【映画で考える人生】『マイ・インターン』に学ぶ、今すぐ真似したい人としての在り方

恐竜をこよなく愛するナード系ハーフ

ANAIS

ロバート・デニーロ、アン・ハサウェイ共演の大注目作品『マイ・インターン』。みなさんはもう見ましたか?まだ見てない方は是非見に行ってほしいです!

もともと『プラダを着た悪魔』の大ファンだったので公開直後に見に行ったのですが、とても感動しました。個人的に、2015年劇場公開映画の中でトップ3に入るほどの良い映画だったと言っても過言ではありません(笑)

その要因が見所の多さ!そのうちの大部分を占めるのが、映画の中にちりばめられた”教訓”なんですね。

最初に簡単にだけあらすじを紹介すると、

「ファッション業界で成功、バリバリキャリアウーマンなのに素晴らしい家庭も持っていてまさに勝ち組なジュールズ。そんな彼女の部下としてシニア・インターンのベンが雇われ、はじめは彼を目ざとく思っていた彼女が、人生経験豊富な彼のアドバイスを得ることでどんどん人として変化していくという」お話です。

ただこの映画を観ていると、まるで私たちも彼女と同じようにスクリーン上から彼の教えを受ける感覚になるんですよ。そこで”今すぐに真似したくなる”ベンから学んだ人としてのあり方を6点ご紹介します

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1.丁寧であること

ベンは初日から会う人皆に自ら、そして変な顔をされても丁寧に挨拶をしていました。言葉使いも丁寧だし知的さを感じます。また、自分の物の扱い方も丁寧で素敵だなって素直に思いますよね。

2.清潔であること

当たり前のことですが、皆さんできているでしょうか。

ベンは毎日ヒゲをそり、身だしなみもこだわってしっかりしています。それに関心したインターン仲間が「クールだな!」って真似てきて、最終的にジャージ姿から立派なスーツ姿に変身するのです!

また、ベンの鞄の中身やデスク上も整理されています。そして彼が綺麗なのは人前だけではありません。一人暮らしであるにも関わらず家も整頓されていて、ウォーキングクローゼットの美しさはため息がついてしまうほど!

住む家を綺麗に保ったり、毎日身につけるものだからこそ服などは愛情を持って扱いたいですね。

そして極めつけは彼のハンカチ。ハンカチを持って出かけるのが当たり前と母親に教わってきたのに、映画の中でもハンカチを持っている人は少なかったですね。ハンカチを持つ事は紳士に、そしてレディにとってマストな事です!

3.信頼されること

人の信頼を得ることはとても難しいこと。しかしそれに向けての一歩は自分次第でいつでも踏み出せるものです。

例えばベンは朝一番に出勤し、自ら皆が見てみぬふりをしていた”ゴミためデスク”を片付けました。皆が嫌でやらないことをあえて自分からやってみる事で周りからの評価が高まることは当たり前。彼はここで上司ジュールズの信頼を得ました。

そして彼の話の聞き方。ながら作業で聞くのではなく、いつもしっかり手を止めて相手に身体を向けて親身に聞いています。だからこそ彼に相談に乗ってもらいたい人が増えて行ったのではないでしょうか?

ジュールズは”ゴミためデスク”を認知していながらも自分が忙しいからと理由をつけて片付ける事を中々しぶる。オフィスを自転車で移動しながら、横をアシスタントに走らせてスケジュール確認をする。しっかり集中して聞いていないため会議はいつも遅刻。

さあ、彼女のその行動は部下達からどういう目で映っていたでしょうか?

4.他人をいたわる・喜ばせる心を持つこと

ジュールズはアシスタントにかなりの量の仕事をふっていました。おかげでアシスタントはパンク状態。口では彼女を心配するそぶりを見せますが、大丈夫と言われれば、あらそうと仕事を任せてしまいます。

部下から無理です、と言うことはとても勇気がいる事なのでそこは上司である彼女が気づいた上で仕事の振り分け方を考えるべきでしたね。相手の立場になって考えてみる事の重要性に気づかされます。

また、他人の事を考えるだけでなく喜ばせるような人になりたいですね。ベンはジュールズに仕事ぶりを褒められた際、彼女のアシスタントが多いに手伝ってくれたおかげであると彼女を立たせ、後で彼女を褒めるようジュールズに伝えたのです。

ただでさえ仕事が大変なのにあまり感謝されないアシスタントからしたらとても嬉しい事ですよね。そういった小さな喜びを他人に何気なしに与えられる人になりたいものです。

5.ユーモアがあること

以上の4つをこなしていても、人間として面白みがなかったらなんだか取っ付きにくいですよね。ベンは周りと比べると高齢であるにも関わらず、皆と打ち解けられました。それというのも、彼持ち前のユーモアによるものではないでしょうか。

仕事仲間と一緒に悪さをやる時のノリノリなベンは思わずクスッと笑ってしまいます。見た目が堅物な人でも、中身が茶目っ気があると好感がもてますよね。年齢や性別関係なく飲みに行きたくなる人だと言えるでしょう。

6.笑顔でいること

これが一番重要であり、一番簡単なことです。笑顔でいること!

ジュールズ役のアン・ハサウェイ、とても可愛いですよね。私も大ファンです。彼女は映画前半、仕事に追われたり余裕がなくていつもしかめっ面です。

そんな彼女が映画の後半、ベンのおかげで肩の力が抜けてきて彼の面白い話で心の底から笑ったりしているのを見るととてもホッとします。やはり、笑顔の女性の方が可愛いものなんですね。

これは勿論男性にも言えることでしょう。ベンは常にニコニコしていて、そんな彼だからその場にいるだけで和めるからみんな安心できるんです。

笑顔は人に移ります。自分の笑顔が、もしかしたら隣の人を笑顔にさせられる。それってとても素敵なことですよね。

まとめ

以上6点、非常にシンプルなことですが実践し、尚かつそれを続けることは以外と難しいかもしれません。しかし効果はオフィス内どころかプライベートにも反映されるでしょう。

これらのベンが教えてくれた”あり方”を続けていくことによって毎日が今よりもう少しハッピーになる気がしませんか?私も是非実践したいと思っています。

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※2020年11月27日時点のVOD配信情報です。

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  • 鈴木雄三
    3.7
    比較的好き。 でもプラダを着た悪魔のイメージに引っ張られて、アンハサウェイの立ち位置がピンとこない。
  • Bananas
    3.5
    70歳になったベン。妻は他界し友人の葬儀も増える。社会との繋がりを求めてシニアインターンに応募し、インターネット販売を行うアパレル会社に入る。若者ばかりの会社で最初は戸惑いながらも、ベンの几帳面な仕事ぶりと人柄ですぐに会社に馴染む。スタートアップで企業した若手社長付きとなるが、彼女は「老人は苦手」とはじめはベンを遠ざける。次第に、仕事や家庭のことでもベンが精神的な支えとなり、ベンも誠実に彼女を支え、物事は良い方向へと進んでいくようになる。 妻にも先立たれ時代にも置いてけぼりになってしまった老人と若者の友情が素敵に描かれている。「歳を重ねたときにこういう人になっていたい」と思える映画。忍耐、思いやり、愛情、誠実さ、行動力。「大人」に期待される人間力が詰まっている。
  • comekin
    3.8
    歳をとってもこんな挑戦をしたい。
  • aki
    3
    ネイルサロンで超久々に見た
  • まゆまる
    -
    これは泣ける映画。こんな歳の重ね方をしたいものだ。
マイ・インターン
のレビュー(338351件)