映画「ジュラシック・パーク/ワールド」歴代シリーズ全6作品のあらすじ紹介!『ジュラシック・パーク』から『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 』まで

マイケル・クライトンの人気小説をスティーヴン・スピルバーグ監督らが最新の映像技術を駆使して映画化したパニック・アクション「ジュラシック・パーク/ワールド」シリーズ。今回は『ジュラシック・パーク』(93)から『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(22)までシリーズ全6作のあらすじをご紹介

「ジュラシック・パーク/ワールド」は、マイケル・クライトンの人気小説をスティーヴン・スピルバーグ監督らが最新の映像技術を駆使して映画化したパニック・アクション。

「現代に恐竜が現れたら……」という誰もが考える想像を見事映像化し、恐竜映画の金字塔となりました。今回は、映画「ジュラシック・パーク」シリーズ全6作品をまとめて紹介します!

ジュラシック・パーク』(1993)

ジュラシック・パーク

スティーヴン・スピルバーグ監督作品。「ジュラシック・パーク」シリーズの1作品目。

コスタリカ沖の孤島につくられたテーマパーク「ジュラシック・パーク」。そこでは太古の琥珀に閉じ込められたDNAを使い、恐竜たちを蘇らせていた。前代未聞の夢の大テーマパークになる予定だったが、ある夜、安全装置が解除され、恐竜たちが柵の外へ脱走、次々と人間たちを襲っていく。島に残された人間は、島からの脱出を目指すのだが……。

当時の最先端のCGで作られた恐竜たちは、誰もが夢見る恐竜の世界を見事に再現させ、映画の力をも見せつけた渾身の一作。もしどの作品から観るか迷ったら、この作品を観れば間違いなし。

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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク

大ヒットした前作『ジュラシック・パーク』の続編。スティーヴン・スピルバーグが監督を務める。

前作のジュラシック・パークの事件から4年。パーク以外にも「サイトB」と呼ばれる恐竜のクローンを生産させるための孤島があり、そこでは恐竜たちが放置され繁殖していた。サイトBを運営するハモンドの会社は倒産寸前で、危機を脱するため恐竜を生け捕り、商業利用しようとする。そうして再び恐竜たちは人間へ牙を剥く……。

前作から更に最新のVFXも使われ、恐竜たちの種類や動き、人間の襲い方も多彩になり、より恐怖の演出がパワーアップした。

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ジュラシック・パーク III』(2001)

ジュラシック・パーク III

シリーズ第3弾は、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』などのジョー・ジョンストンが監督を務め、スティーブン・スピルバーグは製作総指揮を務めた。

古代生物学者のグラントは、旧ジュラシック・パークの遊覧飛行のガイドを引き受ける。しかしその旅は島に漂流した少年を捜索するためのものだった。少年を救出するため、島に上陸するが、またもや人間は恐竜たちに襲われるのだった……。

前作はティラノサウルスの登場が多かったが、今作は新たにスピノサウルスが登場。恐竜VS人間だけでなく、恐竜VS恐竜の戦いも見どころ。

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ジュラシック・ワールド』(2015)

ジュラシック・ワールド

ジュラシック・パークの事件から22年。パークは新たな所有者により、恐竜と至近距離で触れ合うことができる高級リゾート地「ジュラシック・ワールド」として再建されていた。パークでは目玉として新種の恐竜“インドミナス・レックス”が遺伝子操作により生み出されていたが、飼育地から逃走。パークは混乱に陥る。

監督はスピルバーグも才能を認めるコリン・トレヴォロウ。作品と同じく、1作目の『ジュラシック・パーク』から22年後に公開された。知能も備わる最強のインドミナス・レックスとシリーズおなじみのT-REXの戦いも熱い。

22年経っても色あせないド迫力の映像とハラハラするストーリー展開に、1作目からのファンも、新しく観る人も感動極まる。

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ジュラシック・ワールド 炎の王国』(2018)

ジュラシック・ワールド 炎の王国

『永遠のこどもたち』などのフアン・アントニオ・バヨナ(J・A・バヨナ)が監督を務める。本作でもスティーブン・スピルバーグは製作総指揮として参加。

前作でハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-REXが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有するイスラ・ヌブラル島で火山の大噴火の予兆が捉えられていた。迫り来る危機的状況の中、人類は噴火すると知りつつも恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られる。そんな中、恐竜行動学のエキスパート、オーウェンは、テーマパークの運営責任者だったクレアと共に、行動を起こす事を決意。島へ向かったその矢先に火山は大噴火を起こし、生き残りをかけた究極のアドベンチャーが遂に幕を開ける。

