【公開20周年記念】 今 敏監督『パプリカ』4Kリマスター版 8月7日(金)より全国拡大上映決定! 20周年を祝うイベントや商品も登場!

Filmarksの上映プロジェクト

Filmarksリバイバル


©2006 MADHOUSE/Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.

国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス Filmarks(フィルマークス)のリバイバル上映プロジェクトにて、劇場公開20周年を記念してパプリカ』4Kリマスター版を8月7日(金)より全国上映することが決定!
2026年1月のリバイバル上映が大きな反響を呼んだ『パプリカ』。
上映規模を拡大し、この夏《悪夢のパレード》は全国へ!
さらにはコラボイベントや関連商品も多数登場!『パプリカ』の世界と現実が接続します!

«第一の夢»
2026年8月7日(金)より全国拡大上映!

「夢が犯されていく──」
監督 今 敏×原作 筒井康隆×制作 マッドハウスによる≪夢≫のコラボレーション!
各国の映画祭でも高い評価を受けた、映画史上に輝く名作アニメーション『パプリカ』。

今 敏の緻密で豪華な映像美と、平沢進の音楽世界…。4Kリマスターにより更に輝きを増した本作が、公開20周年である2026年──ふたたび全国のスクリーンを侵食します!

圧倒的な映像美と独創的なアイデアによって描き出される、無意識の世界と人間の深層心理。
現実と夢が交錯する映像表現は、色褪せず鮮烈な驚きと興奮をもたらします。

世界中のクリエイターに影響を与え続ける、今 敏監督の唯一無二の傑作『パプリカ』。4Kリマスターによってさらに鮮やかに蘇った夢と狂気の世界を、ぜひ劇場の大スクリーンでご体感ください!

2026年8月7日(金)より上映開始。なお、本企画ではオリジナルの入場者特典の配布も実施予定。詳細は後日発表いたします。

【『パプリカ』4Kリマスター版 公開情報】

『パプリカ』4Kリマスター版

公開日:2026年8月7日(金)より上映
公開劇場:全国100館(公開劇場は順次追加予定です)
※公開劇場は順次追加予定。Filmarksリバイバル公式X(@Filmarks_ticket)でお知らせいたします。
※劇場により、上映日・上映期間が異なります。

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、Filmarks
お問い合わせ:Filmarks

【『パプリカ』4Kリマスター版 公開劇場】

【追加劇場】
[東京]CINEMA NEKO(9/18〜)
[新潟]ガシマシネマ
[兵庫]パルシネマしんこうえん(8/21〜)
[鳥取]シネマドア(9/4〜)
[高知]キネマミュージアム(8/21〜)

【先行上映】
[東京]新宿ピカデリー(7/17〜、8/7〜)
[京都]出町座(7/31〜)

