映画ファンに人気の吉高由里子出演のおすすめ映画10本!『蛇にピアス』から最新作『きみの瞳(め)が問いかけている』まで

吉高由里子出演のおすすめ映画と主なプロフィールのまとめ。『蛇にピアス』『横道世之介』『きみの瞳(め)が問いかけている』など10本。

体を張った体当たりの演技から、恋に一途な等身大の女性まで、幅広い役柄をこなす吉高由里子。そんな彼女が出演したおすすめ映画をまとめてご紹介。

吉高由里子 プロフィール

僕等がいた 前篇

1988年7月22日生まれ、東京都出身。スカウトされて芸能界入りを果たし、園子温監督『紀子の食卓』(05)で映画デビュー、第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞を果たす。

オーディションを経て主演に抜擢された蜷川幸雄監督作品『蛇にピアス』(08)では、体を張った演技が大きな話題となり、第32回日本アカデミー賞 新人俳優賞などを受賞、実力派女優として注目される。

以降、『僕等がいた 前篇・後篇』(11)、『婚前特急』(11)、など話題作での主演を重ね、ヒロインを務めた『横道世之介』(13)も大きな話題に。主演作『ユリゴコロ』(17)では第41回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞を受賞。

TVドラマにも多数出演しており、NHK連続テレビ小説『花子とアン』(14)でお茶の間の知名度を高める。以降も『東京タラレバ娘』(17)、『正義のセ』(18)、『わたし、定時で帰ります』(19)、現在放送中の『知らなくていいコト』(20)など、多数の話題作で主演を務めている。

三木孝浩監督の『きみの瞳(め)が問いかけている』が2020年公開予定。

蛇にピアス』(2008)

蛇にピアス

芥川賞を受賞した金原ひとみの同名小説を、世界的な演出家である蜷川幸雄が監督を務め、実写映画化。入れ墨やピアスによる肉体改造に溺れる女性を、バイオレンスな描写を交えながら描く。

19歳のルイ(吉高由里子)は、全身にピアスや入れ墨をした青年アマ(高良健吾)と、彫り師シバ(ARATA)に出会う。ルイは2人と関係を重ね、自身の舌にピアス、背中に入れ墨を施し、痛みの中に感じる快楽にのめり込んでいくが、それでも何か満たされない思いを抱えていた。

本作で単体作品初主演を務めた吉高由里子は、主人公の少女・ルイを熱演。痛みと快楽に溺れながらも絶望感を抱く女性を、フルヌードも披露しながら体当たりで演じ、大きな話題を呼んだ。本作で第32回日本アカデミー賞 新人俳優賞などに輝き、若手演技派女優の仲間入りを果たした。

蛇にピアス

重力ピエロ』(2009)

重力ピエロ

直木賞候補作となった伊坂幸太郎の同名ベストセラー小説を、『Laundry ランドリー』『見えない目撃者』などの森淳一監督が実写映画化。ある事件を通して、過去の悲しい出来事と対峙する兄弟を描いたヒューマンミステリー。

大学院で遺伝子の研究に励む兄・奥野泉水(加瀬亮)と、芸術的才能を持ち自分はピカソの生まれ変わりだと思っている弟・春(岡田将生)。街で発生する連続放火殺人事件の手掛かりに気付いた2人は、事件の真相解明に乗り出すが、その中で自身の家族の過去も明らかになっていく。

吉高由里子が演じたのは、春のことを追いかける謎めいた美女・夏子。展開の鍵を握る役どころを熱演している。

重力ピエロ

GANTZ』(2010)

GANTZ

大ヒットを記録した奥浩哉の同名SFコミックを、『アイアムアヒーロー』『キングダム』などの佐藤信介監督が実写映画化。謎の球体の召喚により、不条理な闘いを余儀なくされた若者の苦悩と葛藤を、二宮和也・松山ケンイチのダブル主演で描く。本作は前編であり、後編『GANTZ: PERFECT ANSWER』(11)との2部作構成となる。

偶然再会した幼なじみの玄野計(二宮和也)と加藤勝(松山ケンイチ)は、駅で電車に轢かれて命を落とす。しかし、謎の黒い球体“GANTZ”の命令により、異形の星人たちとの闘いに身を投じていく。

吉高由里子が演じたのは、玄野の大学の同級生・小島多恵。玄野に思いを寄せており、GANTZ召喚後の玄野の変化に不安を覚えている。SFアクションの中で展開されるピュアなラブストーリーに注目したい。

カメリア』(2011)

カメリア

釜山を舞台に、タイ・日本・韓国の3人の監督の作品からなるオムニバス。タイのウィシット・サーサナティヤン、韓国のチャン・ジュナン、日本の行定勲が、“愛”をテーマにした物語を展開する。

行定勲が監督を務めた「Kamome」では、撮影監督パク・ヨンス(ソル・ギョング)と、謎めいた美女(吉高由里子)との恋が描かれる。

「Kamome」でヒロインを務めた吉高由里子が演じたのは、夜の街を裸足で歩いているという謎の美女。初出演となる行定監督作品で、静かな存在感と透明感をみせている。

カメリア

僕等がいた 前篇』(2011)

僕等がいた

TVアニメ化もされた小畑友紀の大人気同名少女コミックを、『ソラニン』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など、青春ラブストーリーに定評のある三木孝浩監督が実写映画化。前後編の2部構成となる。悲しい過去を引きずる男子高校生と、彼に思いを寄せる女子高生の切ない恋愛模様を綴る。

