寒い冬こそおめかしを楽しめ!ニットがおしゃれな映画作品5本

気づけば12月を迎え、街中を歩けばイルミネーションが点灯する季節になりました。

12月といえば、クリスマスや忘年会など年始年末にむけて怒涛のイベントラッシュ。いつもよりも人と会う機会が増えるこの時期こそ防寒しながらおしゃれを楽しみたいですよね。そんなときに頼りになるのが冬の万能アイテム、ニット!

凍えるような寒い日にも、華やかに装いたいデートにも、友人とはしゃぎたいときにも、ゆっくりしたい家族や親戚との集まりにも、1枚でコーデが完成するニットはまさに最強アイテム。

今回は、おしゃれなニットスタイルが登場する映画を5本&最愛ニットのお手入れ方法をご紹介♡

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思わず触れたくなるモヘアニット。『パリ、テキサス』(1984)

パリテキサス

4年間失踪していた男が実の息子に再会したことで、息子と共に妻を捜索する旅を描いた『パリ、テキサス』。本作は、監督のヴィム・ヴェンダースが映すアメリカの風景とそこで繰り広げられる役者の豊かな演技が印象的なロードムービーですが、その役者を彩る要素の1つに衣装があります。

本作で欠かせないファッションといえば、捜索されている妻・ジェーンを演じたナターシャ・キンスキーのショッキングピンクのモヘアニット。モヘアニットといえばその触れたくなるような柔らかな質感と軽さが特徴のアイテム。そしてその質感ゆえに女性らしさが際立つニットでもあります。物語の中でジェーンが発見されたのは大人が通う「のぞき屋」。男性の視線を楽しませることを前提にしたお店で素肌に着られているジェーンのモヘアニットは彼女の現状をあらわした衣装だと言えるでしょう。

妻の働く店に通い、自らの心境を吐露していく男と、姿は見えなくともそれが自分の夫だと気づいてしまう女。ジェーンが実際に画面に登場するのは物語後半でありながらも観客にその存在感を残した背景には、まさにキンスキーのブロンドボブとモヘアニットという視覚的な効果があったからかもしれません。

そのニットは自由の証。『シング・ストリート 未来へのうた』(2016)

シング・ストリート

1985年、大不況下のダブリン。思春期を迎えた主人公コナーが一目惚れした少女のために友人たちとバンドを組もうとするところからはじまる『シング・ストリート 未来へのうた』。

バンドを組む最初のきっかけは何であれ、そこから創作の物語へと移り変わっていくところが魅力的な作品です。夢中になって今の自分たちの退屈さを詩にし、曲をつけることの逆説的な楽しさ。若かりし少年たちの音楽作りはやがて彼らのファッションにも変化を与えていきます。

ニットでいうならば、大不況な時期ゆえに古着やリメイクなどで工夫された80年代スタイルのニット。コナーの思い人、ラフィナはVネックの赤いニットを着用。派手な色が流行していたこともあり、彼女のラフなヘアスタイルと大きなピアスにもマッチしています。

一方でコナー自身も校則だらけの制服に逆らうように、徐々にロックを意識したファッションに。特にカットソーに重ね着されている黒のニットスタイルは最初の彼のイメージを覆していくほど。この作品におけるファッションの変化は思春期の若者たちの自由への希求を象徴しているのかもしれません。いつもより別人になりたい気分のときにはぜひ80年代スタイルを参考にしては?

永遠の憧れ、フレンチなニットスタイル。『グッバイ、ゴダール!』(2017)

グッバイ・ゴダール!

ヌーヴェル・ヴァーグの中心的旗手であり、映画界の重鎮の1人でもあるジャン=リュック・ゴダール。『グッバイ、ゴダール!』は、そんな彼のミューズと謳われたアンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝的小説をもとに製作された作品です。物語は19歳のアンヌが気鋭の映画監督として世界中から注目を浴びていたゴダールと出会い、恋に落ち、彼の新作『中国女』で主演を飾るところから。

本作を描く上で重要なポイントは、やはり”アンヌ”という存在。監督であるミシェル・アザナヴィシウスも「観客には最初に彼女と恋に落ちてもらう必要があった」と言うように彼女の役柄は作品の大部分を占める要素の1つだったといえます。

そんなアンヌを演じたのがステイシー・マーティン。60年代のフレンチカルチャーを再現しながら、可憐でミニマルなフレンチファッションを着こなしています。フランスの街を彩る、シンプルながら色やシルエットで差をつけたニットスタイルは今でも真似したくなるファッションです。

物語の中でもチャーミングな振る舞いとフレンチスタイルでゴダールと共に観客を虜にしていくアンヌ。落ち着きがちな冬のファッションこそ、アンヌのような差し色やシルエットを意識したスタイルがおすすめです!