【劇場一覧】
[北海道]札幌シネマフロンティアイオンシネマ旭川駅前(8/14〜)
[青森]イオンシネマ新青森(8/14〜)
[岩手]イオンシネマ江釣子
[宮城]MOVIX仙台
[秋田]AL☆VEシアター supported by 109シネマズ御成座
[山形]MOVIE ON やまがた
[福島]イオンシネマ福島まちポレいわき
[茨城]MOVIXつくばイオンシネマ守谷
[栃木]MOVIX宇都宮
[群馬]イオンシネマ高崎
[埼玉]MOVIXさいたまイオンシネマ浦和美園川越スカラ座(8/8〜)、イオンシネマ春日部深谷シネマ(8/9〜)、OttO(9月)
[千葉]ユナイテッド・シネマ幕張キネマ旬報シアター(8/8〜)、USシネマ千葉ニュータウンイオンシネマ市川妙典(8/14〜)
[東京]新宿ピカデリー(7/17〜、8/7〜)、109シネマズプレミアム新宿池袋HUMAXシネマズMOVIX亀有ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場109シネマズ木場(8/14〜)、目黒シネマ(8/9〜)、キネカ大森イオンシネマ板橋イオンシネマ シアタス調布(8/14〜)、MOVIX昭島Stranger(8/21〜)、シアターギルド代官山(9/11〜)、Morc阿佐ヶ谷(8/14〜)、CINEMA NEKO(9/18〜)
[神奈川]イオンシネマ港北ニュータウンイオンシネマみなとみらい(8/14〜)、109シネマズ川崎(8/14〜)、イオンシネマ新百合ヶ丘シネコヤ(8/13〜)、イオンシネマ座間小田原コロナシネマワールド
[新潟]高田世界館ガシマシネマ
[富山]ほとり座(8/8〜)
[石川]イオンシネマ金沢フォーラス
[山梨]CineYama
[長野]長野相生座・ロキシーイオンシネマ松本(8/14〜)、上田映劇
[岐阜]イオンシネマ各務原(8/14〜)
[静岡]静岡シネ・ギャラリーシネマイーラ(9/11〜)
[愛知]109シネマズ名古屋イオンシネマ名古屋茶屋安城コロナシネマワールドユナイテッド・シネマ豊橋18ミッドランドシネマ名古屋空港イオンシネマ長久手
[三重]イオンシネマ津南(8/14〜)
[滋賀]ユナイテッド・シネマ大津
[京都]イオンシネマ京都桂川出町座(7/31〜)
[大阪]なんばパークスシネマテアトル梅田イオンシネマ シアタス心斎橋(8/14〜)、Theater Aimyou/シアターエミュ(8/28〜)、イオンシネマ茨木イオンシネマ大日(8/14〜)
[兵庫]kino cinéma神戸国際イオンシネマ加古川(8/14〜)、塚口サンサン劇場ヱビスシネマ。パルシネマしんこうえん(8/21〜)
[和歌山]イオンシネマ和歌山
[鳥取]シネマドア(9/4〜)
[岡山]イオンシネマ岡山
[広島]サロンシネマシネマ尾道(8/15〜)
[山口]MOVIX周南
[徳島]イオンシネマ徳島(8/14〜)
[香川]イオンシネマ宇多津(8/14〜)
[高知]キネマミュージアム(8/21〜)
[福岡]KBCシネマユナイテッド・シネマなかま16イオンシネマ大野城(8/14〜)
[佐賀]109シネマズ佐賀(8/14〜)、シアター・シエマ(8/21〜)
[長崎]シネマボックス太陽
[熊本]熊本ピカデリー
[大分]大分シネマ5(8/8〜)、日田シネマテーク・リベルテ(8/29〜)
[宮崎]宮崎キネマ館
[鹿児島]ガーデンズシネマ
[沖縄]シネマパレット

※熊本ピカデリーは営業状況により上映なしとなる可能性がございます

※上映劇場が変更となる場合があります。
※チケット販売は、各劇場にて行います。
※1,700円均一(各種サービスデーや他の割引サービスはご利用いただけません)。
※プレミアムシート等により料金が異なる場合がございます。
※上映日や上映時間は各劇場からの発信をご確認ください。
※4K素材での上映ですが、劇場やスクリーンによって2K上映となる場合があります。

«第二の夢»
公開25周年『千年女優』×公開20周年『パプリカ』 POP UP STORE 開催決定!


今 敏監督作品 公開25周年『千年女優』×公開20周年『パプリカ』 POP UP STORE が、ジェイアール京都伊勢丹にて開催決定!
『千年女優』の POP UP STOREは史上初!

東西両都が夢に包まれる…西の都「京都」は≪千年の夢≫。
公開25周年『千年女優』×公開20周年『パプリカ』 POP UP STORE 開催決定!
今 敏監督作品『千年女優』と『パプリカ』2作品の限定アイテムを販売するPOP UP STOREを、ジェイアール京都伊勢丹にて開催いたします。
本年公開25周年を迎える『千年女優』は史上初のPOP UP STORE開催!、『パプリカ』は大好評のまま幕を閉じたCALTLAによるコラボアイテムが勢ぞろい!
会場では「千年の美しい夢」を詰め込んだアパレルなど限定アイテムを販売予定です。商品情報などの詳細は、続報をお待ちください。

開催場所: ジェイアール京都伊勢丹 3F=ザ ステージ#3
開催期間: 7月29日(水)~8月4日(火)

«第三の夢»
『PERFECT BLUE×パプリカ POP UP STORE』 開催 決定!


