【世界の映画館を巡る】~フィリピン・アンヘレス編~「新海誠監督の最新作が396円!?」

恐怖は生きるための潤滑油

やすゆき

毎月13日にB級映画とホラー映画をご紹介させていただいております、やすゆきです。

2019年より生活拠点を東南アジアを中心とした海外へ移転し、風習や文化の違いに驚きの毎日です。そして、それは映画館も一緒。

私が滞在している国や地域の映画館情報をご紹介する「世界の映画館を巡る」シリーズ。第6弾となる今回も現地からお届けします。

現在地

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私はいま、フィリピンのアンヘレスにいます。

東京から直行便も出ているアンヘレスは先日ご紹介したマニラよりさらに80kmほど北に位置する街です。

首都マニラに比べると日本人にはあまり馴染みがないエリアですが、歓楽街として有名なアンヘレスは世界各国から観光客が訪れる場所です。

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地図で見るとココですね。

というわけで、第6弾はアンヘレスの映画館情報を調査してみました。

アンヘレス 映画館情報

私は今回、「マーキー・モール・シネマ(Marquee Mall Cinema」に行ってきました。東南アジアの映画館ではお馴染みとなってきましたが、今回もショッピングモール内にある映画館です。このマーキー・モールはアンヘレスの東に位置しており、開発が進められているエリアにポツンと建っています。中心街に比べると外国人観光客も少なく、地元の人たちで賑わう場所です。

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今回は残念なことに館内撮影の許可が下りず、映画館のエントランスの写真はありません。マニラでもそうでしたが、ここアンヘレスでも、多くの人が集まるショッピングモールのような場所ではセキュリティがとても厳しく、映画館付近での撮影は一切NGでした。

チケットの料金​

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フィリピンでは「フィリピン・ペソ(Philippine Peso)」という通貨が使われており、1ペソあたり約2.08円です。(※2019年9月現在)

日本円に換算する時はだいたい2倍と計算すればよいので、買い物ではとてもラクです。

さて、今回私はマーキー・モール・シネマで新海誠監督の最新作『天気の子』を鑑賞しました。世界各国で上映されているこの作品はフィリピンでも人気が高いようで、さまざまな映画館で上映されていました。

気になるチケットの値段ですが、190ペソ(約396円)で鑑賞することができました。東南アジアの映画館では500円以内で鑑賞できるケースも多く、日本の作品を観るとその安さを余計に実感しました。

映画のお供​

マーキー・モール・シネマでは、ポップコーンやソフトドリンクなどを100円から300円前後で購入できます。

ところが、この映画館では飲食物の持ち込みが可能! 皆さんモール内で購入した食べ物を持ち込んでいました。全ての飲食物が持ち込めるかどうかは定かではありませんが、私もファストフードのハンバーガーセットを持ち込んで、食べながら鑑賞しました。スクリーンの入口付近にはドリンクホルダー付きのトレイが置いてあるので、真っ暗な館内でも足元にこぼす心配はありません。

そして当然といえば当然ですが、観客皆さんが思い思いの食べ物を持ち込むため、会場内の匂いがカオスな状況と化していました。

上映中の様子

スクリーンに入る前には警備員による荷物検査があります。その際に危険物や撮影機材(スマホはOK)を持っていると入口のスタッフに預ける必要があります。私も大型のデジタルカメラを持っていたため、バッテリーのみ受付に預けました。

上映中の客席の様子はというと、友人同士で話したり、携帯が鳴ったりとこれまで巡った東南アジア各国と同様に賑やかな状況です。上映前にそれらの行為を注意する説明などはなく、決してマナー違反ではないようです。私も最近では、この賑やかな感じで観る方が気軽で好きになってきました。

ちなみに『天気の子』は日本語上映の英語字幕でした。フィリピンでは多くの方が英語を話せるため、日本の作品は英語または現地の言語タガログ語が字幕に使われるようです。

近隣情報

アンヘレスは冒頭でもお伝えしたとおり、歓楽街として有名なエリアです。市街地では多くの観光客が昼夜問わずカジノやお酒を楽しんでいます。

ちなみに夜になるとメインストリートはこんな様子。

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刺激的かつとてもエネルギッシュな空気に満ちていて、日本の歓楽街とはまた違う雰囲気を楽しめます。その他にも近接するエリアには有名な火山や動物園などもあるので、ローカルなフィリピンを体験したい人にはオススメのエリアです。

また食に関しても充実しており、フィリピンローカルな食事から日本食までさまざまな料理を楽しむことができます。物価も安いので、ショッピングモール内のレストランでも1,000円以内でお腹いっぱいになります。

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そんなアンヘレスで是非、食べていただきたいのが「ハロハロ」です。日本でも某コンビニの夏のデザートとしてお馴染みですが、実はフィリピンのかき氷だったんですね。

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かき氷にたっぷりとかけられた甘いシロップ。さらにゼリーやプリンなど色とりどりのスイーツがぎっしりと詰め込まれており、甘党な人ならハマること間違いなしの魅惑的な一品です。

皆様も是非機会がありましたら、アンヘレスを訪れてみてくださいね。

アンヘレス 映画館のまとめ 〜マーキー・モール・シネマの場合〜

・新海誠監督の最新作が396円
・飲食の持ち込みが可! 
・賑やかに鑑賞するスタイル
・カメラはフロントでバッテリーだけ預ける

以上、やすゆきの【世界の映画館を巡る ~フィリピン・アンヘレス編~】でした!

やすゆきの“世界の映画館を巡る”

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