こんにちは、映画ライターのさえきちかです。今回は、名前がタイトルに入っている映画を4本ご紹介します。名前がタイトルに入っている映画は本当にたくさんあるのですが、どれを選ぼうか迷った結果……「同じ名前の知り合いがいる」映画でチョイスしてみました。個人的なエピソードも交えながら、各映画の魅力をお伝えします。
『千と千尋の神隠し』(2001)
「千尋」という名前の幼なじみがいました。いつも好奇心旺盛で冒険心にあふれていた彼女は主人公・千尋と重なる部分が多く、観るたびに彼女を思い出します。
『千と千尋の神隠し』は、宮崎駿監督によるスタジオジブリの名作アニメです。異世界に迷い込んだ少女・千尋が、自分の名前を奪われながらも成長し、両親を救うために奮闘する姿が描かれています。独特の世界観と美しいアニメーション、そして心温まるストーリーが魅力で、何度見ても新しい発見があります。まるで千尋と一緒に冒険しているような気分になれる作品です。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)
あらすじ:アカデミー作品賞をはじめ6部門を受賞したトム・ハンクス主演のヒューマン・ドラマ。人より知能指数は劣るものの純真な心を持ったガンプが、アメリカの激動の時代を駆け抜けた波乱万丈な人生を描く。
トム・ハンクス主演のこの映画は、フォレスト・ガンプが様々な歴史的出来事に偶然関わりながら、純粋な心で人生を歩んでいく姿を描いています。フォレストの無垢な性格と彼が巻き起こす奇跡の数々は、観る人に勇気と感動を与えてくれます。人間の可能性と人生の素晴らしさを教えてくれる傑作です。
さて、「同じ名前の知り合いがいる」と冒頭で書きましたが、さすがに「フォレスト・ガンプ」ではありません!元同僚だった彼の名前はフォレスト、つまり「森」さん。いつも人懐っこく、どんな状況でも前向きに頑張る姿が印象的で、フォレストとも通じる人だったなと思うのでした。
『聖の青春』(2016)
あらすじ:1994年、将棋のプロ棋士・村山聖(さとし)六段は、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、15歳の頃から10年間弟子入りし同居していた森師匠の元を離れ、上京しようとしていた。聖の上京を広島の両親は強く反対する。反対の理由、それは、聖が幼少期より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っていたからである。彼は、常に死と隣り合わせで生きていたのだった。東京―。髪や爪は伸び放題、足の踏み場もなく散らかった家、酒を飲むと先輩連中にも食ってかかる聖に皆は呆れるが、みな彼の将棋にかける思いを理解し、影ながら支えた。聖が七段に昇段したころ、同じ年齢の羽生善治が前人未到のタイトル五冠を達成し、「名人」のタイトルを獲得する。聖は強烈に羽生を意識、彼に対し、ライバルのような、憧れのような想いを抱いていた。羽生に刺激を受けた聖は更に将棋に没頭し、並居る上段の先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。そんな中、聖の身体に癌が見つかる。だが、「このまま将棋を指し続けると死ぬ、手術し、療養すべし。」という医者の忠告を聞き入れず、聖は将棋を指し続けると決意する。彼の命の期限は刻一刻と迫ってきていた……。
「聖(ひじり)」という名前の大学の先輩がいました。彼はとても真面目で努力家で、常に自分の夢に向かって挑戦していました。そんな彼を思い出させる映画が『聖の青春』。この映画は「村山聖(さとし)」という実在の将棋棋士の生涯を描いた感動作です。難病を抱えながらも将棋に情熱を注いで名人を目指して戦い続ける聖の姿が心を揺さぶります。松山ケンイチの迫真の演技と、緊張感溢れる対局シーンは必見です。夢を追いかけることの大切さと、困難に立ち向かう勇気を教えてくれる作品です。
『レオン』(1994)
あらすじ:『ニキータ』のリュック・ベンソン監督が描くバイオレンス・アクション。ニューヨークを舞台に、家族を惨殺された12歳の少女マチルダと隣の部屋に住む凄腕の殺し屋レオン、ふたりの凶暴な純愛を描く。
大学に「レオン」という名前の同級生がいました。彼はいつもクールで、どこか影のある魅力的な人物でした。そんな彼を思い出させる映画が『レオン』です。リュック・ベッソン監督のこの作品は、ジャン・レノ演じる寡黙な殺し屋レオンと、ナタリー・ポートマン演じる少女マチルダの絆を描いた名作です。レオンの冷酷な表情と、マチルダに対する優しさのギャップが心に響きます。アクションシーンの迫力と、二人の心温まる交流が絶妙に融合したこの映画は、一度観たら忘れられない強烈な印象を残します。
以上が、名前がタイトルに入っている映画4選でした。皆さんもぜひこれらの映画を観て、それぞれのキャラクターと彼らが紡ぐ物語に心を奪われてみてください。