今 敏監督作品 『PERFECT BLUE×パプリカ POP UP STORE』が
新宿マルイ アネックス、なんばマルイ、博多マルイの3店舗にて開催決定!

東西両都が夢に包まれる…東の都「東京」は≪妄執の夢≫。
東京・新宿を皮切りに今 敏監督作品『PERFECT BLUE×パプリカ POP UP STORE』が新宿マルイ アネックス、なんばマルイ、博多マルイの3都市にて巡回開催!
監督デビュー作でありアニメーション初の本格サイコサスペンス『PERFECT BLUE』と、本年が20周年イヤー!現実と夢が交錯する唯一無二の世界を描いた『パプリカ』。
「妄執と現実」の境界が揺らぐ、今 敏監督 2作品のグッズを販売いたします。商品情報については続報をお待ちください。

会場/会期
・新宿マルイ アネックス 6階 カレンダリウム6
7月17日(金)~7月26日(日)

・なんばマルイ 5階 イベントスペース
8月7日(金)~8月16日(日)

・博多マルイ 5階 イベントスペース
9月4日(金)~9月13日(日)

『PERFECT BLUE×パプリカ POP UP STORE』についてはこちら
https://www.0101.co.jp/405/info/index.html?contents_id=1123

«第四の夢»
新宿ピカデリー 、7月17日(金)より先行上映開催!


8月の全国拡大上映に先駆けて、新宿ピカデリーにて『パプリカ』4Kリマスター版の先行上映を開催!

新宿マルイ アネックスでの『PERFECT BLUE×パプリカ POP UP STORE』開催を記念して、新宿ピカデリーでは、いち早く『パプリカ』をスクリーンでお楽しみいただける特別上映を実施。
スクリーンと新宿マルイ アネックスのPOP UP STORE、夢と夢が繋がり、さらに悪夢は巨大になっていきます。映画『パプリカ』4Kリマスター版の上映と合わせてマルイでのお買い物もお楽しみください。

新宿ピカデリー 7月先行上映
公開日: 2026年7月17日(金) 〜 7月23日(木) 一週間上映
公開劇場: 新宿ピカデリー

※7月23日(木)の上映終了後、8月7日(金)より改めて上映がスタートいたします

«第五の夢»
『パプリカ』4K UHD+ブルーレイセット発売!


公開20周年記念!パプリカ 4K UHD + ブルーレイ セット 9/9(水)発売!

発売日:2026年9月9日(水)
価格:12,980円(税込)
法人別オリジナル特典や、数量限定早期予約特典もお見逃しなく!
★ご予約はこちらから:https://lnk.to/fDr3Ddrx

映画史上に輝く名作アニメーションが、4Kリマスターによる鮮烈な映像と、ドルビーアトモスの極上音質となって、再び現実を侵食します!

『パプリカ』公開20周年を記念して、さらに鮮やかになった≪悪夢≫をお届け!
監督:今 敏×原作:筒井康隆×制作:マッドハウスによる≪夢≫のコラボレーション作品が、4Kリマスターとドルビーアトモス/ドルビー TrueHD 7.1chで、光も音もさらに鮮やかに生まれ変わる!夢と現実が複雑に交錯する鏡面仕上げのアウターケースなど、豪華特典もお見逃しなく!
今 敏の映像美と、平沢進の音楽世界を存分にお楽しみください。

発売・販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
権利元:「パプリカ」製作委員会
© 2006 MADHOUSE / Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.

«第六の夢»
筒井康隆『パプリカ』(新潮文庫)、映画公開20周年記念限定カバーで発売!


筒井康隆が1993年に発表した長編SF小説『パプリカ』の新潮文庫が、映画公開20周年を記念して、限定カバーとして発売します。
映画『パプリカ』の多くのシーンから切り取ったキャラクターを表紙に配置し、20周年をお祝いする今だけの特別なカバーとなっています。従来のカバーの上に特別カバーが巻かれた「ダブルカバー仕様」となっています。価格は通常版と変わらず、大変お得な限定版です。
2026年7月9日(木)頃より順次全国の書店で展開予定。

