国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)は、ユーザーが投稿した★スコア・レビュー数をもとに、「9月第4週公開映画の初日満足度ランキング」を発表。先週末に公開され、高い評価を集めた最新映画13作品がランクインしました。
13位『大脱出3』
[★★★☆☆ 3.08/レビュー数:50件]
シルベスター・スタローン主演によるサスペンスアクションシリーズの第3弾。“脱獄のプロ”として知られる主人公レイ・ブレスリンが、何者かに拉致された世界的ハイテク企業の社長令嬢を救出するため、すべてが謎に包まれた秘密監獄に挑む。
12位『ヘルボーイ』
[★★★☆☆ 3.40/レビュー数:351件]
かつてギレルモ・デル・トロ監督が映画化した人気アメリカンコミックを、人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のニール・マーシャル監督が再び映画化。地獄生まれ・地球育ちの悪魔の子・ヘルボーイが、地上を魔物の世界に変えようとする最強の魔女から地球を守るべく戦う。
11位『ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち』
[★★★☆☆ 3.47/レビュー数:200件]
アメリカ金融界に衝撃を与えた、株取引勝率100%を実現するプロジェクト。株取引で年間500億円以上の儲けを手にするため、カンザス〜NY間1600kmを一直線に貫く通信回線を敷設し、「0.001秒の短縮」に熱狂した男たちの実話をもとにしたドラマ。
10位『パリに見出されたピアニスト』
[★★★☆☆ 3.55/レビュー数:81件]
生い立ちに恵まれず、夢を持たずに生きてきた不良青年マチューをめぐるフランス製サクセス・ストーリー。マチューが駅に置かれた1台のピアノを弾いたことをきっかけに、彼の才能を見いだしピアニストに育てようとする2人の大人たちの人生もまた動いていく。
9位『サラブレッド』
[★★★☆☆ 3.55/レビュー数:147件]
実力派女優オリヴィア・クック、個性派女優アニャ・テイラー-ジョイ、ふたりの注目若手女優共演のサスペンス。まるで正反対のキャラクターである幼馴染みの二人が再会し、ある目的のために行動をともにする中、友情が深まるにつれてそれぞれの凶暴な一面があらわになり始める。
8位『惡の華』
[★★★☆☆ 3.57/レビュー数:380件]
押見修造による人気コミックを伊藤健太郎、玉城ティナの共演で実写映画化。閉塞感漂う地方都市を舞台に、ボードレールの詩集「悪の華」を心の拠り所に息苦しい日々をおくる中学2年生の少年が、憧れの女子生徒の体操着を盗んだことから始まる、鬱屈とした青春を描く狂騒劇。
7位『ライリー・ノース 復讐の女神』
[★★★☆☆ 3.65/レビュー数:126件]
『96時間』のピエール・モレル監督最新作。ひとりの普通の妻であり母であった女性ライリーが、家族の命を奪われたことから自らを鍛え上げ、麻薬組織、警察、メディアを巻き込む壮絶な復讐戦に身を投じていく姿を描いたリベンジ・アクション。
6位『任侠学園』
[★★★☆☆ 3.80/レビュー数:210件]
社会奉仕がモットーの弱小ヤクザたちが、義理と人情を武器に奮闘する様子を描いた人気小説シリーズを、西島秀俊と西田敏行のW主演で実写映画化。社会貢献型ヤクザ”阿岐本組”が、無気力で無関心なイマドキ高校生と事なかれ主義の教師たちで溢れる経営不振の高校を建て直す、“世直し”エンタテインメント。
5位『WEEKEND ウィークエンド』
[★★★★☆ 4.00/レビュー数:80件]
『さざなみ』『荒野にて』のアンドリュー・ヘイ監督が2011年に手掛けた、正直で親密な男性同士のリアルな恋愛模様を描いたラブストーリー。二人のままならない出会いから心を通わせていく様子を通じて、人生の美しさを描く。第14回英国インディペンデント映画賞 ニューカマー賞を受賞。
4位『ホテル・ムンバイ』
[★★★★☆ 4.13/レビュー数:874件]
2008年に実際にインド・ムンバイで起きた、テロリストに占拠された五つ星ホテルでの人質脱出劇を『LION ライオン 25年目のただいま』のデヴ・パテル主演で映画化。プロとしての誇りをかけて、宿泊客を救おうと奮闘したホテルマンたちの真実の物語が描かれる。
3位『劇場版 そして、生きる』
[★★★★☆ 4.20/レビュー数:80件]
