【2022年最新】映画好きが「センス良すぎ」と高評価するオシャレな映画とは?『mid90s ミッドナインティーズ』や『ベイビー・ドライバー』などハイセンスな映画16本

映画ファンから「オシャレ」と高評価が集まる映画まとめ。『mid90s ミッドナインティーズ』『わたしはロランス』『バッファロー’66』など全16本のあらすじ&キャスト情報をご紹介。

映画好きが「オシャレ!」と高評価する映画を16本セレクト。ファッションのオシャレさだけではなく、オシャレな雰囲気が漂うシーンや音楽、インテリアなど観ているだけで気分が高まる映画に浸ってみませんか?

 

※以下、2021年2月追加分(6本)

mid90s ミッドナインティーズ』(2018)

1990年代半ばのロサンゼルス。13歳のスティーヴィー(サニー・スリッチ)は兄のイアン(ルーカス・ヘッジズ)、⺟のダブニー(キャサリン・ウォーターストーン)と暮らしている。⼩柄なスティーヴィーは⼒の強い兄に全く⻭が⽴たず、早く⼤きくなって彼を⾒返してやりたいと願っていた。そんなある⽇、街のスケートボード・ショップを訪れたスティーヴィーは、店に出⼊りする少年たちと知り合う。彼らは驚くほど⾃由でかっこよく、スティーヴィーは憧れのような気持ちで、そのグループに近付こうとするが……。

人気俳優ジョナ・ヒルが青春時代を過ごした90年代を舞台に初監督を務めた。A24らしいクリエイティビティに溢れた一作で、有名ブランドとコラボしたアイテムは即完売が相次いだ。

燃ゆる女の肖像』(2019)

画家のマリアンヌ(ノエミ・メルラン)はブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズ(アデル・エネル)の見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに恋におちる二人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた……。

『水の中のつぼみ』のセリーヌ・シアマ監督作。18世紀フランスを舞台に女性二人の恋愛が、全編絵画のような美しさで描かれている。『キャロル』『君の名前で僕を呼んで』の系譜に連なる作品で、2019年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を受賞した。

わたしはロランス』(2012)

モントリオール在住の国語教師ロランス(メルヴィル・プポー)は、恋人のフレッド(スザンヌ・クレマン)に「これまでの自分は偽りだった。女になりたい」と打ち明ける。それを聞いたフレッドは、ロランスを激しく非難するも、彼の最大の理解者であろうと決意する。あらゆる反対を押し切り、自分たちの迷いさえもふり切って、周囲の偏見や社会の拒否反応の中で、ふたりはお互いにとっての“スペシャル”であり続けることができるのか……。

『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』のグザヴィエ・ドラン監督作。10年にわたる、強く美しく切ない愛を描いたラブ・ストーリーである本作は、彼の代表作として知られる。

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リアリティ・バイツ』(1994)

90年代に生きる「ジェネレーションX」の若者たちの恋や友情を描く青春ドラマ。自分たちの世代のドキュメンタリーを制作することを夢見るリレイナ(ウィノナ・ライダー)は、強引に始まった4人の共同生活を利用し、仲間たちにカメラを向ける。

『LIFE!』のベン・スティラー監督作。イーサン・ホークのセリフ、「僕はこれだけで満足。タバコとコーヒーとおしゃべり。君と僕と5ドル。」は恋愛映画史に残る屈指の名台詞。

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バッファロー’66』(1998)

刑期を終え釈放されたビリー(ヴィンセント・ギャロ)は、母親との電話でいくつか嘘をついてしまう。いもしない妻を連れて帰らなくてはならなくなったビリーは、通りがかりのレイラ(クリスティナ・リッチ)を拉致し、妻のふりをするようにを強要する。渋々従うレイラであったが、彼の過去を知るにつれて、次第に好意を持つようになる。そんな中ビリーには、5年前彼を陥れたスコットへの復讐が残っていた……。

