『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』公開記念!まだまだある!おバカコンビ映画

気づいたら映画ファンになっていた

松平光冬

11月20日に公開される、『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』。

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前作『ジム・キャリーはMr.ダマー』と同じく、ジム・キャリー演じるロイドと、ジェフ・ダニエルズ演じるハリーの“迷”コンビが復活。相変わらずのおバカっぷりを披露してくれます。

20年前に作られた前作は、「おバカコンビもの」なるジャンルの代名詞となっていますが、もちろん他にも、ひと騒動もふた騒動も起こすおバカコンビ映画は無数にあります。

ではここで、『バカMAX!』を観る上での参考(?)として、おバカコンビが活躍する映画をいくつかご紹介します。

ロックがあれば何もいらない:『ウェインズ・ワールド』

ウェインズ・ワールド

『ジム・キャリーはMr.ダマー』と並ぶ、おバカコンビ映画の代名詞ともいえる作品で、元々は人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のトークコーナーを映画化したもの。

ロック好きの青年、ウェインとガースが地下室からケーブル放送するロック番組の人気に目を付けたTVプロデューサーと、ウェインが一目ぼれした美女が絡んでのドタバタを、ロックの名曲を織り交ぜながら描いています。

ウェイン達が車中でクイーンの「ボヘミアン・ラプソティ」を熱唱してヘッドバンキングするシーンが話題となり、なんとこの曲が全米チャート上位に再びランクインするという相乗効果も生みました。

実在のロックミュージシャンも本人役で多数出演するなど、とにかくロック好きの人にはたまらない作品です。

キアヌの“若気の至り演技”が見もの:『ビルとテッドの大冒険』

billandtedadv

出典:https://www.movieposter.com/poster/MPW-35927/Bill_and_Ted_s_Excellent_Adventure.html

若手時代のキアヌ・リーヴスがボサボサ頭の高校生を演じている、今となっては貴重な作品。

ビルとテッド(キアヌ)のバカ高校生コンビが、歴史のレポートを書くために、過去にタイムトラベルをして歴史上の偉人達を誘拐していくという、あらすじを読んでいるだけで頭を抱えたくなる内容です。続編の『ビルとテッドの地獄旅行』も、かなり常軌を逸した作品です。

現在、日本で公開中の『ジョン・ウィック』でのクールでスタイリッシュな殺し屋役が信じられない、キアヌのハチャメチャ演技が見ものです。

出てくるのはダメ人間ばかり?:『ぼくたちの奉仕活動』

ぼくたちの奉仕活動

交通事故を起こしてしまった二人のサラリーマンが、更生プログラムとして問題児たちの世話をする羽目になります。大人も子供も揃ってダメ人間という、ダメダメ尽くしの映画ですが、しっかり人間として成長していく様を描いています。

『アメリカン・パイ』シリーズなどでノー天気な役柄を得意とするショーン・ウィリアム・スコットと、先の『アントマン』でブレイクしたポール・ラッドのコンビが、実にハマっています。

おバカコンビVS美女軍団:『ゾルタン★星人』

ゾルタン

前夜の記憶を失くしてしまった究極のおバカコンビ・ジェシーとチェスターが、同じく前夜に紛失した愛車を探す旅に出るも、様々な美女が行く手を妨害する…という、お色気要素多めの『ハングオーバー』のような『メメント』のような作品。

ショーン・ウィリアム・スコットがここでも出演し、アシュトン・カッチャーと息の合った(?)ボンクラ演技を見せてくれます。

後にドラマ『エイリアス』や『デアデビル』で人気を博すジェニファー・ガーナーが、脇役で出演しています。

おバカコンビが他人の結婚式をかき回す!:『ウェディング・クラッシャーズ

ウエディング・クラッシャーズ

赤の他人の結婚式に忍び込み、式を盛り上げながら女の子をナンパしまくるのが趣味という、お調子者コンビの恋愛騒動を描いています。オーウェン・ウィルソン&ヴィンス・ヴォーンという、コメディ映画の常連スターが揃っている以上、お話がシリアスになるはずがありません。