有村架純と坂口健太郎のW主演で、2011年に東北で出会った二人が現代をたくましく生きる姿を描いたWOWOWオリジナルドラマを再編集して劇場公開。ドラマ未公開シーンも盛り込み、監督は『君の膵臓をたべたい』などの月川翔が務めた。
2位『宮本から君へ』
[★★★★☆ 4.21/レビュー数:967件]
新井英樹の原作コミックを『ディストラクション・ベイビーズ』の真利子哲也監督がメガホンをとり、池松壮亮と蒼井優の共演で実写映画化。人一倍正義感が強い超不器用な熱血営業マン・宮本浩が、愛する女性のために意地を貫く、暑苦しくも切ない生き様を描いた人間讃歌エンターテイメント。
1位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』
[★★★★☆ 4.29/レビュー数:159件]
『荒野の用心棒』や「夕陽のガンマン」シリーズなど、全世界にイタリア製西部劇=マカロニ・ウエスタンブームを巻き起こした巨匠セルジオ・レオーネが1968年に手掛けた作品。西部開拓期のアメリカを舞台に、熾烈な争いに巻き込まれた女性を通して、移り変わる時代とともに滅びゆくガンマンたちの落日を描く。
1968年製作の巨編オリジナル版、日本初公開作がNo.1を獲得
セルジオ・レオーネ生誕90年・没後30年、さらにレオーネ作品への愛と敬意を公言していたクエンティン・タランティーノ監督が、本作のタイトルを引用した最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が公開された今年、2時間45分のオリジナル版が日本初公開となった『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』が初日満足度1位に輝いた。
「2時間45分が全く苦ではない贅沢な映画体験」「西部劇の最高傑作。映画館でこれを見れた自分は幸せ者」「タランティーノほか映画作家達が何年にも渡って本作の再評価を続けたお陰」「どのシーンもかっこよすぎて映像だけでもうほんとに最高」など、本作を高く評価するレビューが投稿されています。
国内作品では、TVドラマ化もされた人気コミック原作の『宮本から君へ』が★4.21という高評価で最上位にランクイン。愛する人のために、熱血営業マンの宮本浩が“絶対に勝たなきゃいけないケンカ”に挑む様を描く。レビュー数でも、同作が最多という結果になりました。
■全国動員ランキングもチェック
興行通信社調べ、2019年9月28日〜9月29日の全国動員数ランキングTOP10は以下の通り。※( )内の矢印は先週からの順位変動
1位(→)『記憶にございません』[9月13日公開]
2位(→)『かぐや様は告らせたい -天才たちの恋愛頭脳戦-』[9月6日公開]
3位(↑)『天気の子』[7月19日公開]
4位(↑)『人間失格 太宰治と3人の女たち』[9月13日公開]
5位(↓)『アド・アストラ』[9月20日公開]
6位(→)『HELLO WORLD』[9月20日公開]
7位(→)『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』[8月23日公開]
8位(↑)『アナベル 死霊博物館』[9月20日公開]
9位(NEW)『任侠学園』[9月27日公開]
10位(↓)『ライオン・キング』[8月9日公開]
■初日満足度ランキングとは
Filmarksの初日満足度ランキングは、前週に公開された映画を対象に、公開日から公開週の週末のFilmarksでの平均★スコア(5.0点満点)とレビュー数(Mark!数)を集計し、★スコアが高い作品から順に算出したものです。
※本ランキングは公開日から9月30日までの★スコアが3.0以上の作品を対象としています。 ※本ランキングは公開日から9月30日までのレビュー数(Mark!数)が50件以上の作品を対象としています。※Mark!及び★スコアは、メンバー登録から一定期間Filmarksを利用しているユーザーから投稿されたものを対象にしています。※★スコアが同率の場合は、Mark!数が多い作品が上位となります。※★スコアは、映画鑑賞後に各ユーザーが★の数(5.0点満点)で評価をしたものです。 ※レビュー投稿(Mark!)は、1作品につき1人1件までです。※本記事に掲載されているFilmarksユーザーのレビューは2019年9月30日時点のものです。
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※2021年5月31日時点のVOD配信情報です。