だけ?1ヵ月と割り切った恋愛。自由奔放なサラですが、それには理由がありました。その理由を知った時、自分がサラならどうするだろうか、ネルソンならどうしたいだろうかを考えさせられます。エンヤの「Only Time」がまたどっぷりと深い悲しみに浸らせてくれることでしょう。

一人鑑賞もおすすめですが、大切な人と一緒に鑑賞してもらいたい作品です。

季節はハロウィン♪ティム・バートン系センチメンタル「フランケン・ウィニー」(2012公開)

フランケンウィニー

ストーリー

友達が一人もできない科学が大好きな少年ヴィクター。ヴィクターは愛犬スパーキーを相棒にして楽しい毎日を送っていた。しかし、思いも寄らぬ事故が起きて、スパーキーは天国へと旅立ってしまう。

深い悲しみに沈んでいたヴィクターだったが、次第にスパーキーをよみがえらせたいという強い気持ちを抱くように。少しばかり危険な科学な知識を駆使してスパーキー蘇生に成功するが・・・。

愛犬家ハンカチ必須!泣けるファンタジーホラー

もうすぐハロウィンですね。ハロウィンやクリスマスと言えばティム・バートン監督のファンタジーホラー映画が一層盛り上げてくれる事間違いなしです。

モノクロ・ストップモーションアニメ(静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かし撮影し、あたかも連続して動いているかのように見せる撮影技術)の中でツギハギだらけのスパーキーはとっても無邪気で愛着湧いてしまいます。ラストは賛否両論ありますが、ティム・バートンの世界で言うならアリなんです。

愛犬家さんは、もうセンチメンタルにどっぷりと浸ってしまう作品です。

友情・青春系センチメンタル「きっと、うまくいく」(2009年公開)

きっとうまくいく

ストーリー

大学時代親友同士だったファルハーン(マドハヴァン)とラージュー(シャルマン・ジョシ)は、ある日同窓のチャトルから母校に呼び出される。チャトルは二人に、ランチョー(アーミル・カーン)というかつての学友の消息がつかめたことを話し、探しに行こうと持ちかけるのだった。

物語は10年前の大学におけるエピソードと現代のランチョーを探す3人の旅を織り交ぜながら、やがてファルハーン達も知らなかった彼の秘密に迫っていく。

大切な事は教科書よりこの映画!

歌って踊って長い印象のインド映画に少し苦手意識を持っていましたが、この作品で覆されました。

笑って泣いて、え?もう3時間!のインド映画です。単なるコメディではありません。人生において、大切な事をいっぱい教えてくれる作品です。友情、恋愛、さらには生と死・・・。気付けば何回泣かされたことでしょう。

自分の学生時代を思い出させてもらってセンチメンタルに。あいつ元気にやっているかな?とふざけ合った学生時代の同級生に連絡を取りたくなる作品です。

ハードボイルド系センチメンタル「007スカイフォール」(2012公開)

007スカイフォール

ストーリー

MI6のエージェントのジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、NATOの諜報(ちょうほう)部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵のアジトを特定し、トルコのイスタンブールに降り立つ。その組織をあと少しのところまで追い詰めるも、同僚のロンソンが傷を負ってしまう。

上司のM(ジュディ・デンチ)からは、敵の追跡を最優先にとの指令が入り、後から駆け付けたアシスタントエージェントのイヴ(ナオミ・ハリス)と共に、敵を追跡するボンドだったが……。 

『お願いだからこの人殺さないで』

言わずとしれた人気シリーズ「007」。カーチェイスや銃撃戦でハラハラドキドキ、最後は解決スッキリが今のボンドシリーズじゃないんです。

『スカイフォール』からサム・メンデス監督になり、人情味溢れんばかり。毎回なのですが、『お願いだからこの人殺さないで』、と思う人が殺されちゃう悲しさ。

このシリーズでは最も死なないで~と願う人が去ってしまい、切ないです。守るべき人を守れなかった悲しみに浸り、124日日本公開の「007 スペクター」に挑みましょう。

鑑賞は午後9時から

秋の夜長におすすめなため、なるべく午後9時以降から観て頂きたいです。2時間観てもまだ日付は変わっていないので、一日の終わりに得した気分にもなれます。

部屋を薄暗くしてほんのり柔らかい灯りで鑑賞するとセンチメンタルな気分も倍増するのではないでしょうか。映画の余韻で誰かに電話しちゃったりして、温度差が出ちゃうので要注意です。