『ブラウン・バニー』のヴィンセント・ギャロが主演・監督・脚本を務めた。90年代のミニシアターブームの象徴的な一作でカルト的人気を誇る。クリスティナ・リッチのキュートな演技と個性的な世界観は多くの観客の心を惹きつけた。

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アニー・ホール』(1977)

アカデミー作品賞含む4部門を受賞したウディ・アレン監督がおくるロマンティック・コメディ。TVやナイトクラブで稼ぐ漫談芸人アルビー(ウディ・アレン)とクラブ歌手のアニー(ダイアン・キートン)、都会に生きる男女の出会いから別れの複雑な恋愛模様を描く。

主演2人のおしゃれなファッションは70年代のスタンダードとして有名。

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ぼくの伯父さん』(1958)

ぼくの伯父さん

プラスチック工場の社長夫人の兄ユロ(ジャック・タチ)は、変わり者であったが、社長の息子のジェラール(アラン・ベクール)だけはユロを慕っていた。しかし義理の兄の振る舞いを心配した社長はお節介を焼き、自分の工場で雇うことにするのだが……。

『のんき大将脱線の巻』(1950)で人気を博したフランスの巨匠ジャック・タチ監督によるコメディ。独特のユーモアと洗練された前衛的な映像表現が後の世代の作家たちに多大な影響を与えている。第11回カンヌ国際映画祭 グランプリ受賞。

スナッチ』(2000)

スナッチ

強盗団を率いるフランキー(ベニチオ・デル・トロ)はベルギーで86カラットのダイヤモンドを盗み出す。それをニューヨークマフィアのボスであるアビー(デニス・ファリナ)に届けなければならなかったが、裏ボクシングを仕切るターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)、裏ボクシングで賞金稼ぎをしようとするミッキー(ブラッド・ピッチ)らの間でダイヤモンドが揺れ動く。

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)で監督デビューを果たしたイギリスの鬼才ガイ・リッチー監督第2作目となるクライム・コメディ。ダイヤモンドの行方を巡って悪党たちがドタバタ劇を繰り広げていく展開が痛快。

胸騒ぎの恋人』(2010)

胸騒ぎの恋人

ゲイのフランシス(グザヴィエ・ドラン)は、ある日、親友のマリー(モニカ・ショクリ)とともにパーティに参加し、ひと際美しい青年ニコラ(ニールス・シュナイダー)に出会う。ニコラの思わせぶりな態度に翻弄されるフランシスとマリーであったが……。

『マイ・マザー』で監督デビューを飾ったグザヴィエ・ドランの監督第2作となる本作。ドランは脚本、主演、プロデュース、衣装を兼任。ゲイの青年とストレートの女性が同じ美青年に恋をし、独特な三角関係を形成するというドランならではの表現スタイルを堪能出来る。

胸騒ぎの恋人

シンプル・シモン』(2010)

シンプ

アスペルガー症候群のシモン(ビル・スカルスガルド)は、SFオタクで人と交わるのが苦手な青年。唯一の理解者は兄サム(マルティン・ヴァルストレム)だけだったが、自分のせいで兄が恋人にふられてしまったことから、シモンは兄の新しい恋人を探し始めるのだった。

本作が長編監督デビュー作となるアンドレアス・エーマンがアスペルガー症候群の青年の日常を描いたラブ・コメディ。主人公シモンを演じたビル・スカルスガルドは、スウェーデンの名優ステラン・スカルスガルドの息子。第83回アカデミー賞外国語映画賞スウェーデン代表作品に選ばれた。

シンプル・シモン

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』(2014)

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール

スコットランドのとある街で暮らすイヴ(エミリー・ブラウニング)は拒食症のため入院をしていた。作曲が得意なイブはある日、病院を抜け出してライヴハウスへ向かう。そこでギター青年ジェームズ(オリー・アレクサンダー)、キャシー(ハンナ・マリー)と出会ったことから3人は音楽活動を始めるのだった。