原作小説の詳細ページはこちら▼
https://www.shinchosha.co.jp/book/117140/
※書影の画像はイメージです。

【パプリカ映画公開20周年記念限定カバーの概要】
[発売日]2026年7月9日(木)頃より、順次全国の書店で販売
[発売タイトル]新潮文庫『パプリカ』筒井康隆
[価格]定価:本体850円(税抜き)

[あらすじ]
精神医学研究所に勤める千葉敦子はノーベル賞級の研究者/サイコセラピスト。だが、彼女にはもうひとつの秘密の顔があった。他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカ。人格の破壊も可能なほど強力な最新型精神治療テクノロジー「DCミニ」をめぐる争奪戦が刻一刻とテンションを増し、現実と夢が極限まで交錯したその瞬間、物語世界は驚愕の未体験ゾーンに突入する!

「筒井康隆」プロフィール
1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌に掲載された「お助け」が江戸川乱歩に認められて〈宝石〉に転載され、プロデビュー。1965年、第一作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。1997年、パゾリーニ賞、2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。2002年、紫綬褒章受章。2010年、菊池寛賞、2017年、『モナドの領域』で毎日芸術賞を受賞。他に『家族八景』など七瀬三部作、『時をかける少女』、『敵』、『不良老人の文学論』、『筒井康隆自伝』等著書多数。最新作は『筒井康隆、九十歳のあとさき』。

【『パプリカ』4Kリマスター版作品情報】


©2006 MADHOUSE/Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.

2006年製作/日本/90分
https://filmarks.com/movies/17571

監督:今 敏
原作:筒井 康隆
脚本:水上 清資/今 敏
製作:マッドハウス、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
アニメーション制作:マッドハウス
出演:林原めぐみ、江守徹、堀勝之祐、古谷徹ほか

作品公式X:https://x.com/PERFECTBLUE228(@PERFECTBLUE228)

<あらすじ>
精神医療研究所が開発した、他人の夢を共有できる画期的テクノロジーDCミニが盗まれた。それを機に研究員たちは次々に奇怪な夢を見るようになり、精神を冒されていく。謎の解明に挑む美人セラピスト千葉敦子は、極秘のセラピーを行うため、性格も容姿もまったく別人の夢探偵パプリカに姿を変え、クライアントの夢の中へと入り込む。しかし、狂ったイメージに汚染された夢の中では、おぞましい罠がパプリカを待ち受けていた…。

【Filmarksリバイバルとは】


Filmarksリバイバルは、国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks」が企画するリバイバル上映プロジェクトです。過去の名作に新たな光を当て映画館で鑑賞する機会を増やし、映画文化を未来の世代へ伝えていく活動を行っています。

【Filmarksリバイバル上映】
X:https://twitter.com/Filmarks_ticket(@Filmarks_ticket)
Instagram:https://www.instagram.com/filmarks_revival/(@filmarks_revival)
オフィシャルサイト:https://revival.filmarks.com/


<上映>についてのお問い合わせ
株式会社つみき Filmarksリバイバル上映担当:細谷
お問い合わせ先:premium-ticket@filmarks.com

<POP UP SHOP・Blu-rayほか>についてのお問い合わせ
〒164-0012
東京都中野区本町3-23-3 新中野AM1ビル 3F
株式会社マッドハウス
コンテンツ推進本部
企画開発部 副主任
青木 晴菜
aoki@madhouse.co.jp
TEL 03-5308-3963
FAX 03-5308-3961

