【#こんなとき見たい 映画 vol.1】びっくりすること間違いなし!「#夏に見たい」作品4選!

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かざみ

『タイラーレイク』、『KT』など、夏に涼しい部屋で見たくなる映画を4本ご紹介!

年々暑さが増している気がする日本の夏。プールに花火大会、夏フェスなど外に出てアクティブに活動するのもいいけれど、お部屋にこもりきりで映画というのもオツなもの。

映画ライターがリレー形式でテーマに沿った映画を紹介する「#こんなとき見たい映画 」、第一回は「夏に見たい作品4選」!

この夏ぜひ観たい映画を、映画ライターがレコメンドします!

タイラー・レイク -命の奪還-』(2020)

あらすじ:主人公タイラー・レイク(クリス・ヘムズワース)は数々の危険な戦闘を渡り歩いてきた大胆不敵で屈強な傭兵。裏社会の危険な任務を生業にしているタイラーは、ムンバイから誘拐された犯罪組織のボスの息子を、巨悪なギャングが支配するダッカの市街地から救出するという不可能に近いミッションを請け負うことに。裏社会の武器商人や麻薬密売組織らが牛耳るアジトに単身突入し、少年を奪還、脱出を開始するタイラーですが、街中のギャングたちすべてが敵となり、凄まじい猛追を受けることになります。もはや任務遂行は不可能とも思われる絶体絶命の状況から、肉弾戦、接近戦の卓越した戦闘スキルをフルに使って戦うタイラー。果たして無事少年を救い出し脱出することができるのか!?

『タイラー・レイク -命の奪還-』は、ハードボイルドなアクション映画が好きな方にぜひお勧めしたい一本。息をもつかせぬアクションシーンと緻密なストーリーが織り成す展開は一瞬たりとも見逃せません。ドキドキハラハラで汗が止まらない本作は、まさに涼しい部屋で見るべき作品。

物語の中心となるのは、クリス・ヘムズワース演じるプロの傭兵タイラー・レイク。彼は、誘拐されたインドの犯罪王の息子を救出するという、危険極まりないミッションに挑みます。

見どころはやはりリアルなアクションシーン。ヘムズワースの体力と技術、そして長回しで撮影された一部のシーンでは視覚的な迫力が最大限に引き出されていて、まるで現場にいるかのような臨場感を味わうことができます。

シンプルながらも感動的なストーリーにも注目。徐々に明かされるタイラーの過去と、タイラーと少年との絆が、本作品に単なるアクション映画にとどまらない深みを持たせており、あなたの心を揺さぶる瞬間にきっと出会えるはず。

スプリット』(2017)

あらすじ:監禁された少女たちの運命は? その犯人が内に秘めた、想像を絶する人格とは?女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は、級友クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)のバースデー・パーティーに招かれ、その帰り、クレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)と共に家まで車で送ってもらうことに。それが悲劇の始まりだった。見知らぬ男が車に乗り込んできて、3人は眠らされ、拉致される……目覚めると、そこは殺風景な密室。ドアを開けて入ってきた男は神経質な雰囲気を漂わせていた。このままでは命が危ない――どうすれば逃げられるのか? 3人が頭をひねっていた矢先、扉の向こうからさっきの男と女性の声が聞こえる。「助けて!」と叫ぶ少女たち。姿を現したのは……女性の洋服を着て、女性のような口調で話す男だった。「大丈夫、彼はあなたたちに手を出したりしないわ」絶句する少女たちに、今度は屈託なく、「僕、9歳だよ」と男は話かけてきた。実は、彼は23人もの人格を持ち、DID<解離性同一性障害>で精神医学を専門とする女医フレッチャー(ベティ・バックリー)のセラピーを受けていたのだった。密室で3人の女子高生VS 23人の人格の熾烈な攻防が繰り広げられる中、もうひとり、“24人目”の人格の存在が生まれようとしていた―。果たして彼女たちは脱出できるのか!?

夏の夜にぴったりのスリラー映画をお探しなら、M・ナイト・シャマラン監督の「スプリット」。ジェームズ・マカヴォイが多重人格者のケヴィンを圧巻の表現力で演じ分けるサイコスリラーです。

24の人格を持つケヴィンと、彼/彼女から逃れようとする3人の少女。マカヴォイの見事な演技、それぞれの人格が織りなす緊張感が、観る者を引き込んで離しません!

夏の蒸し暑い夜に、この映画の冷ややかな恐怖が心地よい涼しさをもたらしてくれるでしょう。シャマラン監督の独特な演出と予測不能なストーリー展開が、あなたの夏の夜を特別なものにしてくれること間違いなし。スリラー好きにはたまらない一作ですので、ぜひお見逃しなく。

KT(ケイティー)』(2002)

あらすじ:1973年6月、日本。駐日韓国大使館員の金車雲たちは、亡命中の韓国野党リーダー・金大中の暗殺作戦を開始した。自衛隊員の富田は、この作戦に協力するよう命じられる。新聞記者や金大中側も作戦を嗅ぎつけ、三つ巴四つ巴の暗闘がはじまった……。

緊迫感溢れる歴史サスペンス映画『KT』は、阪本順治監督が手掛けた実話に基づく作品。1973年、韓国の大統領候補金大中が日本で拉致された衝撃的な事件を描き、冷戦時代の陰謀と政治の闇に迫ります。

この映画の魅力はそのリアリティと迫真の演技にあり! 佐藤浩市、香川照之など、豪華キャスト陣が織りなす緊張感あふれるドラマは退屈とは無縁。特に拉致計画を巡る駆け引きと追跡劇は、息を呑む展開の連続です。

蒸し暑い夏の夜、涼しい部屋で冷たい飲み物を片手に、この歴史的なサスペンスドラマに没入してみてください。政治的陰謀と人間ドラマが織りなす深い物語が、いつの間にか暑さを忘れさせてくれます。

天国と地獄』(1963)

あらすじ:エド・マクベインの小説が原作。黒澤明監督、三船敏郎主演のサスペンス。息子と間違えて誘拐された運転手の息子・進一のために身代金を用意した権藤。進一は助かったが誘拐犯を捕まえるため刑事たちが奔走する。

黒澤明監督の「天国と地獄」は、夏にぴったりの緊張感溢れるサスペンス映画。1963年に公開されたこの作品は、製靴会社の重役である権藤金吾(三船敏郎)の息子が誘拐されるという事件から始まります。しかし、実際に誘拐されたのは彼の息子ではなく、運転手の子供でした。この誤認から物語は大きく動き出します。

権藤の道徳的葛藤と警察の捜査が交錯する、緊張感に満ちた展開は最初から最後まで興奮の連続。黒澤監督の緻密な演出と、美しいモノクロ映像が、物語の緊迫感をさらに引き立てています。

クールなサスペンスと、人間の善悪を深く考えさせるテーマが融合した「天国と地獄」。その圧倒的な演技と巧みなストーリーテリングは、観る者を最後まで引きつけて離しません。

また、タイトルに込められた意味もあなたに驚きを与えてくれるはず。

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