火山の噴火の中の恐竜たちの映像は圧巻。人間VS人間の構図も見られ、人間のエゴ、生命倫理がより顕著に現れている。

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【文・タナカリオ】

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)

『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレボロウが監督を務める。本作でもスティーブン・スピルバーグは製作総指揮として参加。

「ジュラシック・ワールド」が存在した島・イスラ・ヌブラルが火山の大噴火で破滅され、救出された恐竜たちは、世界中へと放たれてしまった……。あれから4年、人類は未だに恐竜との安全な共存の道を見出せずにいた。恐竜の保護活動を続けるオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、人里離れた山小屋で暮らしていた。そこで2人が守っているのは、14歳の少女・メイジー(イザベラ・サーモン)。彼女は、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られた、クローンの少女だったのだ。ある日オーウェンは、子供を連れたブルー(ラプトル)と再会する。しかし、何者かの手によってブルーの子供・ベータが、誘拐されてしまう。オーウェンはブルーに「俺が取り戻してやる」と約束し、クレアと共に救出に向かう。一方、サトラー博士(ローラ・ダーン)は、世界各地から恐竜を集めて研究しているバイオテクノロジー企業・バイオシン社を、ある目的から追っていた。そこへグラント博士(サム・ニール)も駆けつけ、マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)に協力を求める。人類と恐竜の共存の前に立ちはだかる、バイオシンの恐るべき計画とは……? オーウェンとクレア、そして3人の博士たちは大切な命と、この世界の未来を守ることが出来るのか!?

タイトルの“新たなる支配者”とは、人間と恐竜の一体どちらなのか? はたして地球はどうなってしまうのか? 恐竜たちがノンストップで強襲する、ハラハラドキドキの展開に目が離せない。

(C)ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment、(C)Universal Pictures、

 

※2022年7月22日時点のVOD配信情報です。

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  • ひな
    3.5
    博士が恐竜を発見した時のBGMとたくさんの恐竜たちの場面が良い!
  • ひかぴよ
    4.3
    恐竜好きやからこれは何回観てもおもろい。
  • かいりまん
    4.7
    不朽の名作。オレの恐竜好きを思い出させてワクワクさせてくれる作品。 改めて見てみると、恐竜すげー!だけじゃなくて人間の成長も感じることができる。ドクターグラントの子供嫌いが、一緒に恐竜と戦っていくうちになくなり子供に好かれた。最後のヘリコプターのシーンでは鳥を映すことにより恐竜が鳥に進化した事実、それと人間も進化(成長)できることを示唆しているのだと思う。セリフの中にもおれれたちもevolve(進化する)しなきゃみたいなセリフもあったし。いろいろ見れる視点が変わってて自分の成長も感じた。
  • aya
    4
    展開は予想できてもこんなに面白いんだ!迫力すごすぎて、ヒャーって言いながら見ちゃう笑
  • おとうふ
    5
    何度見ても、展開が分かっていても、夢中になって楽しめる名作です。 オープン前のパークの安全性の調査のために博士を招待した日に起きた事件ということもあり、登場人物は少ないです。 誰がどうやって死ぬのかも知っているのに、毎度非常に怖く、観ているこちらもパークにいるかのような緊張感に包まれます。 すべて恐竜が大暴れしたせいというわけでもなく、紛れもない人災でパークが壊滅的危機に陥っていく展開も見事です。 元凶の人物だけでなく、 登場人物同士の連携が噛み合わなかったり、最良と思った行動が誰かをピンチに陥れてしまったり、 各々が最善を尽くしている中で全てうまくいかない場面にハラハラして楽しいです。 演出やカメラワークなど素晴らしいからでしょうか。 古いCGなのに恐竜の迫力も素晴らしいです。 ジュラシックワールドを初めて観た時、もう古いCGのパーク時代の作品の恐竜は怖く感じなくなってしまうのでは無いかと思ったのですが、全くそんなことはありませんでした。 以下、ネタバレ含みます。 捕食シーン以外の不吉な描写も素晴らしいです。 恐らくみんな大好き襟巻きトカゲのような毒吐き恐竜、ディロフォサウルス! 事件が起きる前のディロフォサウルスの檻の説明から、ツアー中の不在、そして満を辞してネドリーがパーク内で出会う! クルクルと可愛らしく喉を鳴らしながら追いかけてくる姿は非常に愛らしいのに、大雨の天気も相まって何だか不気味。 執拗に追いかけてくる姿に観客とネドリーが「あれ?」と思った瞬間には、時すでに遅し。 あっという間に餌食になります。 肉食恐竜一匹一匹の出番が、中々ねっとりと執拗に人間をピンチの連続に陥れていくので、緊張が切れません。 本当に素晴らしい映画です。
ジュラシック・パーク
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