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  • ミシンそば
    4.8
    次回作準備中に急逝した今敏監督の、劇場公開作品としては遺作となってしまった作品。 筒井康隆著の長編SFを原作に、今敏らしいグロテスクな色合いの幻想表現で畳みかける90分。 今敏の劇場公開作品はこれでようやく、四作全部観た(脚本のみ担当の「MEMORIES」はまだ観てないけど)。 「夢」を主題にしているだけあって、今敏がアニメーションだからこそ出来る表現を極限まで煮詰め、突き詰めた仕上がりと言ってよく、映画好きだがそこに過去のトラウマを抱えているキャラが出ている分、映画愛のような演出が多分に盛り込まれていて、そこを筆頭に極めてエログロやミュージカル、ホラーや風刺など、雑多で多量な要素がこの映画の中には躍動している。 主人公のパプリカ/千葉敦子と言う相反する存在対比もかなり楽しく、あっちゃんはクールな出で立ちだったけど中身はパプリカで相違ないんだなってのがすごくよく分かる。 グロテスクな表現もかなり多いけど、観終わった後の感想は割りかしスッキリしていて胃に残り過ぎない感じだった。
  • 悪本不真面目
    5
    柔らかいから、面白い 私が最初に「柔らかい」と感じたのは 主人公パプリカが齧ったハンバーガーを見た時だ。 その柔らかいパンはリアリティ表現と受け取ることもできるが、 それにしても、こんなにも「柔らかい」ものかと感じた。 つまりは生々しいのである。 「夢の世界」を行き来する今作を担う 面白さは、変幻自在可能な「柔らかさ」が もたらしているのではないだろうか。 夢を見た時、どこか強烈に感じても次第に形を失い、 思い出そうとしてもいつのまにか消えていることがある。 まるで雲のようだ。 ただ白や黒といった空の上の雲とは違い、色とりどりである。 それは人間の中から現れた雲だからだ。 人間は十人十色というように様々な色を持つ動物だ。 この映画にはどこか、私の雲があるように それを掴もうとしてもすぐ消えてしまうが それはいつのまにか私の内部に侵入し 渦巻いて混ざっていく。まるで融合だ。 この「柔らかさ」は何もかも許されるほどの 愛嬌がある。全てを受け入れてくれる包容力がある。 ただ私たちに痛みを与えないとは限らない。 生生しいこの「柔らかさ」は 現実を超越し超現実的世界を私たちに与える しかしそれは常に私たちの中にいたのだ。 全てが許されるこの世界は 陽気なピアニストの戯れ牧場、鹿逃がして そしたら彼女がそっぽを向き 牛の代わりに私をビンタし 私はカウボーイとのジャンケンに負けてしまい 敗北感という牛乳を風呂上りでもないのに 飲み干してしまうのだ。 この映画は「柔らかい」と言ったが、 「硬い」ところがない訳ではない。 ただ視覚的には硬さは見受けられない。 あえて言うなら、主人公が胸を触られるシーンがあるが その時にぷるんとした張を感じたくらいだ。 それは、硬めのプリン程度の硬さにすぎず 柔らかいよりだ。 ただ聴覚は違う。この作品、私はこの監督の作品は 「パーフェクトブルー」を観たが、そこでも感じた通り BGMがほとんどない。 超現実的なものを表現しているが、現実に引き戻す。 シンと静まり返るシーンに、思わず振り向きたくなる音。 それは床を歩く硬い足音、段ボールを動かす音 この映画は「音」によって私たちに現実の「硬さ」を 教える。 なぜ必要なのか それは超現実的世界は現実を超えてこそ存在するもので 現実なくしては存在あり得ないからだろう。 夢もそうだ。現実を経由しなければ存在なんて出来ない。 この作品の登場人物たちもそうで 主人公パプリカは、主人公の別の姿なのだが 何故パプリカはこう無邪気な性格なのか、 何故主人公の女性は太った天才に対して 「幼馴染のツンデレみたいな喋り方で叱る」のか 刑事のトラウマとは何か 何故彼は理事長に協力したか 何故理事長はこんなことをしたか。 などなど登場人物たちの心情がみえる。 それは至ってシンプルだったりする。 ここがこの映画がただの奇妙奇天烈な映像表現 だけではなく、多くの人にオススメしやすいところだろう。 恋や失恋、願いや嫉妬 気持ち悪くもあり、気持ちよくもある 捨てた方がよくもあり、大事に保管する方がよくもある。 そんな心が物語を、人を動かしている。 その心もまた、柔らかい故に あらゆる姿に変幻自在だ。 だから、めっぽう面白い。 御代官様に万歳胴上げ 忍者の悪だくみに 敬礼をして、カツラを奪え 禿げ頭は明日への光へとなり 私はここで眠り、泥になろう。
  • gyoza
    -
    意味わからんすぎる、もう1回見なきゃ
  • ミトコンドリア
    3.8
    なんだかお洒落な作品でした
  • normal_forme
    3.9
    目が楽しい
パプリカ
のレビュー(127921件)