クラスの人気者の矢野元晴(生田斗真)は、恋人を事故で失った過去が原因で心に傷を抱えていた。そんな矢野に好意を抱く高橋七美(吉高由里子)は、持ち前の明るさで矢野の心を次第に開いていく。やがて2人は交際を始めるが……。

主演を務めた吉高由里子が演じたのは、明るく無邪気だが泣き虫の高校生・高橋七美。矢野に一途でピュアな恋心を抱く等身大のヒロインを熱演し、同世代の女性を中心とした多くの人の共感を集めた。

僕等がいた 前篇

婚前特急』(2011)

婚前特急

自由気ままな恋愛を楽しむ女性が、本当の恋を見つめ直していくさまを描いたラブコメディ。本作が長編デビュー作の新鋭・前田弘二が監督を務める。

24歳のOL・池下チエ(吉高由里子)は、時間を有効活用するため5人の男性と同時に付き合っていた。しかし親友・浜口トシコ(杏)の突然の結婚がきっかけで、5人の彼氏を“査定”し、本当の相手を見極めようとする。

『蛇にピアス』以来3年ぶりの主演を務めた吉高由里子は、自由奔放な恋愛を楽しむOL・池下チエを熱演。“5股”をかける破天荒な女性を、嫌味なくチャーミングに演じている。本作で第33回ヨコハマ映画祭 主演女優賞を受賞。

婚前特急

カイジ2 人生奪回ゲーム』(2011)

カイジ2

TVアニメ化もされた福本伸行の大人気コミック「カイジ」シリーズを実写映画化。『カイジ 人生逆転ゲーム』に続く実写化2作目となり、3作目『カイジ ファイナルゲーム』が公開中。監督は3作品全て佐藤東弥が手掛ける。多額の借金を負った青年が、大金をかけて命がけのゲームに挑むさまを描く。

ゲームに勝利し借金を帳消しにした伊藤カイジ(藤原竜也)だったが、再び多くの借金を抱えてしまう。カイジは、負け組の仲間たちと共に、10億円以上を稼げるモンスターパチンコに挑戦する。

吉高由里子が演じたのは、カジノの店員・石田裕美。1作目からの続投となり、本作ではメインキャストとしてカイジと行動を共にする。

カイジ2 人生奪回ゲーム

横道世之介』(2013)

横道世之介

吉田修一による同名青春小説を、『南極料理人』などの沖田修一監督が実写映画化。長崎から上京したお人好しの青年と恋模様、周囲の人々の生き様を、ユーモアを交えながら描く。

時は1980年代、長崎の田舎町から大学進学のために上京した横道世之介(高良健吾)は、空気が読めずにどこかズレているが、周りの人を惹きつける不思議な魅力を持つお人好しの青年。その人柄で、多くの友人やガールフレンドに恵まれる。

吉高由里子が演じたのは、世之介に恋心を抱く女性・与謝野祥子。世間知らずの天真爛漫なお嬢様で、世之介への強引なアタックにも一途さが見え隠れする、可愛らしい女性を好演している。

横道世之介

ユリゴコロ』(2017)

ユリゴコロ

“イヤミス”(嫌な後味が残るミステリー)の女王と称される沼田まほかるの同名小説を、『君に届け』『近キョリ恋愛』などの熊澤尚人が監督・脚本を手掛け、実写映画化。殺人を心の拠り所とする女性の運命を、悲哀を交えて描いたミステリー。

婚約者の失踪、父の余命宣告と予期せぬ事態に次々と見舞われた亮介(松坂桃李)は、実家の父の書斎で「ユリゴコロ」と書かれたノートを見つける。そこには、美紗子(吉高由里子)という女性の殺人の記録が綴られていた。

主演を務めた吉高由里子は、殺人でしか心を満たすことができない女性・美紗子を熱演。静かな狂気と葛藤を併せ持つ難役を見事に演じ、第41回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞を受賞した。

ユリゴコロ

きみの瞳(め)が問いかけている』(2020)

きみの瞳(め)が問いかけている

2011年の韓国映画『ただ君だけ』を、三木孝浩監督がリメイク。吉高由里子と横浜流星のダブル主演でおくる純愛ストーリー。

事故で家族と視力を失った柏木明香里(吉高由里子)は、小さな楽しみを見つけて毎日を前向きに生きていた。ある日明香里は、管理人と間違えて篠崎塁(横浜流星)という男性に話しかけてしまう。塁は将来を期待されていたキックボクサーだったが、ある事件により心を閉ざし、その日暮らしを送っていた。明香里の存在に少しずつ心を開いていく塁だったが、残酷な運命が2人を待ち受けていた……。

三木孝浩監督とは「僕等がいた」 前後篇以来のタッグとなる吉高由里子は、天涯孤独であり視力を失った女性・柏木明香里という難役に挑む。2020年秋公開予定。

【文・ココネコ】

(C)2008「蛇にピアス」フィルムパートナーズ(C)2009「重力ピエロ」製作委員会(C)2010 BALCON/SIDUS FNH(C)2012「僕等がいた」製作委員会 (C)2002小畑友紀/小学館(C)2011「婚前特急」フィルム・パートナーズ(C)福本伸行・講談社/2011「カイジ2」製作委員会(C)2013「横道世之介」製作委員会(C)沼田まほかる/双葉社 (C)2017「ユリゴコロ」製作委員会

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