でもその時は、相手に映画をおすすめしてみてはどうでしょう。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS
  • YokoOishi
    -
    記録用
  • Hikaaaru
    3.8
    後味はわりとビター。 恋をしてるキアヌがお茶目でかわいい。公開当時に観ていたらマトリックスの強くてかっこいいイメージとのギャップにメロメロになっていたに違いない。 辛く悲しい思いをしたとしても、出会わなければよかったと後悔するのではなく、出会ってよかったと思えたらいいよね。 エンヤを聴いて余韻に浸ります。 シャーリーズ・セロンのファッションがかわいい!カラフルなストールが欲しくなった。
  • 鮎眠
    3.9
    秘密があるのを魅力としてるのがいいなと思った。自分の信じた道をぶれずに最後まで突き進んだサラはすごいけど、これでよかったのかといわれるとどうなんだろう。男のひとは、愛するが故にだったけど、サラは自分の人生を全うするために、に見えた。出会えてよかったと思えればいいな。アナログな部屋もこじんまりとした街並みもすき。タクシーの中から手渡す花がきれいでかわいい。
  • ism
    3.9
    『スウィート・ノーベンバー』 ノーベンバー…11月… えっ⁉️ 今12月やないかーいヽ(´o`; そーです。 先月末に、ぶつぶつ言ってたのは コレを11月中に上げたかったのです💦 残念ながら、体調崩してこんな時期に(; ఠ ਉ ఠ) 全く季節感無し❗️ 先日ドカドカ降った雪が根雪になった北海道ism地方… 今日も朝から降ってるし₍₍ ( ‾᷄꒫‾᷅ ) ₎₎ 全く季節感無いけど…まー仕方ない❗️ 年末ですから、皆さんお体お大事になさって下さいね〜 と、いう事で 私の大好きなキアヌと麗しいシャーリーズ・セロンのラブストーリー 2001年10月公開の 『スウィート・ノーベンバー』 今から10年以上前の作品なんですね〜💦 この作品… その年のラジー賞(ゴールデンラズベリー賞)を取ってるどころか 最低男優賞と最低女優賞まで取ってるという(; ఠ ਉ ఠ)💦 でも、私は好きな作品の一つ✨ 時々思い出して見たくなるんだよね 愛するキアヌの作品という事もあるけど…なんとも切なくて、詩的というか…文学的な…そんな1ヶ月のラブストーリー ♦︎ネルソン/キアヌ・リーブス 仕事中毒の自己中で傲慢な俺様男。 他人を愛したことナシ ♦︎サラ/シャーリーズ・セロン 自由奔放な謎の女 ♦︎チャズ/ジェイソン・アイザック サラの隣人。親友。 『ハリー・ポッター』のマルフォイパパの人だとは❗️ ♦︎ビンス/グレッグ・ジャーマン ネルソンの同僚。 『アリーmy love』のリチャード⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝こんなところで出会えるとは❗️ エリート広告マンのネルソンは仕事優先の傲慢な男。正直こんな男は嫌い。 そんな彼が自動車の免許の更新の為に訪れた運転免許場で美しいサラと出会う。 ところが… サラが無茶苦茶で、そんなサラに翻弄されるネルソン。 お互いに惹かれあっていくけれど… 男性ってわがままな女は嫌いだって言うけど…実際、自分のペースを乱されるくらい女性に振り回されるのも嫌いじゃないって人が居たりもするよねꉂ笑꒱ 私の「11月の男になって」 なんて無茶苦茶な事を言うサラ 一緒に住む事、仕事をしない事を条件に あなたの為とか言って 腕時計まで捨てられちゃう… なんか昔『ビーチボーイズ』で 竹野内豊が腕時計を捨てた時を思い出す… 自由で、無邪気で押しの強いサラと一緒に居るうちに変わってくるネルソン… サンフランシスコの海辺を歩く2人の完璧なまでの美しさ✨ サラを支える周りの人達の温かさ マルフォイパパがまたいいんだよね〜(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )✨ 人と深く関わる事でしか 分からない事もあるし その中で変わる事ってあるよね でも…傷つくのが怖かったりするから 自分を守る為に距離を取ってしまう… そんな2人が出会って人を愛することを知る… アーニーという名のわんこが出てくるんだけど、それがまた可愛くて仕方ない💕 ブリュッセルグリフォンって言うらしい⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ ネルソンがサラにタクシーから花束を渡すシーンとか サラの為に用意した12個のプレゼント 部屋中を飾った11月のカレンダー どれも完璧(*´꒳`*)♡ あぁ〜ときめく💕 でも…… ラストがね…なんでだー❗️って思う。 だから、私は涙した。 あまりにも切なくて、理不尽にすら思たけど…でも、ある意味文学的でもある。 【貴方の記憶の中で永遠に美しいままの私で居たい】 無茶苦茶な理由だけど…分からなくもない。 【人は二度死ぬ。肉体が滅びた時とみんなに忘れ去られた時】 という言葉がある。 彼女が選んだ答えは 誰かの心の中に強烈に残りたかったのかなって。いつまでも美しい姿のまま… じゃーネルソンの気持ちはどーなんだ?ってね💦 新しい一歩を相手に踏み出して欲しいからこその選択…また、彼の中の時間を止めてしまわない為に…… サンフランシスコの美しい街並みと 甘く切ないラブストーリー エンヤの『Only Time』がまたいい✨ キアヌとシャーリーズ・セロンの共演は2回目でお互いに友達だったからやりやすかったそうだ。 ジョン・ウィックとアトミック・ブロンドの撮影を控え一緒にトレーニングをしたりもしてたらしいから 仲良しのままなんだな〜って( ●•́ ਊ •̀●)
  • あやほ
    -
    全ての11月が愛でしかない! 11月の為だけに作られたような映画 自分の命を悟りながら幻想の中で誰かを幸せにするサラの優しさ、ネルソンの12個のプレゼントの全部が愛 エンヤの涼しげな曲が本当に合ってる
「スウィート・ノベンバー」
のレビュー(6888件)