スコットランドのロックバンド「ベル・アンド・セバスチャン」のリードヴォーカルを担当するスチュアート・マードックが同名ソロアルバムを原作に映画化した青春ミュージカル。ヒロインを演じたエミリー・ブラウニングの歌唱力が話題となった他、ジェームズ役のオリー・アレクサンダーは自身が率いるバンドがUKチャート1位を獲得した。

アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』(2014)

アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生

世界のファッションをリードするニューヨークで独自のスタイルを確立するマダムたち。そんな彼女たちの生き様を紹介するのが人気ファッション・ブログ「Advanced style」。洗練されたニューヨーカーたちのファッション哲学に迫る。

ニューヨークのファッションシーンで独自のスタイルを貫き通し続けるニューヨーカー・マダムの姿を追ったファッション・ドキュメンタリー。シニア層向けのファッション・ブログ「Advanced style」の仕掛人であるアリ・セス・コーエンが製作を務め、友人の映像作家リオ・プライオプライトがカメラを回した。

アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生

カフェ・ソサエティ』(2016)

カフェ・ソサエティ

映画界を夢見る青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)。彼は業界の有力者である叔父フィル(スティーヴ・カレル)を頼ってハリウッドへやって来る。憧れの世界で働き始めるボビーであったが、叔父の秘書を務めるヴォニー(クリステン・スチュワート)に心を奪われてしまう……。

1930年代の黄金期のハリウッドを舞台に、巨匠ウディ・アレン監督が男女の恋の揺れ動きを描くロマンティック・コメディ。主演はアレン監督とは『ローマでアモーレ』(2012)以来2度目のタッグとなる人気実力派俳優ジェシー・アイゼンバーグ。相手役には「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートとひと際ゴージャス。

カフェ・ソサエティ

スケート・キッチン』(2016)

スケート・キッチン

17歳のカミーユ(レイチェル・ビンベルク)はシャイな性格だが、スケートボードを乗り回す日々を送っていた。しかしある日けがをしたことから母親にスケートボードをやめるように言われてしまうが、スケートチームとの出会いによってカミーユはさらにのめり込んでいくのだった……。

ファッションブランド「Miu Miu」によるプロジェクトによって製作された短編作品を長編映画化した本作。監督は新鋭クリスタル・モーゼルが担当し、ニューヨークのストリートを自由自在に滑走する少女たちの姿が瑞々しく描かれる。

スケート・キッチン

ベイビー・ドライバー』(2017)

ベイビー・ドライバー

iPodから流れるお気に入りの音楽によって驚異的なドライビングテクニックを発揮するベイビー(アンセル・エルゴート)。彼は犯罪組織の逃がし屋として雇われていたのだが、銀行強盗を終えたある日、ウエイトレスのデボラ(リリー・ジェームズ)と出会い……。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)のエドガー・ライトが天才ドライバーの活躍を描くクライム・アクション。主演は人気SF映画「ダイバージェント」シリーズのアンセル・エルゴート。他にリリー・ジェームズ、ケヴィン・スペイシー、ジェイミー・フォックスなど豪華俳優陣が脇を固める。

シンプル・フェイバー』(2018)

シンプル・フェイバー

ニューヨーク郊外に暮らすシングルマザーのステファニー(アナ・ケンドリック)は、息子を同じ学校に通わせているエミリー(ブレイク・ライヴリー)と親しくなる。対照的な暮らしと生活ながら意気投合するふたりであったが、ある日、エミリーが失踪してしまうのだった。

ミステリー小説を原作に『ゴーストバスターズ』(2016)のポール・フェイグが映画化したサスペンス作品。嫉妬に苛まれていくシングルマザー役を『マイレージ、マイライフ』(2009)のアナ・ケンドリックが好演。また突如失踪するミステリアスな女性を『アデライン、100年目の恋』(2015)のブレイク・ライヴリーが演じ切った。

シンプル・フェイバー

【文・チャーリー】

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※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。

※2021年2月16日時点の情報です。

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