アメリカではこの映画を機に、実際に見ず知らずの人をサプライズで結婚式に乱入させて盛り上がる事が流行ったとか。

脇役で、『アメリカン・スナイパー』などで今や大スターとなったブラッドリー・クーパーが出演している点も注目です。

名作映画をDIYでリメイク:『僕らのミライへ逆回転』

僕らのミライへ逆回転

『オレンジカウンティ』や『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』など、おバカコンビ映画への出演が多いジャック・ブラックですが、ここはあえて別の作品を。

レンタルビデオ店のVHSビデオを誤って全部消してしまったダメ店員(ブラック)が、モス・デフ扮する友人と組んで自分たちの手で映画を作り直すという、大胆にして無謀すぎる行動に出るのですが…

DIY精神で『ゴーストバスターズ』や『ロボコップ』、『2001年宇宙の旅』などをリメイクする様はバカバカしい事この上ないですが、全編映画愛に満ちたハートフルな作品となっています。

オジサンニートが大暴れ!:俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』

俺たちステップ・ブラザース

40代にもなるのに自立できずに親のスネをかじる中年男二人が、親の再婚を機に義理の兄弟になってしまう、というお話。

ウィル・フェレルとジョン・C・ライリーが、いい年してケンカしたり、仲直りしたり、更には日本刀を振り回したりと、トムとジェリーよろしく、「仲良くケンカしな」状態なのが痛快です。

どの映画でも演じる役柄がほとんど変わらないウィル・フェレルは、“おバカ映画の帝王”といっても過言ではありません。

Mr.ダマーは日本にもいた!:「バカ兄弟」(『ドリフ大爆笑』より)

番外編として、映画ではありませんがザ・ドリフターズの番組『ドリフ大爆笑』内のコント、「バカ兄弟」も挙げましょう。

実は、バカ兄弟が織りなすシュールなやり取りは、実は『Mr.ダマー』のロイド&ハリーにかなり近かったりします。兄役のいかりや長介の髪がオカッパなのも、ロイドとそっくり。

ちなみにロイドのオカッパ頭は、演じるジム・キャリー本人が子供の頃にしていたヘアスタイルを再現しているのだとか。

人間の成長&絆が観たいなら、おバカコンビ映画を観るべし

いかがでしょうか。少しは参考になったでしょうか?(「バカ兄弟」はおいといて…)

中には、初めて作品名を知ったという人もいるのではないでしょうか。というのも、残念な事にこうしたコメディ映画は、日本だと劇場公開されずにDVDスルーとなる事が多いです。

確かに、海外の世相やライフスタイルを反映したギャグが多く盛り込まれたりするので、どうしても我々日本人には分かりにくい部分があるのも事実。

ただ、こうしたジャンルの映画の良い所は、端的に「人間の成長&絆」を分かりやすく描いている点にあります。

主人公がいくらおバカでどうしようもなくても、劇中なにかしらの教訓を得る事で成長していきます。そして何より、コンビ間の絆の素晴らしさを垣間見る事ができます。

笑える上に、人間の成長と絆が観られる――おバカコンビ映画こそ最適ではないでょうか。

バカMAX!』に少しでも関心を持たれた方は、是非とも他のおバカコンビ映画にも目を向けて頂けたら幸いです。

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  • sawak
    3.5
    マス・カキ湾、頭から離れない。 腎臓をメキシコで摘出したと思ってたら実はポーク・チョップ持たされてたわ〜とかいう下りで泣くほど笑った。何が面白いのかわからないけど。 バカ映画のくせして、ラストにややどんでん返し仕込むのやめろ。
  • あさの
    2.9
    TheB級コメディ、くだらなすぎて、笑っちゃう。 あるシーンで大爆笑した思い出がある。 暇な時なら見る価値あり笑
  • R
    -
    記録
  • suto
    3.5
    何も考えたくないときにおすすめ
  • omoitsukanaiyo
    2.9
    頭空っぽで見る映画
「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」
のレビュー(2270件)