今週末は映画を観ない? 映画館で公開中&動画配信サービスで視聴できる映画をFILMAGA編集部員がレコメンドする企画、「#週末なに観る?」。まだ予定が決まっていない方のために、 オススメしたい作品の魅力を語ります!
今週はFILMAGA編集部・堤がレコメンド!

PROFILE: 九州出身で台風には慣れているが、自宅の前にある川の推移を度々見に行ってしまうダメムーブはやる。やや天気が不安定な今週末は、Netflixで観られる映画をご紹介します!
Netflixで配信中『北極百貨店のコンシェルジュさん』(2023)

あらすじ:新⼈コンシェルジュとして秋乃が働き始めた「北極百貨店」は、来店されるお客様が全て動物という不思議な百貨店。⼀⼈前のコンシェルジュとなるべく、フロアマネージャーや先輩コンシェルジュに⾒守られながら⽇々奮闘する秋乃の前には、あらゆるお悩みを抱えたお客様が現れます。中でも<絶滅種>である“V.I.A”(ベリー・インポータント・アニマル)のお客様は⼀癖も⼆癖もある個性派ぞろい。⻑年連れ添う妻を喜ばせたいワライフクロウ⽗親に贈るプレゼントを探すウミベミンク恋⼈へのプロポーズに思い悩むニホンオオカミ。⾃分のため、誰かのため、様々な理由で「北極百貨店」を訪れるお客様の想いに寄り添うために、秋乃は今⽇も元気に店内を駆け回ります。
堤: 西村ツチカ原作の人気漫画を、『ボールルームへようこそ』(2017)でTVアニメ初監督を務めた板津匡覧が初めて劇場版監督を務める本作。憧れのコンシェルジュの仕事についたものの、不器用でおっちょこちょいな秋乃が個性豊かなお客様や同僚に翻弄されながらも、奮闘し成長していくお仕事アニメ映画です。ほんわかした絵柄とコミカルな展開が中心ですが、物語の背景には少しダークで社会的な要素も感じられたりと、満足度が高い! ホロリときて、かわいい動物たちにも癒されます。誰と観るにもオススメできる良作です。
Netflixで配信中『スタンド・バイ・ミー』(1986)

あらすじ:オレゴン州の田舎町に住む12歳の少年4人は、行方不明になった少年が列車に轢かれ死体のまま放置されているという噂を耳にする。4人は怖いもの見たさに、線路をつたって死体探しの旅に出る。
堤:1950年代のアメリカ田舎町を舞台に、死体の噂に惹きつけられた4人の少年たちの冒険とひと夏の思い出を描いた青春冒険譚。ジュブナイル映画の金字塔として有名な今作を、筆者は何故か夏の終わり頃に思い出すことが多いです。一見、ワクワクやドキドキが詰まった少年たちの青春映画ですが、それぞれの背景が明かされていくうちに、「何故この少年たちが死体に惹きつけられたのか」を考えさせられます。往年の名作になる映画は、やはり観た人に考えるきっかけをくれるものですね。
Netflixで配信中『架空OL日記』(2020)

あらすじ:憂鬱な月曜日の朝。銀行員OLの“私”(バカリズム)の1週間が始まった。眠気に耐えながらもきっちりメイクして家を出る。ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは社内で一番仲良しの同期=マキ(夏帆)。私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不思議に盛り上がる。会社の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)と入社8年目の小峰(臼田あさ美)、10年目の酒木(山田真歩)が加わり、いつものように就業前のおしゃべりに華が咲く……。
堤:バカリズムが匿名のOLになりきり日常を綴っていたブログ「架空升野日記」を元に、ドラマ化から映画化を経た本作。バカリズムはどうしてこんなに女性の日常を切り取るのがうまいのか……? とやや邪念を抱くほど、空気感や話題、小物などを含めた全てに“ああ分かる”と声がもれてしまうような一作です。あくまでも想像上ではありますが、脳内のOLのリアルなイメージをギュッと濃縮させ、面白おかしく、且つシュールに映像化させた本シリーズは、Filmarksでも高評価を得ています。日常物なので大きな起伏はもちろんありませんが、映画という短い時間枠のなかでこれだけ妄想を成立させ、鑑賞者を飽きさせずに「頼む、ずっと観させてくれ……」と思わせられる映画は他にないのでは?! と思うほど。どんな状態の時にも観られるお守り映画としてもオススメです。
週末に観る映画は決まりましたか? 良い作品に出会ったら、ぜひFilmarksでレビューしてくださいね。それでは良い週末を!
過去の編集部おすすめ作品はコチラ。
※2024年8月31日時点の情報です。