日常に溶け込む定番ニット!『ホーム・アローン』(1990)

ホーム・アローン

毎年冬の季節に観たくなる作品といえば『ホーム・アローン』。10歳のマコーレ・カルキンが両手を頬に添えたヴィジュアルはいまだに色褪せていません。

ひょんなことで家族から家に取り残された8歳のケビン少年。1人の空間を満喫しているところ、自分の家を二人組の泥棒が狙っていることを知ります。家を守るために、日用品で家中にトラップを仕掛けるケビンの姿は愛おしく、またその後の展開もコメディとして最高ですよね。

そんな本作で印象的なファッションはケビンの赤と黒のミックスニットや白のニット。室内に溶け込む、着心地の良いニットが物語にそっと寄り添ってくれています。また泥棒から家を守るという使命があるケビンにとって動きやすさは重要(なはず!笑)暖かくて動きやすいニットはまさにぴったりと言えるでしょう。

またニット帽やマフラーなど外出着にも、ニットの小物をかわいらしく使っています。クリスマス時期の物語ということもあり、観るとかわいい編み目のニットをいますぐ着たくなること間違いなし! な作品です。

働く女性のカジュアルニット。『マイ・インターン』(2015)

マイ・インターン

アン・ハサウェイ出演作品といえばファッションが見どころの作品が多いですよね。『マイ・インターン』もそんな作品の1つ。NYのファッションサイトを運営する女社長、ジュールズとロバート・デ・ニーロ演じるシニア・インターンのベンの交流を通して描かれるドラマはいつ観ても元気がもらえます。

そして本作では「社長」という役柄もあり、カジュアルながら上品でスタイリッシュなスタイルが目白押し。ニットも同じく、シャツと合わせたワーキングスタイルやボディラインに沿ったニットの華やかなワンピーススタイル、ボーダーニットでラフなスタイルなどまさに歩くファッション誌。

おしゃれなファッションに身を包みながらも、仕事に恋にと、常に悩みが尽きないジュールズの姿は現代に働く女性たちの象徴ともいえます。そんな彼女に自らの経験をもとに優しい助言を授けてくれるベンの存在に癒されます。今年の年末年始を駆け抜ける上で、ジュールズを参考にいつもの通勤服をちょっとだけ華やかにしてみると、気分も上がるかも♡

あなたはどのニットが好きでしたか?

エマール

華やかさや女性らしさを加えるニットから、忙しない日々に温もりを添えてくれるニットまで、映画の中には様々なニットが登場しましたが、あなたが今年欲しいニットはどれでしたか? ふかふかな質感で目にも暖かいニットは、着ているだけでなんだかいい女感が増す気も……♡ 冬のベストパートナーになること間違いなしの最愛ニットを手に入れてみてくださいね!

出番が増えるニットのお手入れどうする?

花王

冬の様々なシーンで出番が増えるニット。しかしニットは自分で洗濯すると、袖口が伸びてしまったり、毛玉ができて質感が変わってしまったり、洗濯トラブルが多発する繊細なアイテムでもあります。せっかくお気に入りの1着を手に入れたのに、綺麗に着られないのはもったいない! 自宅でのお手入れだけで、ワンシーズン綺麗に着られたら嬉しいですよね……。

そんな時におすすめなのが「エマール」! 自宅の洗濯機で洗う時も、洗剤を3つの特徴がある「エマール」に変えるだけでスペシャルケアちゃうんです。洗剤を変えるだけならバタバタ忙しい年末年始も楽チン! その特徴とは?

1.カタチコントロール洗浄

伸びやヨレが整う「カタチコントロール洗浄」ができることで、洗った方が綺麗なシルエットをキープできます。洗うだけで繊維の変形を整えて、しなやかに仕上げてくれるなんてニットと好相性! 洗うたびに胸元が開いてしまう薄手のTシャツにも◎です。

2.洗濯ダメージを防ぐ

ドライコースで洗うことで、ダメージを防いで、洗い上がりがふわふわの手触りに♡ ちなみに色褪せも防いでくれるので色柄ものもOKです。ニットはふわふわも、こもこしていてこそ可愛い! 着ていて心地の良い質感をキープできるのは嬉しいポイントです。

3.汚れ・ニオイもしっかり落とす!

屋内で汗ばんだり、忘年会シーズンでいやなニオイを連れて帰ってしまったり、冬の時期にも汚れ・ニオイが多発……。優しく洗っても汚れ・ニオイをしっかりオフしてくれるので安心ですよね。

いかがでしたか?

最愛ニットを簡単に自分で洗濯できると分かったら、今年はちょっと高価でも長く着られるニットをワードローブに追加しても良いかも♡ さむ〜い今の時期、素敵な映画のファッションを参考に、綺麗に整ったお気に入りのニットでおめかしを楽しんでみてくださいね!

花王エマール 公式サイト:https://www.kao.co.jp/emal/

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※2020年8月6日時点のVOD配信情報です。

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